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2019年を振り返る  〜台風19号に見舞われた〜 [diary]

2019年のまとめを書かないうちに1月も半ばを過ぎてしまい焦っています。

昨年は本当にいろいろと大変な年でした。
2019年1月、ウィーン国立歌劇場オーケストラのニューイヤーコンサート、フルート奏者ビルギットとの再会、そしてマルタ島への楽しい小旅行・・・
ラッキーな年明けだと思ったものの、その後はいろいろ大変なことが続き・・・
一年の出だしがいいと幸先がいいとか言うけど、結局はその後の生活とは何の関係もないことがよくわかりました。

一番大きかった出来事は長野で台風19号の災害を受けたこと。
災害というのを初めて経験しました。

長野の山の家にいて、私と猫一匹で、3日間の停電を経験。
台風が過ぎ去った翌朝、外に出たら、周り中の木がどこもかしこも束になって根こそぎ倒れていました。
知らずに寝ていたのだからそれにもびっくりです。
停電のため情報が全く入らず(ネットも繋がらず)、
市街地が千曲川の氾濫で、広い範囲にわたって家屋が浸水被害にあったことも、3日目になって電気が復旧して初めて知りました。

進水に比べれば停電なんて何ほどのこともなく、誰も文句ひとつ言わずに黙って道路を片ずけていました。

倒木には胸を塞がれる思い。林だったところがむき出しになっているのを見るのはショックです。
10本くらいの木が屋根を囲むように倒れている家も何件かありました。
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復旧にはまだ長い年数がかかりそうです。
人の家、店や会社の復旧が最優先です。

2019年は日本列島は大きな災害に何度も見舞われました。被害の大きさは世界一位と聞きます。
何度も災害にあっても、地域にとっては初めてのことで、災害援助もなかなかスムーズにはいってないことがテレビ報道でもわかりました。
ボランティアが足りないという呼びかけも何度も何度も流れました。

こういう時にボランティアばかりあてにするのはおかしなことです。
ボランティアは有り難いけれど、少なくても、交通費、宿泊費や食費は国や市からちゃんと出すべきです。
日本は災害大国なのだから、災害時に税金を速やかに効率よく使える体制を作って欲しいと思います。

被害の復旧と同時に、計画性を持って治山治水を進める必要があります。
国立公園なのに森林レンジャーもいないようでは、未来に豊かな自然を残すことなど到底無理でしょう。
今後の課題をどこで誰が話し合って実行していくのか、相談の窓口が曖昧なままではダメだと思います。

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倒木に降り積もる雪
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ブログ再開 [diary]

半年ぶりのブログ再開です。
パソコンがダメになったのと、Twitterで手軽に記録、発信できるのでブログは放ったらかしでした。
そのうちパスワードもわからなくなり・・・
また少しずつ始めます。
何といっても、記録的はブログに勝るものはありません。
古い記録を見たい時、キーワードを入れれば、自分の記事や写真が出て来るのは本当に便利です。
と、言うわけで再開。。
(途絶えないようにがんばろう!)
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2019年 今年の桜(3) 〜 素桜神社 / 神代桜 〜 [diary]

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毎年訪れる長野市の素桜神社の神代桜。
神代桜という名前の桜は他にもあるが、ここは山際の小さな集落にある神社の桜。
せりだした山の斜面なので花見をする場所はなく、みな車を道路に寄せて止めて眺める。

樹齢1200年と立て札に記されている。
1200年前と言ったら、平安時代の初期で、空海が中国から帰国し高野山に金剛峯寺を建立した頃。(819年)
ほんとうに、ほんとうに古い。
そんな古くにこの地に根をはり枝を伸ばし花を咲かせてきた桜だと思うと感慨深い。
その姿には言い表せないオーラがあり、気品と強さと明るさ、華やかさ・・は無比だと感じさせる。
狭い道路の脇なのでそれほど訪れる人もなく、桜の花を楽しむのは谷間をへだてた山、近くに住む鳥たちが主か。

