SSブログ

2019年 今年の桜(2) [diary]

4月20日(長野県中野市 谷厳寺)

高社山の裾野にある山寺です。
ここは花が少ない、もう散ってしまったかと思ったらまだ4分咲きでした。
日当たりの良いところはかなり花開いています。
4日後くらいが見頃かもしれません。

IMG_5270.jpg

IMG_5273.jpg
山を望む景色、風が冷たい場所は 桜もまだ2分咲きほど。

IMG_5272.jpg
IMG_5275.jpg
IMG_5276.jpg
IMG_5277.jpg
IMG_5278.jpg
IMG_5281.jpg


4月20日(長野県須坂市 臥竜山)

夕方は須坂市の桜の名所、臥竜山に行きました。満開を過ぎたところ
ここの桜は見事でしたが。老木のためみな幹を切られ、
低木になっていましたが花はきれいでした。

IMG_5282.jpg
IMG_5284.jpg
IMG_5287.jpg
IMG_E5291.jpg
IMG_E5292.jpg


4月21日(長野市 善光寺・城山公園)

善光寺の境内に咲く桜は、黒っぽい建物、黒々と高い針葉樹の間に
ぱっと花のように輝いて見えるのが何とも言えない美しさ。

IMG_5304.jpg
IMG_5307.jpg
IMG_E5306 (1).jpg
IMG_5308.jpg
IMG_5309.jpg
IMG_E5310.jpg


『花の下で遊ぶ人たち』

IMG_E5311 (1).jpg
IMG_5312.jpg
IMG_E5315.jpg

ちょうど良い人出で、混みすぎず、淋しすぎず、
人も桜のために置かれたオブジェのよう。
何といっても山が見える景色は桜の背景として得難いです。

nice!(0)  コメント(0) 

2019年 今年の桜(1) [diary]

今年の3月4月は 寒い日が多かったおかげで桜が長い期間楽しめました。

4月8日(家の裏の公園の桜)
IMG_5204.jpg
なんでもない小さな公園が1年に1度、華やぐとき。もう満開はとっくに過ぎています。



4月12日(川口市 見沼用水沿い)
IMG_5213.jpg
IMG_5212.jpg
IMG_5217.jpg
IMG_5219.jpg

畑と土手と川、ここに桜があると、完璧な『日本の風景』


4月14日(茨城県谷和原市)

IMG_5232.jpg
IMG_E5231.jpg
IMG_5235.jpg

見頃は一週間前?  それでもまだ充分にきれいでした。


nice!(0)  コメント(0) 

マルタ島の旅2019年1月 〜その4  イムディーナ 1月22日 〜  [旅行記]

マルタ島最終日
ツアー出発まで1時間30分ほど時間があるったので海岸を散歩。
本当にここでの散歩は気持ちがいい。朝夕に歩いていると短い滞在なのにすっかり住民気分になってしまう。
冬のせいか人も少なく落ち着く。行き交う人はジョギングをしたり犬を連れたり。
猫も多いけど賢そうな犬を連れた人をたくさん見かけた。

マルタ島の朝日
IMG_4842.jpg

IMG_E4625.jpg朝食


朝の散歩風景

IMG_4629.jpg
IMG_4650.jpg
IMG_4655.jpg
IMG_4659.jpg
IMG_4671.jpg
IMG_4678.jpg
IMG_4685.jpg
IMG_4693.jpg
IMG_4705.jpg
IMG_4707.jpg
IMG_4714.jpg
IMG_4716.jpg
IMG_4737.jpg
IMG_4740.jpgホテル

朝の散歩でもうマルタ島の楽しさは充分味わえてしまった。

イムディーナは「静寂の街」と呼ばれている。
人口はたった257人(2005年のデータ)
石畳の細い小路が小さな広場に通じていて中世の街の面影がそのままある。

IMG_4743.jpg
IMG_4744.jpg
IMG_4750.jpg

きれいな馬車が街の中を走っている。
どの馬もピカピカに手入れされていて大事に扱われている感じ。
IMG_4754.jpg
IMG_4759.jpg
IMG_4771.jpg
IMG_4799.jpg

