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馬のこと [乗馬]

乗馬は始めてもう10年近くになるけど、サッパリ上達はしなかった。
老若男女が楽しめるスポーツと言われているが、上手になろうとしたらやはり個人差が大きい。
上達するためには、バランス感覚、スピード感覚、視力、反射神経、筋力が絶対に必要で、すべてに平均以下の私はもっとも乗馬には不向きな一人だったと思う。

でも、無類の動物好きが災いして、こんなに長く乗馬を続けてしまった。。
最初の頃に乗せてもらった馬たちはみなもう天国で、唯一の古い友達がカントリーボーイだ。
でもカントリーボーイは年を取りすぎて(もう30歳)、負担をかけないようにあまり乗せてもらえなくなり。たまに手入れするだけになってしまった。

練習馬としてはスーパーがつくカントリーボーイ

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最近よく乗るようになったシャンピニオン

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この子は身体が小さいのでポニー。大きなカント−ボーイとは何もかもずいぶん違う。
11、12歳で体力もあり、よく動いてくれるけど、小さい分足の運びが速い。
駈歩は回転数が速いからゆったり乗っていられない。
カントリーボーイのように馬の背で癒されるという感じではない。
可愛いんだけれど・・
小さいけど放牧仲間の5頭の中では一番強い。馬の世界は大きさだけじゃないのかな〜?


ブラットン
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(天気が良かったので丸洗いしました!)

カントリーボーイよりは小さく、シャンピニオンよりは大きい。
出足がやや重く前半の15分ほどは苦労する。
15分経つと、馬のほうがこちらの癖をのみ込んでしまうのか、私に合わせて良く動いてくれる。
駈歩はふんわり。とても乗り心地がいい。
ブラットンもシャンピニオンも和種がなので頭が良く、隙を見せるとサボろうとする。
10年の経験で私ができるようになったのは、あまりサボらせないようにすることだけ。
あとは、いくら言われても「馬(私のこと)の耳に念仏」・・というか、
言われてもその通りにうまくできないのです!


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(カントリーボーイ、ブラットン、ポルカ)

馬は本当に可愛い。
忍耐強く、親切で、こんなに素敵な友達はいないと思う。

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カントリーボーイに今年も感謝! [乗馬]

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カントリーボーイの歳ははっきりわからない。
昨年、獣医さんから歯の状態から推定すると28歳くらい、と言われ、この間は30歳かな、と言われてしまった。。30歳前後だとは思うけれど、とてもそんな風には見えない。
生まれた年が不詳、というのは、若駒のときあまり関心を持たれていなかったのだろう。
処分寸前でクラブに連れて来られたと聞いた。

今は、練習馬として『スーパー』が付くカントリーボーイ。「スーパーボーイ」だ。
8年前くらいから時々乗せてもらっていたけれど、最近2,3年はほとんどカントリーボーイに乗るようになった。
暴走しない、小さくぴょんと跳ねることが年に1,2回あるだけ・・つまり万年初心者の私にピッタリ・・。

カントリーボーイの出足はすごく重くて、今年はずっと「30分の壁」があった。
騎乗してのろのろ常歩をして、手綱を持ってもう少し元気よく歩かせようとし、そろそろ速歩を、と思っても合図に反応せず、反応しても数歩で止まってしまう。それが馬場を2〜3周するまで続く。
駈歩にしてみる。やはりだめ。
こんな状態が30分続いて、その後どんどん元気になり、35分を過ぎたあたりからまあまあのスピードで走り出す。30分前と同じ馬?と思うくらい。
手綱をひっぱり、拳を上下させ上体もぐらぐらだから走らないと言われ、自分でもそう思うのだけれど、同じ乗り方をしているのに30分過ぎて走り出すのはどういうわけ??
まるで「しょうがない、そろそろ走ってやるか」とボーイが思っているような気がする。

