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2015真田十万石祭り~大名行列〜 [diary]

(10月11日、長野市松代町で行われた真田十万石祭りの大名行列)

今年は真田信之の生誕450周年で、また来年のNHKの大河ドラマが「真田丸」だそうで、ものすごい人出となりました。
行列が出てくる城門の回りはぶ厚い人垣で何も見えず、城門から100m以上離れたところにやっと立つスペースを見つけて行列を待ちました。
真田十万石祭りはとても立派で見ごたえがありますが、何度も見に行っているので、混雑が予想される今年は見物は避けようと思っていたら、いつも世話になっている馬が出ると聞いて、やはり一目見ようというはせ参じることに。。

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奴さんの槍さばきは何度見ても見事です。

いよいよ馬に乗った武将が登場。
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本日、一番受けていたのはこのお馬さん!
観衆の目の前で行列がストップし、馬は前の馬と離れたためか、高らかにヒヒヒヒ〜〜ンといなないた。その瞬間、その演出(と、観衆は思った?)に、満場の拍手が起こりました。馬の引き手の方も上に乗っていた武将の方も拍手をもらってびっくりしたのではないかしらん。
馬はいななくだけで熱烈な拍手をもらえるんですね<<<


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お馴染みの馬たちもやってきました。

ダイワジニアス
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ケイユウ
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ユウキ
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かわいいユウキがかわいいお姫様を乗せてピッタリでしたね。

ブラットン
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カントリーボーイ
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カントリーボーイは、こんな所に来て行列に参加しているのが不服そうでもありましたが、堂々としてきれいでした。行列姿を一目見れたので満足しました。お疲れさま!


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馬のお客さん [diary]

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わが家に初めて馬のお客さんが来てくれました。
Wさんと愛馬のポニーのクレイちゃんです。

Wさんとクレイちゃんはよく外乗を楽しんでいます。
家に馬で遊びに来て下さいと招待したら、車で下見に見えて、ちょっとコンクリートの道が長いかな・・と無理そうな感じ。クレイちゃんは蹄鉄を付けていないのでコンクリート道路をあまり長く歩くと蹄を痛めてしまうのです。

馬のお客さんが来ないかな〜と日頃思っていたので、自分で歩いて下見をしたことがあります。
飯綱湿原の麓から草に覆われたゆったりした古道が家の近くのバス停付近まで続いています。そのバス停から歩いて10分ほどはコンクリート道路になります。
車も少ないし、木立の中で気持ちのいい道路なのですが・・。

がんばって家まで来てくれたクレイちゃんは、すぐにリラックスして庭の草をむしゃむしゃ食べ始めました。用意しておいたスイカもおいしそうに食べました。
ちょうど遊びに来ていた犬も喜び。馬と犬は相性がいいのか、鼻を近づけ臭いを嗅ぎあい、すぐにお互いの存在を認め合いました。
猫はベランダで、初めて見る馬を興味深そうにじっと眺めていました。
(ベランダにちゃんと猫も小さく映っています。)

テーブルでコーヒー飲んでスイカを食べていると、後ろからチョンチョンとポニーが鼻面を押しつけて来てスイカのおかわりの催促です。
楽しい一時でした。


テレビの「街歩き」という番組でイギリスのコッツウォルズ地方の紹介をしていたとき、町中を馬に乗っている女の人が映っていて、
外乗の調教で町を歩いているところだと言っていました。
もう一人は10才くらいの女の子で、馬に乗ってこれから郵便局に行く所だと言っていました。郵便局の壁には馬をつなぐためのリングがちゃんと付いていました。
うらやましい限りです。

この写真は、ロンドンのハイドパーク、馬でパトロールする婦人警官。
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「馬のおまわりさん」と呼ばれて親しまれているそうです。
思わず追いかけて写真を撮りました。
ある番組で、エリザベス女王とアメリカの大統領(誰か忘れたけど)が会談したニュースを取り上げていて、
映像は、エリザベス女王と米大統領が馬を走らせながら会話している、というもので、「おぉーっ!」と思いました。女王は頭にスカーフを結び、大統領はウエスタンハット。馬に乗るのはごく普通のことという雰囲気でした。
こういうお国柄だと馬が街中歩いていても珍しくはないでしょう。


日本は狭く、また小さな道路まで舗装されていて、こんな風に馬と共に生活することは難しいとは思いますが・・。

また誰か馬に乗って遊びに来てくれないかな〜と思っています。
秋にはりんごや人参、人間にはケーキとコーヒーを用意して待っています!