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4月28日の夕方に訪れたときはフクロウが3羽ほど鳴き交わしていた。
夕暮れのほのかに青みが深い空の下で見た神代桜は、厳かで暖かみのある姿だった。
エドヒガンザクラとしては日本で唯一の天然記念物の指定を受けている。

以前、開花する前の神代桜を見たことがあるが、1200年を経てきたがっしりと力強い幹と枝、枝には大きく膨らんで今や咲かんとする蕾が、びっしりとついて、樹勢のすごさに驚いた。
エドヒガンザクラは一つの花がとても小ぶりでそれがかたまって大きな花となる。
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この日も、次の日も、何度見ても飽きずに感動する桜だった。


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(追加)千曲川の桜堤 小布施町 5月1日 くもり

満開は過ぎていたけれど遅咲きのピンクや赤の桜?がとてもきれいだった。
何といっても遠くの山々と千曲川河川敷の広がりが、解放的で伸びやかな空間をつくっている。
訪れる人たちも自然と和やかな笑顔である。

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2019年 今年の桜(2) [diary]

4月20日(長野県中野市 谷厳寺)

高社山の裾野にある山寺です。
ここは花が少ない、もう散ってしまったかと思ったらまだ4分咲きでした。
日当たりの良いところはかなり花開いています。
4日後くらいが見頃かもしれません。

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山を望む景色、風が冷たい場所は 桜もまだ2分咲きほど。

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4月20日(長野県須坂市 臥竜山)

夕方は須坂市の桜の名所、臥竜山に行きました。満開を過ぎたところ
ここの桜は見事でしたが。老木のためみな幹を切られ、
低木になっていましたが花はきれいでした。

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4月21日(長野市 善光寺・城山公園)

善光寺の境内に咲く桜は、黒っぽい建物、黒々と高い針葉樹の間に
ぱっと花のように輝いて見えるのが何とも言えない美しさ。

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『花の下で遊ぶ人たち』

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ちょうど良い人出で、混みすぎず、淋しすぎず、
人も桜のために置かれたオブジェのよう。
何といっても山が見える景色は桜の背景として得難いです。

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2019年 今年の桜(1) [diary]

今年の3月4月は 寒い日が多かったおかげで桜が長い期間楽しめました。

4月8日(家の裏の公園の桜)
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なんでもない小さな公園が1年に1度、華やぐとき。もう満開はとっくに過ぎています。



4月12日(川口市 見沼用水沿い)
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畑と土手と川、ここに桜があると、完璧な『日本の風景』


4月14日(茨城県谷和原市)

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見頃は一週間前?  それでもまだ充分にきれいでした。


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8月の初収穫 [diary]

タマゴタケ
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きれいなタマゴタケを見つけたので、キノコと卵のスープにした。
くせがない味で美味しい。



ナワシロイチゴ
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飯綱高原で良く見かけるイチゴ。
ナワシロイチゴだと思う。

IMG_8797.jpg収穫

明るい日陰を好むそうで、草の茂った奥のほうに真っ赤な実が鈴なりになっているのが見つかる。
熟した実は触るとホロッと採れ、それが食べ時ということ。
15分で両手いっぱい採れた。

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毎年このベリーでジャムを作る。
明るいきれいな赤色で、アイスクリームに添えるととても豪華に。

2,3日経つと固かったイチゴがまた食べ頃に熟してくるので忙しい。。



近くの野菜販売店から買ったルバーブとブルーベリーでジャム作り

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自分で作ったジャムは、市販の物とはかなり違った新鮮な味でおいしい。
これだけあると当分楽しめそう。。


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ベトナム料理 [diary]

新大久保駅近くのベトナム料理の店のランチ

ベトナム料理は、スリランカ料理、タイ料理と並んで、私の好きな料理ベスト5の一つです。
ベトナム料理店はめったにないのですが、
新大久保でベトナム料理店を発見! ラッキーでした。
月に2,3回は遅めのランチに行くようになりました。