「どうしてだと思う?」とSさんに聞いたら、しばらく考えて「カントリーボーイの中でこの人とはこういう風に運動するんだ、というパターン化ができているのかもしれない」と。
なるほど、パターンね、と思った。
でもこのパターンはなんとかしないと・・と思いながらも「30分の壁」は厚く、いろいろやってみてもうまくいかない。

9月頃から30分の壁が少しずつ短くなって、10月からは20分になって、11月、12月は15分で元気に走るようになった。
そうは言っても動き出しが他の馬よりノロノロしているのは変わらずで、
他の馬と一緒に運動するのは疲れる。
スピードがないから他の馬のじゃまになってしまう。

その上、カントリーボーイはボス気質の馬なので、他の馬に近寄られるのをすごく嫌う。
よけたいのにわざと止まったり、後ろから近づく馬がいればわざと遅くなる。
「なんとかしなきゃ!」と私があせって何か馬の上でバタバタすればするほど、カントリーボーイもぷりぷりしてくる。
そして、他の馬がいなくなったとたん、機嫌が直って馬の身体が自由になってスイッと動き出す。
騎乗者のせい、だと言われるけれど。。

私は歩道を歩いていても、それが狭い歩道だと、向こうから人が歩いてくるのが見えたら10m手前ですっと車道に出てしまう質なのだから・・。
ぎりぎりでよけるのはイヤなのだ。特に犬を連れた人が最近多くて、犬を連れて車道に出るのは危ないし気の毒なので、自分の方でさっさと「歩道歩いてきて大丈夫ですよ」と意思表示をしてしまう。

馬に乗っているときは馬を動かせないとさっさとよけることはできないので・・。

とにかく今年良かったことは「30分の壁」を短くすることが少しできるようになったこと。
今日は15分の間に駈歩までできてしまった。
運動の終わりに角砂糖をやったら2回で覚えてしまい、たくさん走った後には「これでいいんでしょ?」「うまく走ったでしょ?」という風に、首をぐい〜んと後ろに向けて角砂糖の催促をする。

最後までうまくいかなかったとき、カントリーボーイもがっかりな様子でおねだりもせず、洗い場に引き上げるときも私の横を沈んだ感じで歩き、洗い場でもじゃれてこない。
本当に感情豊かな生き物だと思う。

2週間ぶりに雪の中の厩舎にひっそりと佇む馬たちを見たときは「人間より立派な生き物だなあ〜」としみじみ思ったのでした。



「馬は この世で最も心優しく 不屈の精神を持つ 崇高な生き物である」
           ジョン・パリサー著『孤独な狩人』より




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《第17回》全日本エンデユランス馬術大会2016 〜 長野/飯綱・戸隠 [乗馬]

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(戸隠高原を走る馬)

2016年9月3日、長野市の飯綱高原および戸隠高原特設コースにて、第17回全日本エンデュランス馬術大会が開かれました。長野での大会は3年ぶりです。
天気は晴れ、日中の陽差しが強く気温も上がり、かなりきびしいコンディションの中での競技となりました。
日本の乗馬環境を考えると、エンデユランスは練習するにはなかなかむずかしい競技ですが、外の野山を走る人馬は、ダイナミックでとても見ごたえがあります。
ある本で、ヨーロッパなどでは、馬場内でのフラットワークや障害の調教をした後、最後に野外での調教を終えてはじめて「調教済み」となる、と読んだことがあります。
自由に馬をコントロールするのは相当な技術が必要でしょう・・!


8月31日(水曜日)

拠点となる飯綱乗馬クラブに早くも入厩が始まりました。
この日はばだ余裕があったので、選手やスタッフの方々のお話も聞けてラッキーでした。
写真も撮らせて頂きました。

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北海道から参加した方に聞くと、まず北海道を移動するのに4時間(7時間半かかったというクラブも!)、フェリーで20時間弱、新潟から長野まで3時間ほど、と言うのでびっくりしました。何やかやと一日半もかかることになるようです・・。もうこれだけでエンデュランスですね!(人間だけならリオまで行ってしまえる時間です!)



