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FEEL AFRICA 2 [文化]

アフリカ紹介のスライドにはおなじみ象やライオンやシマウマの写真がたくさんありました。「ライオンはもう見飽きちゃったよ。」三上満さんの言葉です。ライオンはどこにでもいて人間に対してはあまり警戒心を持っていないそうで、シマウマをライオンの群れが食べている写真を指して「この時はバリバリ、食べる音が聞こえたんだよ。」と友人が言って私を驚かせました。食べる音が聞こえる近さとはすごい・・。

楽しい写真ばかりではありません。スラムや孤児たちの写真も見ました。永松真紀さん著の「私の夫はマサイ戦士」にもケニアの貧困、貧困によってゆがめられた人間社会についての記述があります。サファリツアーガイドとして働いていると、観光客が「本当にケニヤはいい所ね。こんな所にすみたいわぁ。」とおっしゃる方が多く、長いことナイロビに住みケニアの裏の顔も知っている永松さんは、こんなガイドの仕事に何の意味があるか、と泣いたこともあるそうです。
少しでもケニアの真の姿を知ってほしいと、早川千晶さん達とスタディ・ツアーを始めたそうです。
スラムに住む人々の支援やストリートチルドレンのために学校運営やしているのが早川千晶さんです。でもここの子供達の表情は苦境にもかかわらず、本当に明るく瞳が輝いていました。

頂上にわずかに見える雪

温暖化のため、あの有名なキリマンジェロの雪は年々減り、真っ白に輝いていた山が今ではてっぺんにやっと白いものが見えるだけ・・。これほどのスピードで自然が変わっていくのを目の当たりにするのは驚きです。10万年周期で5度〜8度の温度変化と言われますが、それが100年単位の話になりそうとは怖い。
最近は干ばつが多く、昨年も干ばつのために人も牛もたくさん死にました。
マサイの人達は昔から牧畜で暮らしていますが、干ばつのためサバンナが砂漠化し、牧畜だけで生計をたてるのが最近ではむずかしくなっているそうです。
異常気候のせいか、友人が行った今年の10月は乾期だというのに連日大雨が降ったそうです。干ばつと違って雨は恵みですが、これまでのサークルが壊れるのはやはりどこかに問題が起きるかも知れません。
友人達一行は雨で増水した川を流されるヌーの大群を見たそうです。ヌーは集団で川渡りをし、川渡りに失敗したヌーが何頭も出るのは普通だと言います。死んだヌーの肉はハゲタカなどがきれいにします。ところがその時は数頭の失敗ではなく、集団まるごと川渡りに失敗したと思われ、川は流されてくるヌーの死骸で真っ黒だったそうです。
レンジャーの人達もこんな光景は見たことがない、と呆然としていたそうです。すごい臭気が2週間も続いたとか。

川を流れてくるヌー


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大西健一

先日のfeeling africaへのご参加ありがとうございました。(株)たびせん・つなぐの大西と申します。イベント共催者の地球の風の一人が、タマラさんのブログを見つけとてもうれしかったとの報告をくれました。2回にわたる記事を読ませていただき、ケニアのすばらしさと同時に抱えている問題、それに向かい合おうとしている真紀さんや千晶さん、そしてケニアの人々。そんな姿の一端を伝えていただいていることにうれしくなりました。ありがとうございました。
by 大西健一 (2007-12-01 08:34) 

sachat06

大西さん、わざわざコメントありがとうございます。
とても楽しい会でした。参加させて頂き良かったです。
真紀さんや千晶さんのお話、三上満さんの教育の本質に関するお話、感動しました。
今後、ツアーでもお世話になると思いますのでよろしくお願いします。できましたら「地球の風」のアドレスを教えてください。(なくしてしまったようです。)
by sachat06 (2007-12-01 12:25) 

yukie

「地球の風」のyukeと申します。
先日はイベントへお越しいただきありがとうございました!

「地球の風」HPのアドレスはhttp://chikazenet.blog.shinobi.jp/となります。よろしくお願いいたします!!
by yukie (2007-12-20 09:27) 

sachat06

yukieさん、ありがとうございます。
素敵なHPですね。これからもよろしくお願いします。

ケニヤでは洪水で50万人も家を失ったと聞きました。日本ではあまり詳しい報道がありません。心配です。
by sachat06 (2007-12-20 17:01) 

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