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2015年の始まり〜初乗り〜 [diary]

今年もよろしくお願いします。(もう一月下旬になってしまいましたが)
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羊毛、ウール・・羊にはいつもとても世話になっていますが、日本では羊をそうあちこちで見かける事はありません。
羊毛産業の国、アイルランドに行ったときは、郊外のそこらじゅうに羊を見かけました。なだらかな丘陵の柔らかな緑のカーペットの上で、ふっくらした毛のかたまりの羊がもくもくと草を食んでいる風景が延々と続いていて、その風景に囲まれていると、羊は人間のために毛を役立て、肉も役立て・・とつい申し訳ないような気分になりました。
羊にかぎらずすべての家畜がそうなのですが、穏やかで心和む風景の中では、不条理を感じる度合いが増すようです。


さて、信州の山でのお正月は、積雪はかなりのものでしたが、1月2日からは天気予報に反してよく晴れてラッキーでした。

善光寺に初詣に行き、「動物たちの幸せ」もお願いしてきました。
IMG_4888.JPG善光寺
IMG_4878.JPG鳩ががたくさん
昔は鳩の豆を売っていましたが、今はそういうことはしていないようです。それでも善光寺の鳩は大きくて手に乗せるとずしりと重いのにビックリ。
(実入りがいいのかな〜。)

さて、乗馬、今年の初乗りは、カントリーボーイ。
これまで長年にわたって世話になった馬なので、やはり新年のスタートはカントリーでないと。。
前にも書きましたが、乗馬は体力、筋力がないとダメだと思っていた所、
年末に注文した『知的に科学するMODERN乗馬 / 槇野加代子 著』に、

(難しくてなかなか読み進んでいないのですが・・、 )

「筋力が弱く、酔っぱらっているような状態では馬に乗れません。乗馬はスポーツなのです。姿勢をつくり、馬の動きに合わせながらバランスを維持するには、充分な筋力が必要です。」

わ〜っ、これワタシのことだ〜!と思いました。
思ったからと言ってどうにかなるものではないのですが・・。
不精者の私は、乗馬が唯一の運動で、その乗馬をするためにさらに運動するって、とても大変なことです(涙)
それでも、なぜいつまでたっても馬に乗れないのかはよくわかりました。

カントリーはとても素直に動いてくれるのですが、駈け足を一周半くらいすると止めてしまいます。こういう場合、すぐに馬を動かさないとダメ、と言われていますが、この日はカントリーが止まった時点で、私自身がハアハア息が上がっていて、ちょっと休むしかない状態であることに気がつきました。
騎乗者が疲れてしまっては当然バランスも崩れるわけで、馬にとってはそれはブレーキの合図になるわけです。

カントリーは私が疲れてバランス崩してきたのがわかって止まった、ということでしょう。
<何と親切なカントリー!>
馬の背でぐにゃっと私が休むとカントリーもブルルル・・と、一息ついていました。
さぼり癖をつけてはいけない、ということも承知していますが、一休みして態勢を直すとまたちゃんと走ってくれるのでした。
(上手な人が乗ればいくらでも走ってくれるカントリーです。)

今では使われなくなったことわざに
「ところてんの幽霊をこんにゃくの馬に乗せる」というのがあるそうですが、これ、多分どうしようもない、ことを言い表したものでしょう。この諺にはものすごく感心しました!
いくら名馬でも乗り手がトコロテンではね・・。


IMG_4895.JPG2015年1月6日カントリーボーイ
新年のいい写真が撮れました。

雪遊びもできたし、雪景色も楽しめたし、
いいお正月でした。
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帰り道、松代パーキングエリアから見える飯綱山
とてもきれいでした。



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ツバメの話(その2)〜 猫とも仲良く 〜 [diary]