私たちも乗ってみた。黒鹿毛の馬で名前はジョージ。
IMG_4791.jpg
IMG_4811.jpg
細い道を馬車は走ってくれてとても嬉しかった。
御者と私たち3人、大人4人を乗せて軽々と走る馬車。
一馬力はたいしたものだと思って感動した。

CXTD0194.jpg
鳩は万国共通

IMG_4814 (1).jpg
IMG_4817.jpg
IMG_4818.jpg
IMG_4835.jpg
IMG_E4807.jpg

IMG_4838.jpg
(帰りの飛行機から見たマルタ島)

ヨーロッパは何度も旅行したことがあるので特に何も期待していなかった
マルタ島旅行は、終わってみれば『花のような5日間』だった。
古い神殿や豪華な大聖堂は歴史も調べず、ただぼんやり眺めていただけだったけれど
それでも貴重な時間だった。
マルタ島の現在の社会に興味があったけれど、あまり聴くチャンスはなかった。

ツアーバスの中でガイドさんが
「マルタ島では、資源のない国なので、『人々が資源』という考えのもとに
国民の教育に力をいれています」と説明してくれたことが心に残った。
小学校から大学まで、教育は無料だとのこと。
マルタの人がみなおっとりして感じがいいのはそういうことから来るかもしれない、
と思った。

何といっても私の好きな猫、犬、馬、鳩がたくさんいる街はいいに決まっている、
と思ったのでした。




nice!(0)  コメント(0) 

マルタ島の旅2019年1月 〜その3 青の洞門・ジュガンティーヤ神殿・聖ヨハネ准司教座聖堂など1月21日〜 [旅行記]

今朝も晴れ。
夜中にはかなりの雨で雷まで鳴っていたけれど、出かける頃には晴れてきた。
雨が多い季節と聞いていたけれどついている。

今朝もたっぷり朝食
IMG_E4434.jpg
朝食は大事。旅の一日の顔ですから。
パンもハムもチーズもヨーグルトも美味しい。

今日は「青の洞門」へ。
天候のせいでボートでの門巡りは中止だった。
(途中で晴れても中止と決まれば中止なのだそうな)
でも岸壁から眺めるだけでも充分に美しい!

IMG_4449.jpg
IMG_4454.jpg
IMG_4456.jpg

ジュガンティーヤ神殿
小さな島にエジプトのピラミッドより古い巨石の神殿が残っている。
シュガンティーヤ神殿はマルタ島の神殿群の中で一番古く、世界的にも一番古い。
紀元前3600年頃。

IMG_4461.jpg
IMG_4462.jpg
IMG_4465.jpg
IMG_4466.jpg
岩肌に細かな穴がつけれれ模様になっている

IMG_4467.jpg
IMG_4469.jpg
IMG_4476.jpg


ここにも猫たちが居心地良さそうに暮らしていた。

IMG_4479.jpg
IMG_4484.jpgIMG_4487.jpg
IMG_E4490.jpg
IMG_E4492.jpg

たっぷり野外の空気を楽しんで、港町マルサシュロックへ
カラフルな船が賑やかでとてもすてきな漁港。

IMG_4511.jpg
IMG_4512.jpg
IMG_4517.jpg
IMG_4521.jpg
IMG_4530.jpg
IMG_4526.jpg
馬車に乗って街を疾走している人がいました。

IMG_4542.jpg
IMG_4543.jpg


遅めの昼食
IMG_4549.jpgレストラン
IMG_4547.jpgIMG_4545.jpg
マルタ料理のブラジオリ。どの料理にも豆がたっぷりついている。

午後ヴァレッタ観光、騎士団長の宮殿、聖ヨハネ准司教座聖堂
ヴァレッタの美しい街並み

IMG_4555.jpg
IMG_4556.jpg
IMG_4558.jpg
IMG_4564 (1).jpg
IMG_4566.jpg
IMG_4569.jpg
IMG_4570.jpg
IMG_4572.jpg

