名馬スノーフレークを偲んで [乗馬]
今日、1月27日はスノーフレークの命日です。
水仙の一種にスノーフレークという花があり、近所の花屋さんで買いました。
この花の原産地はスペインや地中海沿岸で、アルゼンチン生まれの名馬スノーフレークと、何か共通するものがあります。
スノーフレークに最後に乗せてもらったのは2013年1月6日。
このときはとても良い速歩をしてくれ、見ていた人からも「今日は人も馬もいい感じ」と言ってもらえました。
でもその2,3日前から、少し心臓が弱くなって疲れやすくなっているな、と感じていて、あまり乗らないようにしないとな、と思っていました。
また、雪の中、山まで来るのは大変なのでスノーに会いに来ることもあきらめて20日間も過ぎてしまい、それきりスノーに会うことはかないませんでした。
スノーのいない一年間は本当に本当に、長い一年でした。
乗馬はやめずに細々と続けてきましたが、これからも欠落感をかかえたまま、どうしようかなと思いながら、日々が過ぎて行くのでしょう。
初めてスノーに乗った
乗馬を始めた頃、外の馬場で初めてスノーフレークに乗せてもらいました。
私の手も脚もメチャクチャに動くため(今でもそうですが)、スノーはくねくねと曲がり、真っ直ぐに進むこともできなかったことを覚えています。
また、頭絡を付けようとしたとき、スノーが自分から口を開けてあごを下げたことにも驚きました。
馬房から出すときはいつも追い越して歩きそうなほど元気よく、
跨ったとたんにカッカッと元気に前進するので、どきどきでした。
それまでに私が乗った馬は(というよりスノー以外の馬は)、だらだら、というか、しぶしぶというか、そんな風に歩き始めるのが常で、スノーのように元気いっぱい、やる気まんまん、という感じの馬は初めてでした。
「スノーフレークのような馬は日本中探したっていないよ。」というのがK指導員の口癖でしたが、本当にそう思います。
元気いっぱいに前進するけれど、子供や初めての人を静かに乗せてくれるというのは、馬としてはものすごく稀だと思います。
スノー不在の長い一年がまた始まりましたが・・。
在りし日のスノーフレークとリバティ
2014-01-27 17:59
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コメント(2)
私も、スノーが亡くなったとき、そのばにいました。初めて馬が死ぬのを見て悲しくなりました…
by あさひこ (2014-01-28 10:44)
スノーはいろんな人に見守られて亡くなったのですね。
それだけでも良かったと思います。
一年たっても淋しさは消えません。リバティとスノーのことは多分これからもずっと・・。
by sachat06 (2014-01-28 10:57)