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チャーハンとフォーの組み合わせ

フォーはベトナム料理を代表する米麺。
好んで食べているうちに日によってちょっとした味の変化もわかるようになってきました。
チャーハンは昔から食べ慣れたチャーハンと比べると、ビシッと味が決まっている感じで、とても家ではこんな風には作れないと思います。
それから生春巻き。これも中身がしっかりつまって隙のない一品。
それとプチデザート、豆やバナナをとろっと甘くつぶしたもの。

ランチとしては傑作品ではないかと思います。



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豚の煮込みとフォーの組み合わせ

この豚肉はとろけるように良く煮込んで甘辛く味がしみ込んでいて、ご飯に煮汁も少しかけて食べるととても美味しいです。
上のチャーハンのセットにするかこちらにするか、迷うところです。
体力が落ちているときはこっちかな〜。


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ブンチャーハノイ

初めて食べたとき、何と不思議なおいしさかと思ったけれど、いつ食べてもそのおいしさは変わらずあきません。肉が入った甘辛くちょっと酢っぱさのあるスープに人参やキュウリ、レタスを入れて食べます。

暑い国の料理というのは、「健康を気遣う料理」という気がします。


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4月の風景 〜 今年の桜見のこと 〜 [diary]

桜の季節もそろそろ終わりですが、飯綱のヤマザクラはこれから。
5月11日から17日の間に満開になることが多いですが、昨年は5月5日が満開でした。
これだけ時期にずれ幅があるとなかなかうまく行く時期を合わせられません。
しかも、ヤマザクラはソメイヨシノやしだれ桜と違い、花が満開(まだ葉が出ていないうち)の期間はたった2,3日のため、めったに満開の桜は見られません。

さて、今年の4月始めの信州は、ちょうどあんずの開花でした。
(4月3日、あんずの里)
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長野市周辺の桜はまだ開花し始めたばかりだったけれど、関東の桜は満開、というすれ違いになりましたが、種類や木がある場所によってまだ咲いている桜もあり、新幹線から乗り継いだJR京浜東北線の夕方の車窓から、思いがけなく満開の桜を見ました。

思いがけなく・・というのも、普段、電車の窓から見る風景はビルやマンションの建物がごちゃごちゃしているだけで、そこに桜があるとは気がつかないでいるのです。そういう灰色の建物を背景に、思い切り気前よく真っ白な花を咲かせてる大きな桜を見て、はっとします。
こんな所にこんな立派な桜の木があったのか、とおどろきます。桜の花でなくただの緑色の葉っぱだと、特に目には止まらないでしょう。
桜の花の華麗さは、やはり人の目を奪うオーラが出ているようです。

桜が咲くと、安っぽい小さな公園でさえ、いつもとは違った可憐さが漂うようです。

さて関東の家の回りは桜は盛りをすぎていましたが、こんな風に薄緑いろの若葉がきれいでした。
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遅咲きの桜がまわりの木々のみどりの中に花のように咲いている風景にもどきっとする美がありました。ある外国の方(誰か忘れましたが)が、「日本の美は切り取られた美だ」ということを言っておられたのを聞いたことがありますが、看板やや電線でごちゃごちゃした建物のすき間に、桜の木や紅葉やきれいな花木があって、それを鑑賞するには、確かに、他の風景から切り取って見ているようです。
写真に撮るときにも、他のものを入れないように苦労します。
切り取った写真だけを見ると、とてもきれいな場所にみえるのですが・・。


次に信州に行ったのは4月中旬で、桜情報では長野市内や臥竜山などは先週終わってしまったとのこと。
でも長野市より車でほんの30分ほども北の方に行くと、まだちょうど見頃の桜の名所がたくさんありました。(まったく開花していない所も)
4月15日、ループ橋の道路沿いの桜
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4月16日、中野市の谷厳寺