IMG_4574.jpg
IMG_4584.jpgIMG_4585.jpg
IMG_4589.jpg
豪華絢爛な大聖堂の天井

IMG_4608 (1).jpg
カラヴァッジョの『聖ヒエロニムス』

IMG_4590.jpg
IMG_4608.jpg
IMG_4609.jpg

アッパーバラッカ・ガーデンからの眺め
IMG_4610.jpg

ホテル5時着、この日も満月がきれい

IMG_4613.jpg






ホテル着4時、一日かなり歩いたせいで足が痛い。
スーパーに行ってお土産を買った。
宿泊場所の回りが綺麗な海に面しているというのはとてもくつろげる。
nice!(1)  コメント(0) 

マルタ島の旅2019年1月 〜その2 ゴゾ島 1月20日〜 [旅行記]

2日目

IMG_4293.jpg

美味しい朝食を食べ、バスでゴゾ島への船着き場へ。

IMG_4299.jpg

フェリーで20分ほどでゴゾ島着
IMG_4302.jpg

田園風景の中にある古代遺跡ジュガンティーヤ神殿

IMG_4313.jpg
1月下旬なのに温暖気候のため春めいてとても気持ちがいい。

IMG_4319.jpg
IMG_4323.jpg
IMG_4326.jpg
IMG_4332.jpg


ゴゾ島の中心ヴィクトリアの街とチタデル要塞跡
IMG_4338.jpg
IMG_4343.jpg
IMG_4344.jpg
IMG_4345.jpg
IMG_4346.jpgIMG_4347.jpg
IMG_4357.jpg
IMG_4365.jpg
IMG_4370.jpg
IMG_4373.jpg

ここで遅めの昼食を食べたあとホテルへ。
観光であちこち回ったあとホテルでのんびりできるのがうれしい。
何といってもホテルが海に面しているため、ふらっと外に出るだけで
海の景色を楽しめる。この風景がマルタ島の一番の思い出になりました。

この日はちょうどスーパームーン。
海辺で月が見られるとは幸せ!
月の光を浴びて海の中に人が見える。まるで人魚のよう!
IMG_4413.jpg
IMG_4422.jpg

近くで写真を撮らせてもらいました。月夜に泳ぐ、なんとロマンチック!

IMG_4427.jpg
IMG_4428.jpg
海辺に降りたら、人魚の正体は彼女たちでした。
満月を背にポーズをとってもらいました。


この日は海辺のカフェレストランで夕食。
IMG_E4432 (1).jpg
IMG_4431.jpg

ピザは大きくて3人で2枚。でも半分も食べきれずテイクアウトしました。




nice!(0)  コメント(0) 

マルタ島の旅2019年1月 〜その1 マルタ島へ、スリーマ 1月19日〜 [旅行記]

10年ぶりの海外旅行。初めてのツアー旅行だった。
IMG_4237.jpg

マルタ島はイタリアのすぐ近くの小さな共和国。
名前を聞いたことはあったけどどんな所か予備知識は全くなかった。

が、行って良かった!そんなに期待もしていなかったのに、
終わってみれば『花のような6日間』だった。

(出発から到着まで)
成田発 21時 夜の出発はとても楽。準備するのに余裕があった。
夕飯は空港のコンビニのサンドイッチで軽く。

初めてのターキッシュエアライン。飛行機の中が一番の悩み。
眠れなくても気にしないようにしてなんとか乗り切った。
機内食が2回出て、今は食べる時間じゃないなと思いながら、
降りたときのために身体をならそうとしっかり食べた。
(これまでの機内食の中で一番美味しかった。。)

(イスタンブールで乗り換え)
12時間のフライトでイスタンブール。ここで2時間の待ち時間。
お土産を買った。トルコ菓子は魅力的だったけど、値段はかなり高め。

イスタンブールからマルタ島まで2時間ちょっとのフライト。
ここでも朝食。さすがに全部は食べられなかった。

(マルタ島着)
マルタ島に着いたのは現地時間で8時半頃。
日本からちょうどマイナス8時間でわかりやすい。(日本は午後の4時半だ。)

空港からバスでスリーマという町、ホテルに到着。
荷物を置いてぶらぶらと散歩に出た。
建物はイタリアやフランスと同じで石造り。道路幅がわりと狭く街はこじんまりと
している。そして、
街はずっと海に沿っているのだった。穏やかな海。
着いたときは雨上がりで空はどんより曇っていて海の素晴らしさはわからなかったけど、
陽が差してきたら、それはそれは美しい海だったのだ。