9月2日(金曜日)、馬体検査が行われました。

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どの馬もとてもきれいです!

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(検査を終えて運動に出る人馬)
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9月4日(土曜日)大会当日

全日本選手権120kmは4時にスタート。

(4時半、次のスタートを待っている選手たち。まだ真っ暗です・・)
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午前5時30分、戸隠スキー場に120km出場の人馬が姿を見せました。
先頭のライトが遠くに見えてきました。
徐々に明るさを増す戸隠の草原。

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<全日本選手権(120km)に出場の人馬(敬称略)>

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全日本選手権初優勝の、塚本真由美&フリーダム・ビスコッティ
7人馬のうち唯一完走した人馬でした。


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谷津江里&桜プリンセス         甘利恵亮&天竜


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高鳥綾子&ユキツバキ          村井幸子&黒

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三木敬裕&スィング・メゾン・ブランシュ   谷邦彦&勝太郎 



全日本選手権に出場するというだけでも、人馬ともこれまでの大きな努力の積み重ねの結果ですね。3年前の出場人馬が今年もみな元気に参加していることに感激しました!



(給水ポイントで)

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さあ、先はまだ長い!再び出発!

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どんどん上に遠ざかって行きます。

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戸隠スキー場のお花畑のコースは、遠くから見ると大変美しいです。人と馬が織りなす物語の世界、といった風情。
むらさき色を帯びた濃いピンクのヤナギランが真っ盛りでした。



5時スタートの80kmエンデユランスの選手達がやって来ました!


<80kmエンデュランス競技入賞の人馬>

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80km第1位の山本夏輝&ヴァイスM(11番)、
第2位の小野敬司&シンジュ(12番)


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第3位の中馬昇平&フリーダム・スカイ(20番)


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(完走) 奥薗康雄&流 (16番)



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5時30分スタートの60kmエンデュランス選手たちが来ました!

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<60kmエンデュランス入賞の人馬>

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第1位 高鳥勉&サツキ(36番)

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第2位 宮澤建治&ドクター(42番)

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第3位 平尾委津子&プラムワン(38番)

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(完走) 相沢万里佳&フェートン(33番)



再び戸隠スキー場のビューポイントへ


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馬道がじぐざぐに上に伸びているので望遠で撮ると交差しているように見えて面白いです。


スナップ写真です。この大会の記念に。。

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塚本選手のラストランです!

ゴールまであと少し。カットオフタイムまであとわずか。
大きな声で馬を励ましながら、元気に駆け抜けて行きました。

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ゴール目前、大座法師池のわきです。午後6時を回りました。
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塚本選手そしてフリーダム・ビスコッティ、本当に本当にお疲れ様でした!!!
無事に完走できて本当に良かったです!


馬術の古典、ミューゼラーの『乗馬教本』に書かれている文章を引用すると、

「野外騎乗に優って乗馬教育を進歩せしめるものはない。森や野外は馬背より眺めると改めて別の美観を呈する!
   遠くさかりたる蒼空は我らの天幕
   我等愛馬を乗り行く時こそ!    (Binding) 」




飯綱山と大座法師池、そして戸隠山
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雪の上でかけっこ〜ポニー [乗馬]

乗馬クラブの昼休み、
雪の馬場に放牧してもらったポニーたち。


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ほっこり。
ハナとハッピー


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ポニョとハッピー

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ポニョ、それ以上こっち来るのは無理だよ。




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こちらは牡のポニーたち
外は女の子に占領されてしまったので屋内で放牧です。
走り回った後の一休み、それにしても何でそんなにぴったり寄りそっているかな〜



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外ではまた一列になって走り始めました。




先輩のアイちゃんは余裕でゆったり3番手で走っています。
やはりポニョが一番びりから一生懸命追いかけている。
小さいし、ぷっくり太っているからね。


見ているだけで癒されるひとときでした!



https://outlook.live.com/owa/#path=/mail/inbox/rp
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馬・ある日のこと [乗馬]