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猫もツバメも、同居しているうちにどんどん仲良く・・というかお互いを受容する関係になってきました。
猫は本来の小鳥や小動物を捕らえる本能を完全にセーブして、今ではツバメの保護者気分?ツバメも猫が鼻をくちばしにくっつけて臭いをかいでも平気なそぶり。
猫もツバメも学習能力が高いです。

動物は、飼い主や回りにいる人間が、自分をどう思っているかちゃんと判断するし、自分がどういう行動を取らなければならないかを学習します。

「鳥のきもち」(松本壮志 著 / WAVE出版 )によると、
一般に、犬は3日飼うと飼い主を忘れず、猫は3日飼うと家を忘れず、と言われていますが、鳥の場合は飼い主を忘れず、だそうです。
鳥の記憶力はかなりのもので、オウムなどは10年前の飼い主をちゃんと覚えているそうで、しかも、その飼い主が好きな人だったか嫌いな人だったかまで覚えているというからビックリ!

また、犬は飼い主に従順で、猫は奔放と言われているけれど、鳥は飼い主と対等という立場を取るそうです。
確かに、小さなツバメでも、気に入らないことをすると怒ったりします。
オウムやインコは、飼い主が自分をかまってくれなくて携帯ばかりさわっていると、携帯に敵意を持つようになって壊したりすることもあるそうです。

うちの猫も、人が集中しているものが気になるらしく、新聞を読んでいれば必ずその新聞の上に座り込んできます。
人に飼われている動物は、人が何に関心を持っているかにはとても敏感、というのは実感できます。

さて、同居することになったツバメは野生なので、飼い鳥とはまた違うところが多いかも知れず・・試行錯誤の毎日です。
餌については、病院で指示されたように練り餌にし、時々与えるミルワーム(売っているときはふすまが詰まった容器に入っている)はすり餌の中で飼育したものを与える、ということで問題はなくなりました。

2ヶ月半一緒に暮らしていると、ツバメの気持ち(お腹がすいた、のどが渇いた、外を見たい、運動したい、水浴びしたい・・などなど)が、わかるようになりました。
なので、うちのツバメにはけっこう至れり尽くせりのサービスをしてやっていると思います。

なんと言っても、一番神経を使うのは気温。
26℃以下にはしないように、と小鳥のセンター病院で言われたので、部屋のあちこちに気温計を置いて管理しています。
寒さ対策だけではなく、もちろん暑すぎても簡単に熱気にやられてしまうので要注意です。この間、窓のガラス越しの陽を浴びていたら10分ぐらいで熱気にやられ、バタバタぐったり。

まるで、むきだしの心臓を預かっているようなもの・・。

「大変なものを飼ってしまったね」と人に言われます。
ヒナのときに保護されて放鳥できるまで預かるという例は聞きますが、うちのツバメは飛べません。飛べないながらもうまく落下したり、羽根をばたつかせてちょっとの高さならよじ登れるようになりました。

私のフルートの練習を、猫は嫌がりますが(特に高音を)、ツバメは嫌がりません。
フルートの巨匠、マクサンス・ラリューの最新版CDを毎日のように聞かせているせいか、とてもきれいなさえずりをするようになりました。

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ツバメの話 [diary]

巣から落ち、馬厩舎の入り口でウロウロしていたツバメ。
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(「ツバメの子、そこのけそこのけお馬が通る」)

思わず拾い上げてしまいましたが、片方の翼が折れていて、巣に戻してもどうにもならない様子。ヒナのうちは親も餌を運びますが、巣立ちの時期になればもう親は餌は運ばず、飛べないツバメは餌を取れずに死んでしまうでしょう。
後で知ったことですが、巣立ちをむかえ自分で餌をとるようになり、成鳥となり、渡りのときをむかえられるツバメは13パーセントくらいだそうです。

ツバメを世話してくれそうな人の顔を思い浮かべながら、とりあえず家に連れて帰ることにしました。
とても賢い子で、歩いているとき私の指に落ちないようにしっかり止まり、車の中では助手席にちゃんと動かずに座り、まるでペットとして飼われていた鳥みたいでした。
(自分の運命を知っていた?)

