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冬の気配 [diary]


信濃はおだやかな気候でした。11月末に雪がたくさん降ったので今年の冬はどうなるのかと思っていたけど、昨日まで山の上に残っていた雪も今日は消えてしまいました。
暖かくて何より。おととしの80年ぶりの雪は例外で、私が子どもの頃とは比べられない位、市街地の雪は減っている。何せ、学校に登校するのを途中で断念するほどの雪が年に何回か降っていた。長靴でも10メートルしか進めなかった。こういうときは学校も特別に休みになるのでとても嬉しかった。高校なんか電車通学だったから、たいした雪でなくても休校になったりしてすご〜く嬉しかった。問題は駅まで凍えながら歩いてみないと電車が不通かどうかわからなかったこと・・。
雪が凍って道はつるつるになって、こけつまろびつしながら学校に通ったものです。特に高校へ行く坂道はひどかった。用心して歩いても絶対にころんでしまうから、毎日その痛さが恐怖になったくらい。誰かの後を見ながら歩き、前の人がころぶと、そこは危ないとわかった。凍った道でころぶのはほんとうにつらい。
小学生の頃は道路の雪の上で竹スキー(竹を半分に割って先を曲げただけのもの)で遊べた。そのうち「登下校のときは竹スキー禁止」という規則が学校で決まった。「体育館の周りに近づかないこと」という決まりもあった。
体育館の屋根に、1mもあるような長いつららができるためでした。だから子どもにとっては冬はかなり特別なものでしたね。校則まで変わるのだから。
同じ地域でも、今の子どもはそういう経験がない、とは不思議なものです。どんどん暖冬になってきている。昔は家の前でかまくら作ったり、雪ですべり台が作れたのだから。

関係ないけど関東に来て驚いたこと。誰も長靴をはかない・・。雨だというのに。そりゃ、降っていた雨が上がってしまった時は、長靴で帰るのはかなりうっとうしいものですが、雨のときは長靴でしょ。どうしてはかないのだろう?


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