ここの海はマルタ島の短い滞在の間、穏やかさと美しさで私たちを包んでくれた。
これが《花のようなマルタ島滞在》の始まりだった。

IMG_4236.jpg
IMG_4220.jpgIMG_4227.jpg

IMG_4238.jpg
IMG_4241.jpg

朝の10時頃ホテルに着いたので、この日はたっぷりのフリー時間。
長いフライトの後なので交通機関を使って遠出するのはやめて、
ホテル周辺をぶらぶら歩き。これがとても楽しかった。

ホテルの前の海沿いの道を歩いて行くと、猫のオブジェがある公園があった。
IMG_4287.jpg

そういえばマルタ島は「猫」が多いことで有名
公園に降りたら、いた、いた、たくさんの猫。

IMG_4283.jpg
こちらが首長猫?

公園自体が猫の家みたいなもので、たくさんキャットハウスが置いてあって、
野良猫というよりは、飼い猫に近い感じ。。。
IMG_4257.jpg
IMG_4252.jpgIMG_4255.jpg

海に降りてみると、砂浜ではなく歩きやすい岩盤(石灰岩?)で1月だというのに
犬と一緒に泳いでいる人がいた。

IMG_4273.jpg
IMG_4274.jpgIMG_E4274.jpg
「モモ」という名の犬。
peachの意味だよ、と連れてきた人が説明してくれたけど、
それは私が説明することでは??

とにかくこんなに素晴らしい海はめったにないと思った。
冬なのでほとんど人がいないのも良かった!

海沿い道路から、街へと伸びる何本もの通りの一つ。
IMG_4230.jpg
海からこんな通りがたくさんある。
店は少なくほとんど住宅のよう。

お店を見つけて中に入ってみたら、額縁屋さんだった。
IMG_4233.jpg
IMG_4232.jpg
色彩がきれい。
「いいお仕事ですね」というと、「そう思っています(笑」という返事。

IMG_4277.jpg教会

海沿いの道を歩くと立派な教会だあった。
マルタ島の島民は世界で最も古いキリスト教の信者だそうで、小さな島に360もの教会やチャペルがあるという。

夕食は近くのスーパーで買い出しをして済ませることに。
ワイン、チーズ、パン、ハム、オリーブ・・・

どれもすごく美味で大満足した!!

nice!(0)  コメント(0) 

ウィーン・フォルクスオーパ−交響楽団 〜 ニューイヤーコンサート 〜 [音楽]

(1月の覚え書き)

(2019年1月13日(日)長野市ホクト文化ホールにて)

《ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団 〜 ニューイヤーコンサート 〜》

IMG_4144.jpg

1月1日からウィーン・フォルクスオーパー交響楽団が来日と知り、
もしかして長野は?と思って調べたら1月13日(日)ホクト文化ホールの公演。
こういうときは勘の良さが勝負。
運良くチケットが取れていざコンサートへ向かいました。

IMG_E4136 (1).jpg

ニューイヤーコンサートなので演目はお馴染みのプログラム。
歌とバレエがあり、とても贅沢なコンサートでした。

そして、何よりもフォルクスオーパーにはフルート奏者のビルギット・ラムズルがいる。
それが今回のコンサートの主目的でもありました。

これまでに2回、日本に来日したビルギットの演奏を聴いています。
1回目は、2003年、ピエール・ブーレーズ率いるグスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラの一員として。(マーラー6番) このときも勘で、クラシック界の若き俊英によって構成されたこのオーケストラに、きっとビルギット・ラムズルもいるに違いない、という確信がありました。
それまでマーラー6番は聴いたことがなかったので(もっぱら5番ばかりで)、コンサートの1,2ヶ月前から6番のCDを聴いてしっかり予習をしてコンサートに臨みました。。
そして・・予想通りビルギットはステージ上にいた!
あこがれのピエール・ブーレーズの指揮、
グスタフ・マーラー・ユーゲント オーケストラの迫力あるみずみずしい演奏!
本当に素晴らしかった。
休憩時にステージにかけよると、ビルギットも気づいてくれて再会を喜んでくれました。

