イタリアへの旅（5）〜世界遺産サン・ジミニャーノ〜

ホテルのベランダから
シエナの郊外にサン・ジミニャーノという美しい街があると聞いて行ってみた。
サン・ジミニャーノはトスカーナ地方の田園風景の中にある、中世に栄えたという古い小さな街。
塔が多く「塔の町」とも呼ばれている。13世紀には小さな町に72も塔があったという。（現在は14）ちょうど雨が降っていたが、ホテルから眺める田園風景はわざわざ足を伸ばして良かったと思う素晴らしだった。
塔の街
雨の中の街の広場




どうやってこの美しい田園にこんなにきれいな古い街が保たれるのだろう、とため息が出る。こういう場所がヨーロッパには多い。きたないものがまったく見えない場所・・。この田園風景と石造りの建物に、これまたピッタリ合う猫の姿。絵はがきのような美しさだ。


ホテルの回りをちょっと散歩するとこんな幻想的な風景が目の前に・・
どうしてこんな風景が生活の場として何気なくあるのか不思議になる。こういう場所に住む人の気持ちは、電線と看板とコンクリートに囲まれている私にはちょっと想像しがたい。

コメント 2

こんばんは。
やはりヨーロッパの田舎町には綺麗なところが多いですね。おまけに小さな町に小さなコンサートホールがあって、日曜日には大工やパン屋さんたちのアマチュアコンサートが開かれていました。大昔、訪れたことのあるヨーロッパでした・
by シゲ (2008-08-13 20:16) 

シゲさん、こんばんは。しばらくパソコンから遠ざかっていたのでお返事が遅れました。
ヨーロッパは自分の住む街（国）をとても大切にしていることを感じますね。日本の木造家屋は保存するのはむずかしいですが、「街づくり」という視点があまりになさすぎるように思えます。もともと日本の自然、田畑はものすごくきれいなのに。
by sachat06 (2008-08-15 22:06)