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FEEL AFRICA 3 [文化]


今回のイヴェントではアフリカ大自然へのあこがれだけでなく、アフリカ、特にマサイの人達の伝統的な暮らしに興味をひかれました。

マサイの暮らしは牧畜で主食は牛乳。牛はとても大切にされます。
家は牛糞と土で作り、これが暑さ寒さを防いでくれる大変に快適な住まい。ひびわれが屋根にできるとそこを新しい牛糞で塗り込むのです。大雨がきそうなときは夜中でも屋根に登ってこの作業をする。これは女性の仕事です。歯磨きの葉っぱ、トイレットペーパー用のとても柔らかな葉っぱ、さまざまな薬草、木や草から何でもできるものです。まさに自然と一体になった生活ですね。
現在は、もともと住んでいた土地を奪われてきた上に干ばつが続き、牧畜での生活は大変むずかしくなってきているそうです。
それでもマサイでは伝統がとても大切にされています。西洋文明(たとえば、ケイタイなど便利なもの)を取り入れる柔軟性も持っていますが、伝統への敬意を忘れないのです。

永松さんは自分の夫ジャクソンさんのことを、「私が心から尊敬している人。普通の学校に行っていないので、英語も話せないし、字も書けないけど、あんなに頭のいい人はいないと思っています。」と語っていました。三上さんが、いろいろな質問に答えるジャクソンさんの様子について、すべて淡々と即答だった、と感心していました。
幸せなときとは?ーいつでも幸せです。 不安は?ーそういうものはない。あるとすれば雨の心配だ。 今度生まれ変わるとしたら何がいいか?ー人は死ねば生まれ変わることはない。
たまたまあるテレビ番組で、マサイ族の人と日本のタレントと話をさせるというのがありました。見ていて思ったのは、日本人は何と愚かに見えるのだろう、マサイの人はなぜあんなに上品で知的なんだろう、という事でした。だから、永松さんや三上さんがマサイの人を褒めるのもうなずけました。

文明の進歩で国を言い表す、先進国、後進国という言葉がありますが、果たしてマサイの村は後進国と言えるのだろうか。日本は先進国なのだろうか。技術の進歩だけで見ればそうなのでしょうが、人間性をみれば私たちの方が後退して、物事をきちんととらえられなくなっているような気がします。
迷信について考えても今の日本人の方がずっと迷信的です。生まれ変わりを簡単に信じたり、お金に血迷ったり、自然と折り合って暮らすやり方をすっかり忘れてしまっています。

会が終わって、また人混みの中を歩きながらため息をつく私に、友人が「アフリカに行ったら、ワハワハ笑っちゃうよ。」と・・。
狭いコンクリートの箱から解放され広々とした空間に飛び出したとき、夜空に数え切れないほどの星を見たとき、人は感動のあまり笑います。
魂が笑うのですね。アフリカへの想いがつのった一日でした。


永松真紀さん   早川千晶さん   三上満さん


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コメント 3

yoshi

はじめまして、こんにちは。
永松さんと三上さんの名前で検索したらこちらにきました。
ツアーにも(お金がない)、講演会にも(日本にいない)行けなかったので、どんな内容か知りたかったのです。

mixiの日記と「ねがい」(ご存じだとは思いますが、広島の中学生が作った平和を願う歌です)を広めるコミュニティーで、いまケニアの状況を伝えるトピックをつくっているので、そちらでこちらの記事のリンクを紹介してもよろしいでしょうか?

よろしくお願いします。
by yoshi (2008-01-11 20:50) 

sachat06

yoshiさん、ご訪問ありがとうございます。
このイヴェントでは、永松さん、早川さんのアフリカへの深い思いと、三上さんの教育観をまじえたアフリカ・ツアーの話を間近で聞け、とても楽しい会でした。記事は一部分しか書いていませんが、どうぞお使いください。
by sachat06 (2008-01-11 21:22) 

yoshi

ありがとうございます!
では、早速紹介させていただきます。
またお邪魔させていただきますね。
by yoshi (2008-01-12 20:49) 

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