2回目はムラマツのフルートフェスティバルのゲスト出演者の一人として。
並み居るゲスト出演者の中でも群を抜いた上手さ。
いつの間にか「巨匠」になってしまったなあ、と感慨深いものがありました。

初めてビルギットに会ったのは2002年、イタリア、シエナのキジアーナ学院で、
もう17年前のことになりますが、
それ以来、細〜い糸で繋がれているようにビルギットの演奏を聴く機会がありました。

そして、この日のウィーンフォルクスオーパ−・オーケストラの演奏。
軽やかで完成されたウィーンの響き。
オーケストラをまとめリードしていたのはフルート。
フルート1本でオーケストラ全体に匹敵する音を出し、オーケストラを引っ張る。
素晴らしい歌声と華やかなバレエが加わり本当に楽しいコンサートでした。

今回も休憩時間にステージ上のビルギットと言葉を交わし、
(ステージまで私が近づけるようにゆっくりと退場してくれて)
終了後は楽屋口で会うことができました。

IMG_4139.jpgIMG_4149.jpg

IMG_E1233.jpg
これはイタリアのキジアーナ学院。
エマニュエル・パユのレッスンを受けているビルギットです。

IMG_4939.jpg
サインもらいました。やっぱりスケジュール手帳を持っていて良かった。
スマホにサインはできないので。

「今年は良い一年になりそう」と言うと、
「私もあなたたちに会えたので良い一年になると思う」と。

次にまた聴ける時を楽しみにしていよう。
いまのフルート界、ビルギットはベスト5の一人に入るでしょう。

nice!(0)  コメント(0) 

マーラー交響曲第9番ニ長調  〜 指揮 チョン・ミョンフン / 東京フィルハーモニー交響楽団 [音楽]

2019年2月20日 オペラシティにて
IMG_4958.jpg


IMG_4957.jpgIMG_4956 (1).jpg

《マーラー交響曲第9番》
    指揮:チョン・ミョンフン  
東京フィルハーモニー交響楽団

この組み合わせは13年ぶりだった。前回2006年のコンサートの印象が強烈だったので、こんなに月日が経っていたとは思いもしなかった。東フィルの1番フルートの斉藤和志氏も13年前のチョン・ミョンフン指揮によるマーラー9番を忘れていないと語っている。

2日のオペラシティでのマーラー9番が今回の公演の最終日だった。
座席は2階席、斜めを見る感じになるので少し見づらい。
13年前は一階のあの辺、とかなり刻銘に覚えていて自分でも驚いた。

マーラー9番は休憩なしの80分ほど。
よく聴いた曲なのであっという間の80分だった。
マエストロはお元気そうで、東フィルの団員の強い意気込みが感じられる力強い演奏。

(プログラムノートより)
マーラー交響曲第9番は、1909年6月〜1910年4月に作曲された。
1907年、悲劇の始まり。ウィーン各紙がウィーン宮廷歌劇場総監督であったマーラーへの批判を一斉に書きたてはじめ、マーラーは真剣に転職を考え始め、6月にニューヨークのメトロポリタン歌劇場と秘密裏に契約を取り交わした。7月に、溺愛していた長女マリアが5才で急逝。1901年〜1904年に『亡き子をしのぶ歌』を作曲したことを思い悩むようになり、第9番の最終楽章の伏線となった。
まもなく自身も重篤な心臓病が発見され、こうした状況下でマーラーはウィーンを去った。

第一楽章、悲しみと苦しみを内包し、途中からそれは雪崩のようにくずれおちる。
第二楽章、陽気なワルツ、元気よい舞踏。
第三楽章、混乱だ。心はとりとめなく流れ、あちこちに乱れる。
第四楽章、静けさをとりもどし、やがて死へと続く道へと。


13年ぶりのマーラー9番は静かな気持ちで聴けた。
チョン先生と東京フィルで聴くマーラー9番、この組み合わせにはもう巡り会わないかも知れない・・・と思った演奏会だった。


IMG_4961.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

雪のシーズン到来! [信州]

12月28日から降った雪で飯綱高原はすっかり雪景色になりました。
今までほとんど雪が降らなかったので、今年のスキー場は新年に間に合わない?と心配されていた人が多かったようですが、これならお正月に間に合うでしょう。

