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2023 フォルクスオーパー交響楽団ニューイヤーコンサート [音楽]

(1月8日 ホクト文化ホールにて)

フォルクスオーパー交響楽団が3年ぶりに来日

久しぶりに聴いたウイーンの響きに大感動。
最初の音からしてまぎれもないウイーンの音色。
なぜあんな風な音が出せるのだろう。柔らかく軽やかで優しく染み入る音、
そっとすみやかに天上に運ばれていくような音。
やっぱり歴史が違うのだろう。

2時間半にも及ぶ演奏に感動し続けるというのは本当に疲れるものだった。
今回、ビルギットラムズルが来日しなかったことだけが残念。

あとでビルギットは日本に来たことがわかった。サントリーホールでのニューイヤーコンサートまでは出演してウィーンに帰ったそうだ。長野で会えると思って心待ちにしていたのに。。
3年前のフォルクスオーパーのスケジュールは過酷で、朝長野に着ぃてリハーサル、コンサートの終了後すぐに別の地に新幹線移動だった。もうこんな無理なことはビルギットはやらないだろう。
来年は東京サントリーで聞くしかない。

長野で聴けることがすごいことだったのにな。

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2022年7月11日(月)エマニュエル・パユ来日公演 [音楽]

2022年7月11日、エマニュエル・パユ来日公演(オペラシティ)3階席
何年ぶりかのパユのコンサート。
相変わらず発売と同時にチケットは完売で意欲なくしたけど、11日の演目は《テレマンと現代曲》で運良くチケットが取れた。ポピュラーな曲ではないので多分一度でも聞いたことがない曲ばかり。

パユの演奏は凄かった。ホールが楽器のように鳴り響き、思う存分パユの音に浸れた。酷暑の東京に出てきた甲斐があった。これで1ヶ月ぐらい保つだろう。帰ってパユのテレマンのCD聴いてみたらコンサートのほうが100倍凄かった。パユは進化し続けている。

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ウィーン・フォルクスオーパ−交響楽団 〜 ニューイヤーコンサート 〜 [音楽]

(1月の覚え書き)

(2019年1月13日(日)長野市ホクト文化ホールにて)

《ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 〜 ニューイヤーコンサート 〜》

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1月1日からウィーン・フォルクスオーパー交響楽団が来日と知り、
もしかして長野は?と思って調べたら1月13日(日)ホクト文化ホールの公演。
こういうときは勘の良さが勝負。
運良くチケットが取れていざコンサートへ向かいました。

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ニューイヤーコンサートなので演目はお馴染みのプログラム。
歌とバレエがあり、とても贅沢なコンサートでした。

そして、何よりもフォルクスオーパーにはフルート奏者のビルギット・ラムズルがいる。
それが今回のコンサートの主目的でもありました。

これまでに2回、日本に来日したビルギットの演奏を聴いています。
1回目は、2003年、ピエール・ブーレーズ率いるグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラの一員として。(マーラー6番) このときも勘で、クラシック界の若き俊英によって構成されたこのオーケストラに、きっとビルギット・ラムズルもいるに違いない、という確信がありました。
それまでマーラー6番は聴いたことがなかったので(もっぱら5番ばかりで)、コンサートの1,2ヶ月前から6番のCDを聴いてしっかり予習をしてコンサートに臨みました。。
そして・・予想通りビルギットはステージ上にいた!
あこがれのピエール・ブーレーズの指揮、
グスタフ・マーラー・ユーゲント オーケストラの迫力あるみずみずしい演奏!
本当に素晴らしかった。
休憩時にステージにかけよると、ビルギットも気づいてくれて再会を喜んでくれました。

2回目はムラマツのフルートフェスティバルのゲスト出演者の一人として。
並み居るゲスト出演者の中でも群を抜いた上手さ。
いつの間にか「巨匠」になってしまったなあ、と感慨深いものがありました。

初めてビルギットに会ったのは2002年、イタリア、シエナのキジアーナ学院で、
もう17年前のことになりますが、
それ以来、細〜い糸で繋がれているようにビルギットの演奏を聴く機会がありました。

そして、この日のウィーンフォルクスオーパ−・オーケストラの演奏。
軽やかで完成されたウィーンの響き。
オーケストラをまとめリードしていたのはフルート。
フルート1本でオーケストラ全体に匹敵する音を出し、オーケストラを引っ張る。
素晴らしい歌声と華やかなバレエが加わり本当に楽しいコンサートでした。

今回も休憩時間にステージ上のビルギットと言葉を交わし、
(ステージまで私が近づけるようにゆっくりと退場してくれて)
終了後は楽屋口で会うことができました。

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これはイタリアのキジアーナ学院。
エマニュエル・パユのレッスンを受けているビルギットです。

