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4月の風景 〜 今年の桜見のこと 〜 [diary]

桜の季節もそろそろ終わりですが、飯綱のヤマザクラはこれから。
5月11日から17日の間に満開になることが多いですが、昨年は5月5日が満開でした。
これだけ時期にずれ幅があるとなかなかうまく行く時期を合わせられません。
しかも、ヤマザクラはソメイヨシノやしだれ桜と違い、花が満開(まだ葉が出ていないうち)の期間はたった2,3日のため、めったに満開の桜は見られません。

さて、今年の4月始めの信州は、ちょうどあんずの開花でした。
(4月3日、あんずの里)
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長野市周辺の桜はまだ開花し始めたばかりだったけれど、関東の桜は満開、というすれ違いになりましたが、種類や木がある場所によってまだ咲いている桜もあり、新幹線から乗り継いだJR京浜東北線の夕方の車窓から、思いがけなく満開の桜を見ました。

思いがけなく・・というのも、普段、電車の窓から見る風景はビルやマンションの建物がごちゃごちゃしているだけで、そこに桜があるとは気がつかないでいるのです。そういう灰色の建物を背景に、思い切り気前よく真っ白な花を咲かせてる大きな桜を見て、はっとします。
こんな所にこんな立派な桜の木があったのか、とおどろきます。桜の花でなくただの緑色の葉っぱだと、特に目には止まらないでしょう。
桜の花の華麗さは、やはり人の目を奪うオーラが出ているようです。

桜が咲くと、安っぽい小さな公園でさえ、いつもとは違った可憐さが漂うようです。

さて関東の家の回りは桜は盛りをすぎていましたが、こんな風に薄緑いろの若葉がきれいでした。
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遅咲きの桜がまわりの木々のみどりの中に花のように咲いている風景にもどきっとする美がありました。ある外国の方(誰か忘れましたが)が、「日本の美は切り取られた美だ」ということを言っておられたのを聞いたことがありますが、看板やや電線でごちゃごちゃした建物のすき間に、桜の木や紅葉やきれいな花木があって、それを鑑賞するには、確かに、他の風景から切り取って見ているようです。
写真に撮るときにも、他のものを入れないように苦労します。
切り取った写真だけを見ると、とてもきれいな場所にみえるのですが・・。


次に信州に行ったのは4月中旬で、桜情報では長野市内や臥竜山などは先週終わってしまったとのこと。
でも長野市より車でほんの30分ほども北の方に行くと、まだちょうど見頃の桜の名所がたくさんありました。(まったく開花していない所も)
4月15日、ループ橋の道路沿いの桜
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4月16日、中野市の谷厳寺

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素桜神社の『神代桜』

ずっと見たいと思っていて、3年越しにやっっと満開の『神代桜』に会えました。
一度はびっしりのつぼみ、2度目は若葉の生い茂った姿でした。
『神代桜』は芋井地区の集落の中にぽつんと一本立っている桜で、天然記念物。
樹齢1200年とあります。そんな古木になぜあんなにつぼみがびっしりつくのか全く不思議で、ぜひ見たいと思っていました。
神代桜は大変大きいのでカメラの収めるのはちょっと無理でした。

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連休中もヤマザクラなどいろいろ見るべきものがありそうです。


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ayu15

素敵な風景ですね。見せてくださりありがとうございます。
by ayu15 (2016-07-13 10:06) 

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