SSブログ

元気になったプリン [乗馬]

ライブラリ - 8504.jpg
歩けなかったプリンはクラブの会員さんが時々散歩してくれたおかげで、かなり元気になりました。

いつものように坂道に連れて行ったらかなりのスピードで駆け下りる。大型犬に引き綱を引っ張られているみたいに先に行ってしまう。上りもパッカパッカと身体を気持ちよさそうに伸ばして駆け上がります。綱にぶら下がって、これは楽ちんと思いながら、2回目に挑戦。
前は2度目は下るのをしぶりました。もう一度上るのはしんどいとおもったのでしょう。ところが2度目も勢いよく走り降りてしまいました。そして上り。
一回目よりさらに勢いがついて、先に走り始めた私の後ろから鼻先でぐ〜んと背中を押して横を走り抜けた。完全に私と遊んでいるつもり・・?
3度目に挑戦。降りる途中、パタと立ち止まり。怪しげなそぶり。
「あ、砂浴びするな。」と思ったら案の定ごろりん。まあ下は落ち葉やカラマツで汚れることもないからいいや、と思って右、左と砂浴びをさせました。

その後立ち上がったプリン。急に前脚を高々と上げ、次にぱーんと後ろ脚を蹴り上げ、「おお、元気になったなあ」と許したのがまずかった。
飛び跳ねるのをやめる気配がない。私は坂道の際にあるロープの杭にへばりついて引き綱を最大限伸ばし、「ホーホー」と声をかけながらプリンが静まるのを待ちました。
プリンは器用に身体をひねりながら半円を描いて飛び回る。

さすがに、これは私がケガするかプリンがケガするかどちらかだと、こわくなり、大声で厩舎で仕事をしていたMさんの名前を呼んだけれど聞こえるはずもない。
嬉しそうにいななきながら飛び跳ねるプリン。ポニーと言えども馬の力はすごいです。病気で弱っていると思っていたのにとんでもなかった。
(引き綱を強く持っていたため2,3日は手指の筋肉痛になりました。)

5分ぐらい飛ぶ跳ねて満足したプリン、顔が笑っていました。やっと馬房に連れていきKさんにプリンが飛び跳ねたことを話すと「生き返ったか。」と一言。

馬は何でもないことで突然死んでしまう弱さがありますが、自分で病気を治癒する生命力も持っていることをあらためて感じました。
こんなに元気では、もうプリンの散歩はできそうもないな、とちょっと残念です。まあ、人が運動させなくても、自分で飛び回ってくれればそれが一番ですが。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。