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サインもらいました。やっぱりスケジュール手帳を持っていて良かった。
スマホにサインはできないので。

「今年は良い一年になりそう」と言うと、
「私もあなたたちに会えたので良い一年になると思う」と。

次にまた聴ける時を楽しみにしていよう。
いまのフルート界、ビルギットはベスト5の一人に入るでしょう。

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マーラー交響曲第9番ニ長調  〜 指揮 チョン・ミョンフン / 東京フィルハーモニー交響楽団 [音楽]

2019年2月20日 オペラシティにて
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《マーラー交響曲第9番》
    指揮:チョン・ミョンフン  
東京フィルハーモニー交響楽団

この組み合わせは13年ぶりだった。前回2006年のコンサートの印象が強烈だったので、こんなに月日が経っていたとは思いもしなかった。東フィルの1番フルートの斉藤和志氏も13年前のチョン・ミョンフン指揮によるマーラー9番を忘れていないと語っている。

2日のオペラシティでのマーラー9番が今回の公演の最終日だった。
座席は2階席、斜めを見る感じになるので少し見づらい。
13年前は一階のあの辺、とかなり刻銘に覚えていて自分でも驚いた。

マーラー9番は休憩なしの80分ほど。
よく聴いた曲なのであっという間の80分だった。
マエストロはお元気そうで、東フィルの団員の強い意気込みが感じられる力強い演奏。

(プログラムノートより)
マーラー交響曲第9番は、1909年6月〜1910年4月に作曲された。
1907年、悲劇の始まり。ウィーン各紙がウィーン宮廷歌劇場総監督であったマーラーへの批判を一斉に書きたてはじめ、マーラーは真剣に転職を考え始め、6月にニューヨークのメトロポリタン歌劇場と秘密裏に契約を取り交わした。7月に、溺愛していた長女マリアが5才で急逝。1901年〜1904年に『亡き子をしのぶ歌』を作曲したことを思い悩むようになり、第9番の最終楽章の伏線となった。
まもなく自身も重篤な心臓病が発見され、こうした状況下でマーラーはウィーンを去った。

第一楽章、悲しみと苦しみを内包し、途中からそれは雪崩のようにくずれおちる。
第二楽章、陽気なワルツ、元気よい舞踏。
第三楽章、混乱だ。心はとりとめなく流れ、あちこちに乱れる。
第四楽章、静けさをとりもどし、やがて死へと続く道へと。


13年ぶりのマーラー9番は静かな気持ちで聴けた。
チョン先生と東京フィルで聴くマーラー9番、この組み合わせにはもう巡り会わないかも知れない・・・と思った演奏会だった。


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〜 Lew Tabackin Live concert in Tokyo 〜 [音楽]

秋吉敏子&ルータバキンが9月に来日。

9月9日、ルータバキンのフルートおよびテナーサックスの名人芸を聴くことができた。
去年もルーのバンドの演奏を聴いたけど、今回は日本のアートクレイン・ジャズアンサンブルにゲスト出演したライブに行くことができた。
(9月15日の東京文化会館での秋吉敏子とルータバキンのライブには残念ながら行けなかった。)

現在のジャズのフルート奏者として、ルーの右に出る人はいないだろうと思う。
もちろんサックスの演奏も言わずもがな。

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9月9日 (7時15分 スペース Do にて)
主催:NPO法人アートオブミュージックアソシエイツ

《 ルー・タバキン&アートクレイン・ジャズアンサンブル 》

曲目:
Long Yellow Road
Interrude
Pollination
Deracinated Flower

Uptown Stroll
Kogun
Ropose
After Mr.Teng

アンコール: Hope



いろいろなコンサートでいつも思うことだけど、
名人というのは楽器を持って立つ姿が違う。

バランスというか重心というかすごく安定していてリラックスして見える。
そして、自然に息をするように、楽器を吹く。
とりたてて力をいれていない感じで、あくまでものびやか。
小さな音がとてもきれいに響く。
リズムは軽やかになったり重々しくなったり自由自在、やはり何気ない。

聴いていると自然に音楽に身体が運ばれて行く感じ。
得難いものがある。

わざわざ日曜の夜に新大久保まで出かけた甲斐があった。
多少の苦労をしないと良いものに触れるチャンスはない。



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アンサンブル・ノマド第63回定期演奏会 [音楽]

2018年 6月22日(金)19:00 〜 東京オペラシティリサイタルホールにて

《 アンサンブル・ノマド大63回定期演奏会 》

<プログラム>
甲斐説宗:ヴァイオリンとピアノのための音楽‘67(1967/1974)

 

ロバート・コバーン:静寂の透かし彫り(2016)

 

湯浅譲二:弦楽四重奏のためのプロジェクション(1970)

 

ホセ・マヌエル・ロペス・ロペス:暗黒物質(2013)

 