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うちには猫がいるのでそれが一番の難関。
その日は、果物籠に入れて高い所につるしました。
( 猫にもツバメにもストレスを与えずに少しずつ慣らさないと)

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IMG_3083.JPGIMG_3059.JPGツバメがほしいよ〜


(翌日)この果物籠、気に入ってくれたようです。
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ベランダに出すと、さっそくヤマガラ君が興味津々で近づいて来ました。
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結局、飼ってくれる人が見つからず、埼玉に猫と一緒に連れて帰ることになりました。
4時間半のドライヴは大丈夫だろうか?と心配でしたが、ツバメは途中で餌を食べたりして、まったく平気でした。
考えてみれば、ツバメは平均時速40~50キロで飛んでいて、最高時速は200キロにもなるそうです。小さな身体で時速200キロというのは並外れた飛翔力、平衡感覚はずば抜けているはず。車の揺れなどなんでもないのでしょう。
渡りのときは、あの小さな身体で5000キロも飛ぶわけで・・。

(埼玉)
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ここが今日から暮らす場所。
幸い、ここも樹が多くメジロやカラ類がたくさんいます。蝶やトンボや小さな虫も飛んでいます。目がいいので動くものを追って忙しい。
飛んで捕まえたいだろうね。

さてしばらく元気に過ごしていましたが20日ほど経つと、目がふさがってきてしまいました。始めは片方の目、あっという間に両目ともふさがり、悲惨な姿になってしまいました。
ツバメのような野生の小鳥を育てるのは大変むずかしいそうで、どうしても栄養が偏るため目がつぶれたり、後頭部の毛が抜けてしまったりすると聞いていたけれど、まったくその通りになってしまいました。
大急ぎで近くの病院に連れて行きました。
「小鳥のセンター病院」
院長先生は「日本生態系保護協会」の会長さんです。

体重を測り、聴診器をあてられ、注射をしてもらいました。
ミルワームを食べさせたのが良くなかったそうで、すり餌に変えるように言われました。このすり餌というのがやっかいで、食べさせようと箸でつまんで口元に持っていってもツバメはまったく口を開いてくれません。
ミルワームは箸で食べさせたり餌台に置けば自分で食べてくれたので、ほとんど手がかかりませんでした。
すり餌を見せても口を開けないため、くちばしを指でこじあけて餌を入れるしかありません。
そうやって無理矢理に食べさせ毎日注射に通ったら、3日目あたりから目が開き始め、4日目にはぱっちり開きました。

ツバメの体重は、通院一日目11グラム、二日目12グラム、三日目13グラム。
「確実に増えていますね」と言われたのですが、そのあとはどうしても増えません。
体重計を買い、毎日体重測定をしてため息です。

めざせ14グラム!
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ご馳走がずらっと。


猫とは問題なく良い関係になってくれました。

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始めのうちはツバメを必ず猫の上方においていましたが、だんだん同じ平面にいても平気になりました。
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今では水を分け合う仲に。
(いちいち水を取り替えるのがめんどうですが、猫はどうしてもツバメ用のグラスの水を飲みたがります。)

ツバメは朝8時頃に起き夕方6時にはもうお休みタイム。お休みタイムに入ると、明かりを点けても物音を立てても、おとなしく寝ています。
初めてツバメを連れ帰った日、「ツバメというのは、なんとつましい存在だろう」と感嘆しました。何も要求せず、ただ静かに自分の運命を受け入れている、という感じが、逆にすごい存在感で、
手のひらに乗せると、あまりにも軽くて暖かい。(ハウルの心臓ってこんな感じだったのかな〜と思います。) 
ピーちゃん、と呼んいますが、名前がピーではあまりにも安易な感じ。
立派な名前をつけてやろうといろいろ考え、
「幸福な王子」の作者オスカー・ワイルドにちなんで、オスカー、そこに愛称のピーが入るようにすると、オスカー・ピーターソン。(あ、ピアニストの名前だ〜)、「幸福な王子」だからハッピーでもいいか・・などなど

なかなか決まりません。

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ツバメの環境は25度以上にするように言われました。
この冬をがんばって乗り越えないと。。


