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風邪ひきの正月 [diary]

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長野の山中も年末から本格的に雪が降り、毎朝ベランダの手すりに数センチ〜10センチ雪が積もっています。毎日雪かきをしていますがそのままにしてある場所はすでに50センチ位になっています。

正月早々、年末にひいた風邪をぶり返してしまい、さらに運の悪いことに、車のバッテリーが上がってしまい、灯油も底をつきそう、と、最悪の事態になりました。
幸い、一週間分くらい蓄えがありました。
それから、年末につくったあずきが鍋いっぱい、甘酒もたっぷり、ポテトサラダも3日分くらい作ってあったし、何よりも、正月というのはお雑煮を食べていればいいので気楽なものです。
残念なことにふらふらしながら作ったお雑煮は、風邪をひいていては何の風味もなく、やはり風邪にはお粥だな〜と思った次第。
あずきと甘酒は熱があってもほんの少しならまあまあ美味しく食べられました。

それにしてもあずきは大鍋にいっぱいも作ってしまった・・。
なんせこの年になるまで小豆をたいたことがなかったので、親戚からもらった小豆の袋を全部一度に煮てしまいました。

子供の頃は、お汁粉は大嫌い、人が食べているのも気持ち悪いくらいで、小豆というものに縁がなく、アンパン、大福、あんみつ、羊羹・・・これらはもう敵のようなものでした。
不思議なことに20才を過ぎてから少しずつあんこが食べられるようになりました。でもお汁粉を美味しいと思うようになったのはかなり最近です。

最近はネットを見れば料理法が出ているのでとても便利。小豆もなんなく炊けました。
唯一の失敗は小豆の量、私にはどういうわけか料理で出てくる何グラムという部分をいい加減にとばし読みする傾向があり(目分量が好きなのです)、豆があれほど膨れるとは思っていなくて、中くらいの鍋にあふれた豆を見て大急ぎで大鍋に移しました。
そう言えば、実家の台所には大鍋がたくさんあって、なんで大鍋がこんなにたくさんあるんだ、と思ったものですが、昔は大勢で食卓を囲み、料理もわんさか作るためには、大鍋がたくさん必要だったのでしょう。
もう一つ大変だったのはアク取り、アクはひっきりなしに浮かんで来るので、風邪気味だというのに台所の鍋から30分も離れられませんでした。その後は砂糖を分けて入れるため、入れては10分待ち、入れては10分待ち、を何度も繰り返し、結局2時間近く小豆鍋の側を離れられませんでした。
まあ、その甲斐あって美味しい小豆が炊きあがりましたが・・。

風邪を引いていても入り口付近とベランダの雪は毎日少しは片付けないと大変なことになるので、昼間のあたたかい時に少しだけ雪かきをしました。

この雪かきというのはものすごく汗をかきます。5分間で汗びっしょりになり、つまり相当エネルギーを消耗している、ということで、風邪には良くありません。
家の外に出るときに寒くないように重ね着をするのがあだになり、ほんのちょっと雪かきして家に入ると、汗と雪で着ている物がずぶ濡れです。
そのまま脱いだ物をストーヴの側に干さなければならず、コート、上着、マフラー、手袋、帽子、果てはブーツまで・・そういう物が雑然として家の中はぐちゃぐちゃです。

乾燥室があるといいなと思いますが、そうなればまた燃料を使うことになり、エネルギーを無駄遣いしぎることになる。
家がグチャグチャでも良しとしなければ・・。(TVや映画に出てくる家はいつも整然として不思議だけど、部屋数が違うんだな、きっと・・)

それにしても風邪ひきの3日間は、運動はおろか、本も読めず、好きな音楽も聴く気になれず・・・すごく時間をロスした感じでした。

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