IMG_3946.jpg

でもここに住んでいると、毎年繰り返されることながら、雪が降るとやっぱり大変。
都合良く少しずつ降り積もるわけでなく、
降る時はドサッと一度にというパターンが多いので、雪かきに明け暮れることになります。
それに何といっても道路状況、車の運転が不安です。
いざという時のために冬は多めに食料を買いこんでおかないとなりません。
置き場は、家の外。ほとんど冷凍室並の温度なので便利です。
冬は熊はいないけれどタヌキやキツネはいるのできちんと梱包して。

28日は朝から少し積もっていたのですが、昼頃人と会うために車で出かけたらだんだん危ない雰囲気になってきて、県道や国道もきれいに除雪されていた道路があっという間に白くなる。
40分ほどして用を終えての帰り道。脇道に入るともうかなり雪深い感じで、しかも視界が悪い。。
外が寒すぎてガラスが凍り付いてワイパーがあまり効かない。
しかもこんな軽くて細かな雪がどうして?と思うほど、積もるスピードが速く、道路の端っこがはっきり見えなくなっている。
何年か前に、家の6メートルほど手前でスタッグしたことがあるので、それを思い出し、
慎重にハンドルを回し止まらないようにようと念じながら戻りました。

これだけでけっこう神経は疲れているのだけれどすぐに雪かきです。
どんどん降っているので雪かきしてもまたすぐに積もってしまうけれど、
これをやらないと、一度に大量の雪かきをすることになってしまう。
人力なのでただ黙々と雪かきをします。15分もやっていると汗びっしょり!

雪の大変さは嘆いても仕方ないことで、何も考えず決めた時間を静かにやるのがコツ。
もっともっと、とやり過ぎると後で疲れが出るのでほどほどにして休みます。

雪の苦労は道路脇や林の中に雪をうっすらまとってすくっと立つ木や、
鉛色の空と雪と木々の黒い幹が作り出すモノトーンの世界の美しさ、
また雪が降っているのに思いがけなく差す陽光のまばゆさ・・など、
そういうものに慰められるものです。
IMG_3943.jpg


冬になると野鳥たちが餌台にやって来て愛らしい姿を間近で見られます。
これはいくら見ていても飽きません。
高い樹の梢から、ブ〜ン、ブ〜ンと波乗りのように空中を舞って降りてきます。
低木の小枝から小枝へと蝶のようにひらひら舞ったりもします。
いつもより羽毛を膨らませているためふっくらして見えるのが可愛い。
脚は、むきだしの素足だけど血管がうまくできていて雪対応。

IMG_3905.jpg
IMG_3904.jpg
IMG_E3952.jpgIMG_E3953.jpg
IMG_3901.jpgIMG_3903.jpg

厳しい冬のおかげで、春の訪れは何よりも嬉しく輝かしくなります。
そう思うと、泣きながら雪にも感謝・・。


nice!(0)  コメント(0) 

秋深し [信州]

10月30日 飯綱高原の紅葉もそろそろ終わりです。
厳しかった暑さがおさまったと思ったらもう冬の足音!
ちょっと秋が短すぎるのでは〜〜〜。

2日前に鮮やかだったもみじもすっかり色あせてきましたが、
大座法師池の回りのもみじはまだ頑張っていました。

IMG_3653.jpg
IMG_3668.jpg
IMG_3670.jpg
IMG_E3654.jpg

秋の午後の陽に照る山もみじ、最後の輝き。



今年はりんごが美味しい!!
信州のりんごは最高です。
IMG_E3666.jpg
シナノスイートとシナノゴールド


山の直売所で買ったこのシナノスイートは特に絶品でした!
生産者の方とたまにおしゃべりできるのも直売所ならでは。
リンゴもどんどん新種ができ、どんどん味も良くなっている気がします。

ある時、すごく美味しいりんごを味見させてもらい、何というりんご?と聞くと、
まだ名前はつけてない、とのこと。
いろいろ交配して新種ができるのですが、この美味しいりんごの作り方は、
生産者さんがどうやって作ったのか忘れてしまった、という残念な答え。
「幻のりんご」になってしまいました。
11月下旬までは山の直売所はやっています。雪が降ったら閉店ですね〜、
淋しいです。。

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。