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季節の移ろい [diary]

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4月28日 荒川の土手の夕陽

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4月17日 安行自然の森 一輪草の林

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4月1日 葛西用水の桜並木

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3月下旬 埼玉  珍しく晴れた夕空


2月、3月、4月と喪に服していました。
1月27日にスノーフレークが亡くなり、「スノーフレークを偲ぶ会」が3月23日に行われました。ちょうどその前夜に妹の愛犬(18歳)が亡くなり、4月に入って11日に私の愛猫20歳も亡くなりました。みんな長生きで幸せな一生だったと思うことで納得するしかありません。
「生き物」というのは「死ぬ物」ですから。

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風邪ひきの正月 [diary]

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長野の山中も年末から本格的に雪が降り、毎朝ベランダの手すりに数センチ〜10センチ雪が積もっています。毎日雪かきをしていますがそのままにしてある場所はすでに50センチ位になっています。

正月早々、年末にひいた風邪をぶり返してしまい、さらに運の悪いことに、車のバッテリーが上がってしまい、灯油も底をつきそう、と、最悪の事態になりました。
幸い、一週間分くらい蓄えがありました。
それから、年末につくったあずきが鍋いっぱい、甘酒もたっぷり、ポテトサラダも3日分くらい作ってあったし、何よりも、正月というのはお雑煮を食べていればいいので気楽なものです。
残念なことにふらふらしながら作ったお雑煮は、風邪をひいていては何の風味もなく、やはり風邪にはお粥だな〜と思った次第。
あずきと甘酒は熱があってもほんの少しならまあまあ美味しく食べられました。

それにしてもあずきは大鍋にいっぱいも作ってしまった・・。
なんせこの年になるまで小豆をたいたことがなかったので、親戚からもらった小豆の袋を全部一度に煮てしまいました。

子供の頃は、お汁粉は大嫌い、人が食べているのも気持ち悪いくらいで、小豆というものに縁がなく、アンパン、大福、あんみつ、羊羹・・・これらはもう敵のようなものでした。
不思議なことに20才を過ぎてから少しずつあんこが食べられるようになりました。でもお汁粉を美味しいと思うようになったのはかなり最近です。

最近はネットを見れば料理法が出ているのでとても便利。小豆もなんなく炊けました。
唯一の失敗は小豆の量、私にはどういうわけか料理で出てくる何グラムという部分をいい加減にとばし読みする傾向があり(目分量が好きなのです)、豆があれほど膨れるとは思っていなくて、中くらいの鍋にあふれた豆を見て大急ぎで大鍋に移しました。
そう言えば、実家の台所には大鍋がたくさんあって、なんで大鍋がこんなにたくさんあるんだ、と思ったものですが、昔は大勢で食卓を囲み、料理もわんさか作るためには、大鍋がたくさん必要だったのでしょう。
もう一つ大変だったのはアク取り、アクはひっきりなしに浮かんで来るので、風邪気味だというのに台所の鍋から30分も離れられませんでした。その後は砂糖を分けて入れるため、入れては10分待ち、入れては10分待ち、を何度も繰り返し、結局2時間近く小豆鍋の側を離れられませんでした。
まあ、その甲斐あって美味しい小豆が炊きあがりましたが・・。

風邪を引いていても入り口付近とベランダの雪は毎日少しは片付けないと大変なことになるので、昼間のあたたかい時に少しだけ雪かきをしました。

この雪かきというのはものすごく汗をかきます。5分間で汗びっしょりになり、つまり相当エネルギーを消耗している、ということで、風邪には良くありません。
家の外に出るときに寒くないように重ね着をするのがあだになり、ほんのちょっと雪かきして家に入ると、汗と雪で着ている物がずぶ濡れです。
そのまま脱いだ物をストーヴの側に干さなければならず、コート、上着、マフラー、手袋、帽子、果てはブーツまで・・そういう物が雑然として家の中はぐちゃぐちゃです。

乾燥室があるといいなと思いますが、そうなればまた燃料を使うことになり、エネルギーを無駄遣いしぎることになる。
家がグチャグチャでも良しとしなければ・・。(TVや映画に出てくる家はいつも整然として不思議だけど、部屋数が違うんだな、きっと・・)