久田典子:『黄色いレンガに導かれて』より「怪物と大きな黄色い花」(2015)

 

 

<出演者>
木ノ脇道元(fl) 菊地秀夫(cl) 花田和加子(vn)
甲斐史子(vn/va) 佐藤洋嗣(cb) 稲垣 聡(pf)
宮本典子(perc) 佐藤紀雄(cond)

 

<ゲスト>
川口静華(vn) 松本卓以(vc) 鈴木一青(voice)

 

 

 


 


アンサンブル・ノマドの演奏会は前回が2017年の11月23日だったので7ヶ月ぶり。
ようやく、です。
いろいろコンサートを聴きには行くけど、やはりアンサンブル・ノマドの音楽には他には代え難いものがあって、常に前進を続ける演奏を聴くと本当に元気が出ます。

プログラムの前半は美しい曲で、こちらも固唾をのむような緊張感(7ヶ月ぶりなので!)
後半の弦楽四重奏あたりから緊張もほぐれ、躍動感ある曲が心地よく、
音楽を聴く楽しさを堪能しました!

アンサンブル・ノマドの演奏会はいつもながら曲が素晴らしい。
そして演奏者がものすごい。
たっぷり充電ができました!

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武満徹 生誕88年記念コンサート [音楽]

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2018年6月16日(土)18:〜 
   札幌市モエレ沼公園「ガラスのピラミッド」にて

《武満徹 生誕88年記念コンサート》

     小泉浩 フルート & 柴田千賀子 ピアノ
                   客演 山崎 衆 フルート


(モエレ沼公園はイサム・ノグチの設計によるもの)

モエレ山
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ガラスのピラミッドの中
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ピラミッドの中の階段を利用した座席
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  <プログラム>

1. 雨の樹素描Ⅱ(1982と1962)   ピアノソロ

2. ヴォイス(1971)        フルートソロ

3. 遮られない休息 (1952〜1959) ピアノソロ

4. 巡り 〜イサム・ノグチの追憶に〜 (1989) フルートソロ

5. ピアノ・ディスタンス (1961)    ピアノソロ

6. リタニ (1950/1989 )        ピアノソロ

7. 2つのフルートのためのマスク(1959)   2本のフルート

8. 閉じた眼Ⅱ (1989 )           ピアノソロ

9. エア (1995)              フルートソロ



不思議な空間でした。
全部お馴染みの曲なのでただ楽しんでいればいいというコンサート。
楽でした。

せっかくのピラミッドだからと思って一番上の座席を見渡せる所に座ったものだから、反響音がすごくて失敗でした。
後で先生に「あんな所に座るからいけない」と言われました。



コンサート終了する頃は陽も落ちて、ホールはこんな風に、

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演劇なんかもこういう場所で見られたら面白いかもしれないと思いました。
日常を離れた空間でした。



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5月のコンサート覚え書き(3) 日本フィル&ライナー・キュッヒル / 指揮:小林研一郎 [音楽]

5月25日(金)19時〜  大宮ソニックシティ 
    《 日本フィル第107回さいたま定期演奏会 》

(プログラム

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.35

チャイコフスキー:交響曲4番ヘ短調op.36

指揮 小林研一郎  / 日本フィルハーモニー交響楽団

           ヴァイオリン  ライナー・キュッヒル
           
           ソロチェリスト 菊池知也


久しぶりのオーケストラで、しかもキュッヒルさんのウィーンの響きを聴けるとあってとても楽しみなコンサートでした。
キュッヒルさんのヴァイオリンは力強く躍動感があふれ、その響きに乗って聴衆は夢の世界へ。
とても有名なチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ですが、生で聴いたのは意外と少ない気がします。
キュッヒルさんが弾いていたヴァイオリンは、ストラディヴァリの「シャコンヌ」だったのでしょうか。
中野雄氏が、著書『ストラディヴァリとグァルネリ ヴァイオリン千年の歴史』で、この「シャコンヌ」についてとても面白いエピソードを書かれています。

中野さんがあるときシャコンヌを買いたいという人の仲介をすることになって、いよいよ買おうとしたらもうすでに他の人の手に渡っていて、それがキュッヒルさんだった。
キュッヒルさんの手に渡ってよかったと中野さんは思うのですが、キュッヒルさんはその話を中野さんに聞いて「それは悪いことしたね」と。
何といっても「ストラディヴァリ」の売買ともなれば仲介料も凄いわけで、その後もキュッヒルさんは中野さんに会う度に「あのときは悪かったねぇ」とそのときの話を持ち出したそうです。

ウィーンフィルの楽団員が演奏に使う楽器は楽団から貸与され、ホールに置きっぱなしで、楽器の管理をする人がいるそうです。
決して高価な楽器ではなく、ヴァイオリンの場合、コンサートマスターだけが名器「ストラディヴァリウス」を弾く。
全員が名器を惹く必要はなく、管弦楽全体を引っ張るのは「ストラディヴァリウス」1挺でいいのだそうです。それで美しいハーモニーが生まれるというわけです。

キュッヒルさんのチャイコフスキー、さすがでした!!!