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「ガンガン走らせるからのどがかわいたよ・・!ここで飲み物売っているかな?」


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「ごめんください。」


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「ちょ、ちょっと、お客さん困りますよ!そんな大きな身体で入らないでください!」

「ちぇっ、客だぜ。」


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「そ、そっちの右側に自販機がありますからそこで買ってください。」

「あ〜、そこね。あった〜。」


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「どれにしようかな・・ 押すだけでジュース出てくるのかな???」


(出演は、ネヴァキングダム号でした。)


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2015お世話になった馬たち [乗馬]

この間ある乗馬クラブで、とても上手な女の子(大学の馬術部、20才位?)が騎乗しているのを見て、凄いな〜と感心していたら、監督さんが、
「一年前はまだたいしたことなかったけど頑張ったているからね。」「一ヶ月に100鞍は乗っている。」
一月100鞍とは!!(桁が違いすぎる・・)

私はと言えば、どんな事でも続けていけば、ある程度の進歩(程度の差こそあれ)はあるものだと思っていたけれど全然そうではなく、乗馬に関しては、少しずつ進歩する人もいるけれど、中にはまったく進歩しない人間もいるのだ、ということがやっとわかってきました。

いい加減あきらめて止めればいいのだけれど、「止めどき」というのがなかなかわからず、ずるずると続けている次第。ある人が「私、何で乗馬なんかはじめちゃったかな〜」とつぶやくのを聞いて、思わず「私も」と思いました。
動物が好きというのが弱点で、どんな動物にもいったん関わりを持つと離れがたくなる質です。猫でも犬でも鳥でも、魚でさえ・・。

さてずるずる続けている乗馬ですが、今年一番世話になったのはカントリーボーイ。飯綱のスーパー練習馬です。何がスーパーかというと、ちゃんと要求すればちゃんと応えてくれる所。(私ができるということではありません)
私にとっては一番付き合いの長い馬ですが、一体今何歳なのかよくわかりません。20歳はいっていると思うけど身体は丈夫だし毛づやもいい。

IMG_6972.jpgカントリーボーイ
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最初の頃は乗ろうとしても乗せてくれず動いてしまい、手綱と踏み台を持ってしばらくウロウロしたこともあったけれど、さすがに今は静かに待っていてくれます。(というか、ちょこちょこ服を引っ張ったり靴を舐めたりいたずらしてくる)
付き合いが長くしょっちゅう乗っているのに、相変わらず何の進歩もなく、毎回同じような感じで終わるのがボーイと私とのお約束事。
雪のため外馬場が使えず、屋内馬場に、2,3頭、時には4頭一緒のこともありますが、他の馬がいるとカントリーボーイが反抗的になります。騎乗している私がビビリなので、他の馬が気になって、ドキッとしたりウワ〜ッとなったり、そのたびに手綱を引っ張るものだから、カントリーもすっかり嫌気がさしてイライラしてくるのは当然です。

今日は一年の乗り納めでしたが、ラッキーなことに、屋内馬場にカントリーボーイと私だけ。
ゆっくり落ち着いて運動ができました。こういうときは時間も30分で十分。
人も馬も(?)機嫌良く洗い場に戻りました。

カントリーボーイには、本当に感謝。。。

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手入れの後にボーイと遊ぶ




時々埼玉でお世話になっている馬
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この子には気持ちが救われることが多かったです。もう乗馬を止めようと思うとき、この馬に乗って「ああ、やっぱり乗馬って楽しいな」と思わせてくれた馬です。
白い馬というのはスノーフレークを思い出すせいで、最初から<馬が合う>気でいる私。
私がその気でいるので、馬の方も私の気分が伝わるせいか、私に合わせて走ってくれるようです。
アングロアラブ種でスノーよりは小柄。
出だしがかなり重めですが、だんだんエンジンがかかってくれると実に良く走る。
駈歩になると下手くそな私を乗せていくらでも走ってくれるから凄いです。
物見をまずしたことがないベテランの19歳。当然ながら出番が多い。
この馬で外乗に行ったら楽しいだろうな〜と時々空想します。


