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宮崎 駿の作品 [映画]

宮崎駿の作品
やっぱり、何度見てもいいな〜、と思う。

「千と千尋の神隠し」はさすが海外でいろいろな賞をとっただけのことはある。
ストーリィ、キャラクターが、説得力ある。
フランスで評判になったこの作品、アメリカではそうでもなかったという。
プロテスタント的シンプルさを体質的に持つアメリカ人にとっては、
「千と千尋」の世界はきっと不気味なのだと思う。特に、親が豚になるところ。
「理解できない」とアメリカ人の友達が言っていた。
(彼女の家庭は厳格なプロテスタント)
日本人である私は、千尋の親に凡庸な中流意識の典型的市民を感じます。
(ああいう人、なんかやだなあ、という感じ)
それにアメリカはディズニーワールドだからちょっと趣向がちがうでしょうね。
フランスでは日本のアニメがとても人気があります。
フランス語の吹き替えがとてもいので私はいつもフランス語で日本字幕で見てい
ます。(こうすると、さらにインターナショナルな感じのアニメになります。)

「ハウルの動く城」もいい。 
原作がイギリス人のせいかちょっと今までの作品とは異なる雰囲気がある。 
ソフィが年を取り、何かにがんばっているとどんどん若々しくなり、
絶望するとまたぐっと年を取るところがとてもいい。

久石譲の音楽はいつも宮崎作品の映像をとても引き立てていますね。
久石譲は私と同じ高校の出身なのです。 
(自慢にならないけど小さな田舎の事だからすごい事に思えてしまう。)

NHKで見た宮崎駿はやはりすごい人だと思いました。
来年発表の作品、楽しみです。

* 写真はパリの街角。 「風の谷のナウシカ」のポスターとパリジェンヌ。
     しっくりしてるでしょう?         


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herosia

近作では自分で考え、行動しないものは罰せられ、そののち学び、目覚めることによって呪いが解けるという主人公やサポートする脇役の存在がパターン化しているのだけれど、やはり面白い。良くできている。今、日本の良心を具現しているのは宮崎駿とアーサービナードと日本国憲法くらいだ。そのうち純国産は彼、宮崎駿だけだもんね。
by herosia (2007-04-03 22:17) 

ゆき

本日4月4日、たった今書いた記事は、アメリカの良心についてでした。 すごい偶然の一致です。 同志よ!
次のコメントもよろしく。
by ゆき (2007-04-03 23:49) 

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