それにしても風邪ひきの3日間は、運動はおろか、本も読めず、好きな音楽も聴く気になれず・・・すごく時間をロスした感じでした。

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今年最後の紅葉 [diary]

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もうとっくに紅葉も終わっているような気がしていたら、散歩途中、すっかり葉を落とし灰色の幹だけの木も多い中、これが最後とばかりの見事な紅葉を見せていた木々です。

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はっとするほど濃い紅色、

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下に落ちた葉っぱもまだ輝くような赤い色、う〜ん、自然界はすごいものだな、としばし見とれました。

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家の前の黄葉樹、

後ろに建物が見えてちょっと残念ですが、毎年目を楽しませてくれます。
黄葉というのは光の当たり加減で、まるで、黄金のように輝く一瞬があります。翌日もう一度見ると、何でもない黄色みを帯びた茶色の葉っぱになっていたりして・・。
この写真はまだまだ、黄金の輝きからはほど遠いのですが、なかなか写真を撮るタイミングがなく、これで我慢です。

もらった黄金が次の日見たらただの枯れ葉だったと、宮沢賢治の童話にも出てくるけれど、あれは、実際の体験に基づいていたのだな、と勝手に想像しています。
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東日本大震災から二週間 [diary]

3月11日に東日本をおそった大地震・大津波からもうすぐニ週間になります。
復旧作業はまだまだ入り口にたったところでしょう。
あまりの被害の大きさに言葉を失い、ただ呆然とテレビの画面を見ていた人がほとんどだったと思います。
家族、家、町全体が全部流されてしまうとは、現在だけでなくそこで営んで来た生活の歴史、それまでの家族の思い出すべてが流されてしまったわけで、本当に惨く無念なことです。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。そして、一緒に流された犬や猫、牛や馬や鶏たち・・・のためにも祈りたいと思います。

これは天災で、戦争ではなかったのだから、というのがほんの少しのなぐさめになるでしょうか。

大地震・大津波は原子力発電所をもおそい、ついに野菜や牛の乳や飲料水に異常な放射能数値が出てしまいました。これは明らかに人災です。
放射能汚染で家を立ち退いた方が「何もかも捨てて来た。家畜も放り出して来た。」と仰っていました。
人間も可哀想ですが、物言えぬ動物は本当に可哀想です。
人間の手によって作り出された放射能をただ黙ってかぶるしかないのですから。
原子力発電は核の平和利用だ、と言ってみたところで、制御不能になってしまえばどうしようもありません。

災害地の復興作業と同時に原子力発電所というものの見直しも必要ではないかと痛切に感じています。
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須坂市のひな祭り [diary]

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田舎ではひな祭りも七夕も一月遅れ。中野市の土びな祭りは3月31日と4月1日、須坂市のひな祭りも4月3日まで行われている。
子どもの頃持っていたひな人形は虫に食われたり、私が触りすぎたりしてぼろぼろになったのか、いつの間にか捨てられてしまい今思うとすごく残念だ。
豪華な雛人形ではなかったがちゃんと五段あった。ひな壇を飾るときのワクワク感は忘れられない。
人形の顔というのは不思議なものでちゃんと記憶に刻まれているようだ。今店頭に並ぶ雛人形に、私の記憶にある人形の顔は見つからない。どんなに新しくきれいな人形でも、自分が持っていたのとはちがう顔なので、なぜかいまいち気持ちが惹かれない。時代によって雛人形の顔も変わってきたようで、やはり捨てられてしまったことは惜しい。きたなくなってもとっておいてくれれば良かったのに、と思う。

須坂のひな祭りではは古い雛人形がたくさん見られると聞いて行ってみた。古い屋敷に、大事に保存されてきた雛人形がずらりと並んでいた。あまり多すぎてどこを見たらいいのかわからないほど。私のはこんなに立派なものではなかったけれどこんな感じだったと思い、とても懐かしかった。

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外の庭に飾られていた人形。

ライブラリ - 7898.jpg五人囃子

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近くで見ると表情があって面白い。

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ひな人形が飾られていた屋敷の門です。
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