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素桜神社の『神代桜』

ずっと見たいと思っていて、3年越しにやっっと満開の『神代桜』に会えました。
一度はびっしりのつぼみ、2度目は若葉の生い茂った姿でした。
『神代桜』は芋井地区の集落の中にぽつんと一本立っている桜で、天然記念物。
樹齢1200年とあります。そんな古木になぜあんなにつぼみがびっしりつくのか全く不思議で、ぜひ見たいと思っていました。
神代桜は大変大きいのでカメラの収めるのはちょっと無理でした。

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連休中もヤマザクラなどいろいろ見るべきものがありそうです。


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山の3月 [diary]

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東山魁夷のカレンダー3月
飯綱高原の大座法師池の風景に良く似ています。

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飯綱山はこんな感じ。
ほとんど雪はなく、前夜にちょっとだけ降った雪が木々の上に白い花を咲かせています。

今年は本当に雪が少なく、このまま春になるのか、もう一回くらい大雪になるのでは?と思っていたのですが、そのまま春になりました。
暖かな3月でしたが、ツバメの飛来はまだです。
昨年は3月20日過ぎにはもうツバメが飯綱高原にもやって来ていました。
日本が暖冬だったと言っても、ツバメがやって来るオーストラリアや東南アジアの気候との関係もあるのでしょう。
ツバメの平均時速50キロで飛びますが、最速ではなんと時速200キロも出ます。その飛翔能力はあの小さな身体を考えるとまったく驚きです。ヒナに餌をやるときも水を飲むときも地面に降り立つことはありません。


今日3月31日は全国各地で桜が満開のニュースですが、山はこれから。
今年こそは神代桜の桜を見たいと思っています。


乗馬クラブの馬たち
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暖かな日差しを浴びて気持ち良さそうです。
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(雪に覆われていた馬場はすっかり乾き、一雨ほしいくらい。)

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2月のこと [diary]

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エリック・カールのカレンダー

雪は少なかったけれど、低温のため水回りの故障があってあたふたした2月。
何となく1月の気分を引きずっているうちに、過ぎ去ってしまいました。
お気に入りのカレンダーのこの絵ともお別れ。



冬の楽しみは何といっても、ベランダにやってくる鳥たち。
ゴジュウガラ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ・・お馴染みのお客さんです。

山の天気は曇ってきたかと思うと小雪が舞い、また陽差しがぱっと差し込んだり、めまぐるしく変わります。
陽が出て明るくなったときは鳥たちの活動タイム。
競い合うように、ベランダのテーブルの上に置いたヒマワリをついばみに来ます。
ついばんだヒマワリは近くの木の枝で脚ではさみ上手に割って食べます。
また、すぐに食べるのではなく、どこか樹皮の間に餌を貯えたりもします。
ゴジュウガラなどは大きな嘴で、一度に8〜10個もくわえて飛び去っていきます。

コガラ             シジュウカラ
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ゴジュウガラ          ヤマガラ
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ヤマガラは人をおそれず好奇心旺盛で、手にひまわりをのせるとテーブルではなく手の上にのります。手の方が美味しいかも?とでも考えているように。
ヤマガラは平安時代から人に飼われ、賢くていろいろな芸を覚えたそうです。神社などでおみくじを引いていたとか。
確かに人を観察する仕草はとてもかわいいものです。昨年、家のベランダの巣箱から6羽くらい巣立ちました。ヤマガラが来ると、もしかしてうちで生まれた子かな〜とつい思ったりします。

雪の日やどんより寒い天気のときは、鳥たちは来ません。
どこかで羽根をふくらませてじっとして、貯えた餌を食べ、エネルギーを消耗しないようにしているのでしょう。


2月6日〜2月14日には善光寺で灯明祭りがありました。

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ライトアップされた善光寺

気温はマイナス1℃くらい。
ぴりっとした寒さが気持ちよく、小雪がはらはら舞ってくるのも風情がありました。

表参道に置かれた灯明
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灯明を出品しているのは子供から大人まで、全国各地から、個人または学校の美術部、工房など・・
寒い冬の夜ならではの楽しみでした。

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