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初心者フルートレッスン(1) [音楽]

IMGP0002.jpgマネ「笛を吹く少年」
1st lesson無事に終わりました。(2009年2月7日)
受付でカルテみたいなのを渡され、これを先生に出して帰りにまた受付に戻すよう言われたので「病院と同じですね。」と言うと受付の人が笑っていました。

レッスンは30分、ただしその前に個人レッスンが30分できるようにスタジオが用意されているので、1時間の練習ができるようになっています。どんな楽器でもウォーミングアップは絶対に必要で、一人静かに練習できるのはありがたいです。いきなり先生の前でやってもうまくいくわけがないです。
さてスタジオでの音出し、最初の10分間は良かったのだけど、その後唇が震え始めたました。(まずい・・午後にコーヒーを飲んだのがいけなかった!)先生も午後にはコーヒーもお茶も飲まないようにしている、と聞いていたのにすっかり忘れていました。それで吹くのを止めてストレッチをすることに・・。
スタジオのガラス扉からもし見ている人がいたら「何しているんだろう」と思ったかもしれません。でもどんなときにも困ったときには身体を伸ばしてリラックスする、これは最近になってようやく気付いたことです。
かなり入念なストレッチのおかげで震えは止まりまた練習、またストレッチ、を3分づつ繰り返し、残り7分間は吹かずに休憩してレッスンに臨みました。

レッスンは宿題に出されていたアルテの1を一拍に4回のヴィブラートをかけて吹きました。速さM.M60。ヴィブラートはまあまあできるのだけれどなかなか息が続きません。「腹式呼吸ができていないからだ(・・出た、腹式呼吸!)」と言われ、腹式呼吸の練習の仕方を教わりました。
腹式呼吸って何か大事なときに必ず出てきます。
病気で痛みを和らげるには腹式呼吸、喘息になったら腹式呼吸、お産の時にも腹式呼吸、歌をうたうときも腹式呼吸、楽器を吹くにも腹式呼吸。
こうしてみると「腹式呼吸」というのは、とても大事なもののようです。なのに普段の生活で人間は腹式呼吸をしていないのは何故だろうな、と思います。
それとも日常的に腹式呼吸をしている人っているのでしょうか??

次にメトロノームなしでやらされ・・・これはリズム感を持っているかどうかの練習ですね。これも「なかなかうまいね」と言われて、次には一拍に6回のヴィブラート(ただし速さはM.M40)でやるように指示されました。これもなんとか吹き終わり「いいね。なかなかいきなりこうしなさいと言われてそう吹けるものじゃない。この調子でやっていけばうまくなるよ。」とほめられて無事レッスン終了でした。あっという間の30分でした。
ほとんど身体を動かさないフルートでも(呼吸はものすごくしているのですが)、真剣に集中するとカッカと身体が熱くなり汗びっしょりです。

受付に戻ってカルテを渡し「すごく暑くなりました。」と言うとまた受付の人が笑っていました。ここの受付の人達も皆なにか楽器を練習している方のようで、それだけで親しみがわきます。
次は一週間後。真面目に練習したことはこれまで一度もなかったのですがレッスンを受け始めたことで張り合いが出ました。ただ遊んでいたときとは音が違う感じが自分でもわかります。
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コメント 2

Pan

安静時、就寝時。普通ヒトは腹式呼吸をしています。その状態で吸入量を増やせばいいのですがなかなかうまくいきません。大きな息を取るのは普通は胸式呼吸の心肺運動の時だからです。そしてたぶんNHKのラジオ体操で「♪♪〜もう一度息を大きく吸って〜・・続いて第二体操です〜♪♪。」あれが典型的な胸式呼吸なので刷り込まれていて、日本人は腹式呼吸が苦手、と私は睨んでいます。
by Pan (2009-02-09 23:36) 

sachat06

安静時は腹式呼吸なのですね。そう言えばそうです。
ラジオ体操と胸式呼吸・・確かに、胸に息を吸っていますね。「日本人は腹式呼吸が苦手」というのは知りませんでした。なるほどそんな感じがします。肩の力を抜くと腹式呼吸になるようですね。
by sachat06 (2009-02-10 00:05) 

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