この子にも最近お世話になっています
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可愛い顔をしていますが20歳くらい。他の馬と一緒だと、気にしてちょっとぐずることもあるけれど、すごい駈歩上手。
あらら、す〜っとお尻が自然に鞍におさまっていく感じ・・。
初心者に合わせた「超ゆっくり駈歩」もできるし、スピードアップして力強い走りもする万能な馬。

馬の揺れ方は一頭一頭かなり違うもので、今のところ旧友の(と勝手に私が思っている)ボーイが一番難しいです。

今年は、かつてお世話になった馬たちに会いに行くこともできました。
90頭くらい馬がいるクラブです。
お馴染みの馬をたちにもう一度会いたいとずっと思っていましたが思うだけで月日は流れ、11月にやっと重い腰を上げて出かけました。
何と幸運なことに、4、5年ぶりに行ったというのに、一番お馴染みだった6頭の馬に会うことができたのにビックリ!久しぶりに知り合いの会員さんにも会えました。
みな元気そうでとても感激しました!

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ということで、来年もまだ乗馬は続きそうです。

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2015年秋季いいときエンデュランス馬術大会 [乗馬]

2015年9月5日(土)、秋季いいときエンデュランス馬術大会が開かれました。
その前の一週間は天気も悪く毎日のように雨が降っていたそうですが、前日の4日の昼から晴れました。
当日は晴れ時々曇りで、9月初旬としては涼しい気温で、エンデュランスにはちょうど良い天気だったと思います。
山道はそれまでの雨でぬかるんでいる箇所も多かったそうですが。


<単騎、60kmを行く!>

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湯の町乗馬クラブ「ステック ジョン号」

大座法師池はうっすらと陽が差し始めて来ました。
一頭で初めての道を行くのは大変なことだと思いますが、しっかりした足どりで前に進んで行きました。


<40kmトレーニングライド>

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<20kmトレーニングライド>

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<20kmトレッキング>

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スタッフのUさん先導。中学生の2人も初の20kmに挑戦。

<馬体検査>
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今回は日程のせいか参加頭数が少なく(2週間後に全日本エンデュランス馬術大会を控えていました)、60km、40km、20km のライドだけでしたが、応援する立場からはゆっくり見て楽しめるた大会でした!
飯綱乗馬クラブのお馴染みの馬、会員さんがたくさん出場したので、馬の名前呼んだりして応援ができました。呼ぶとちゃんと振り向く馬もいて。。

IMG_6368.JPGしっかり振り向く

また試合前の親睦会では、他の乗馬クラブの方や獣医師の先生方ともいろいろお話できて楽しかったです。
「また来年!」と言いつつ・・一年間はすごく長いなと思い、でも過ぎてみるとすごく短かったりするわけで、馬の世界の時間て不思議ですね〜。

では、また来年お会いしましょう! IMG_2477.JPG
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仔馬が産まれた!(2) [乗馬]

4月1日  (生後7日目の仔馬)

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クローネ親子が外馬場に放牧に連れて来られると注目のまと。
「来た!来た!」とみんな大喜び。
プリンスのお出まし、と言ったところですね。
プリンスが跳ね回る瞬間をみなカメラを構えて待っています。

普通は、仔馬というものは母馬の後をついて走り回るものだそうですが、
K指導員いわく、「うちは逆だ」と・・。


やっと動画が撮れました。



お父さんはキャリーズサンという大障害で活躍した馬だそうです。
お母さんのクローネも障害で活躍した名馬。
仔馬の将来が楽しみです。

ところでお父さんのキャリーズサンは芦毛で、この仔馬も芦毛だと聞きました。確かに脚は灰色っぽいのですが、成長すると白くなるのかな・・?