後半の「チャイコフスキー4番」はあまりなじみのない曲で、スクェアなちょっと固い感じの曲。
コンチェルトを聴いたあとではどうしてもダイナミックスさに欠けてしまう感じは仕方がありません。
バレエ音楽で有名なチャイコフスキーの曲なので、ところどころ「くるみ割り人形」などの一場面を思い起こさせるようなメロディがありました。

久しぶりのオーケストラ生演奏、とても楽しめました。
ソロチェリストの菊池知也さんは大好きなアンサンブル・ノマドでいつもお馴染み(こちらから一方的に)なので、オーケストラでの菊池さんを見ることができて嬉しかったです。

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5月のコンサート覚え書き(2)  〜 小泉 浩 2つのフルートコンサート 〜 [音楽]

4月26日(木)  新座市栗原公民館にて 無料コンサート

   《フルートとピアノで奏でるフランスの名曲》

         フルート 小泉 浩 / ピアノ 大津直子

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無料コンサートということですぐにチケットはなくなってしまったそうだ。
地元へのサービスとはいえ、せめてチャリティコンサートにしてほしかった。
チャリティにするにも公民館だといろいろ申請を前もってしなければならないため、
面倒くさがり屋の先生は無料コンサートにしたそうだ。
公民館に来た人はとても幸運だったと思います。
曲の解説を楽しく交えながらの演奏、今日もきれいな音を満喫しました。


5月24日(木)14時〜 ゆめりあホールにて

    《 フルートで奏でる日本の名曲 》

 フルート 小泉 浩 / ピアノ 大津直子


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すべて日本の童謡や唱歌からなる、大正から昭和にかけてのロマンの世界。
日本ものは少々苦手というかあまり興味がなかったので、どうなのかな〜と
思っていましたが、聴くほどに日本のロマンの世界に・・
こんなに綺麗な曲だったのか、と思う曲が多かったです。
合唱よりもフルートの方が、曲の情緒を引き出す感じがしました。
日本の童謡や唱歌は、小泉先生も「いい詩ですね。意味がある・・」と解説で
おっしゃっていましたが、確かにそうです。
どの歌の詩も素晴らしい。聴き手がその詩を自然に思い浮かべながら演奏を聴く
ので、よけい心に深く曲の美しさが染み渡るようでした。

これは思わぬ日本の歌発見のコンサートでした。

ぜひCDとして出してほしいと、先生にお願いしました。

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5月のコンサート覚え書き(1) [音楽]

5月22日(火)19:00〜  浜離宮朝日ホール

   【マクサンス・ラリューの軌跡〜愛弟子とともに〜 】

       出演:マクサンス・ラリュー(フルート)
          東條茂子(フルート)清水和高(フルート)
          中野振一郎(チェンバロ)鷲宮美幸(ピアノ)

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<プログラム>

J-M.ルクレール:音楽の愉しみ  第2番
            (ラリュー・東條・中野)

J.J.クヴァンツ:トリオソナタ ハ短調 QV2:Anh.5
(ラリュー・清水・中野)

J-M.ルクレール:フルートソナタ ホ短調op.2-1
(ラリュー・中野)

F.ドップラー:『夢遊病の女』
    アデリーナ・パッティの思い出によるパラフレーズ 作品42

(ラリュー・清水・鷲宮)

W.F.バッハ:2本のフルートのためのソナタ ホ短調 BR-WFB B1/FK54
(東條・清水)

T.ベーム:メンデルスゾーンとラハナーによる3つの二重奏曲 作品43
(ラリュー・東條・鷲宮)

W.A.モーツァルト:アンダンテ ハ長調 K.315
ロンド ニ長調 K.373(Anh.184)
            (ラリュー・鷲宮)

F.クーラウ:トリオ ト短調 作品13-2
            (ラリュー・清水・東條)

ラリュー先生、84歳のコンサートでした。
2016年10月のコンサートでも、少しも衰えのないラリューの輝かしいフルートの響きに驚嘆しましたが、今回も。。。

名人というのはこうなのか、と思う神々しさ。
音色がどう、テクニックがどう、というのを超越して、
まるで普通におしゃべりでもしているような演奏。
演奏というより、ただ呼吸しているかのごとく。

そしてコンサートのプログラムが進むほどに、ますますフルートは美しさを増し、鳴り響き・・・
最後のモーツアルトへ。

マクサンス・ラリューの演奏を語る言葉なし。
とてもとても素晴らしいコンサートでした!

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