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仔馬が生まれた! [乗馬]

予定日が過ぎているのになかなか仔馬が生まれない。

3月22日
どことなく物思わし気な表情のクローネ。
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首すじに手をあててもジッとしていろのでそろそろかな、という感じはありました。


3月30日
一週間して見に行くと・・・いました、仔馬が!s

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生まれたのは3月25日の朝7時半頃だったそうです。
今日は生後5日目。額に大きな星。

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お母さんのたてがみをハミハミして甘えています。
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馬房の中をぴょんぴょん跳ね回って一休み。
将来は、お母さんのように障害の大選手?
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美人母さんクローネ。安産で何よりでした!
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3月31日(生まれて6日目)

朝の放牧

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飯綱山にはまだ雪がありますが、外の馬場はすっかり乾いて春まっさかり。
これからの仔馬の成長がとても楽しみです!


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今年も終わり〜乗り納め〜 [乗馬]

今年は午年だったのですね。
なぜかすっかり忘れていました。
月日が経つのはあっという間という感じがしますが、「午年」は何年も前のことだったように思えるのは、時間の流れは速かったのか遅かったのか・・よくわかりません。
いろいろなことがたくさんあった一年でした。

午年だったので最後は馬のことを書いておこうと思います。

乗馬に関してはぱっとしない一年でした。
少しずつ馬から遠のきつつあるような・・。
かなり長い間乗馬をやってきましたが、最近、<私が乗馬を始めたことがそもそも大きな間違いだったのではないか>と、思っています。
運動神経、バランス、筋力、体力・・すべて私には欠けているもので、乗馬を始めたのは馬が好きだった、という理由だけ。

好きなら馬の世話だけすれば満足できるのかというと、それではやはり馬との関わりは少し足りないような気がします。

12月30日、カントリーボーイで乗り納めをしました。
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今日は前半が屋内馬場に一人だったので、カントリーはスムーズに速歩になり輪乗りや巻き乗りなど、抵抗なく動いてくれました。
2日前は3頭いて、私が他の馬の動きを気にして弱気になるためカントリーに反抗され、動き出すまでに15分もかかってしまいました。


カントリーボーイとは長〜い付き合いです。あまり乗らなかった時期もあるけれど、付き合いの長さでは一番です。
いつもポーカーフェイスで、ニンジンをねだって前搔きをしたりということをしません。
おやつをもらえそうなときはただこちらに顔を向けるだけ。

鞍をつけるとき、あるいは急に脚を使ったときに、自分の腹の辺りを咬むそぶりをすることだけが、カントリーの唯一の自己表現のような・・。
長年初心者のための練習馬として働いてきているので、ストレスも多いはずですが、いつも淡々と自分の仕事をこなしているのに感心します。

無表情のカントリーでも、乗り終わったときには、私のヘルメットをもぞもぞ口で触ったり、上着をくわえたり・・かわいい奴です。
何度も服をひっぱるので、「何?」とカントリーの顔を見ると、ぱっと素知らぬ顔で遠くを見ているふりをするので、私もお返しにごしごし首筋の辺りを搔いてやったり・・。
こういうときが一番楽しいです。

感心するのは、服をくわえるのはあくまでも皮膚に密着していないある程度の厚さのものだけ。
夏用の身体にぴったりした薄手の服の場合は決してくわえようとしないこと。
ちゃんと痛いかどうかを判断しているようです。
カントリーが一番気に入っているのはガサゴソしているウィンドブレーカー。
これだと安心して咬めるみたいです。

馬のこういう様子をいろいろ観察したり、馬の気持ちを想像したり、
こういう事は馬乗りと呼ばれる人はあまりやらないようです。
実際、私の考えていることなど、ただの世迷い言にすぎないかもしれません。

これまで、乗馬をスポーツだと思ったことがなく(もちろん乗馬競技はすごいスポーツだと思っていましたが)、最近になってやっと「乗馬ってスポーツなんだな〜」と思うようになったというのがなんともはや・・。
アプローチがまったくずれていましたね。


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カントリーボーイと一緒に。(これからももうしばらくはよろしくね。)

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