乗馬日記〜バランス〜 [乗馬]
スノウフレーク
つぶらな瞳
一月に一度の帰郷の際に訪れる飯綱の乗馬クラブ。
今年はまだ暖かい日が続いてはいるけれど、さすがにこの間の日曜日は地面が凍っていて馬の足を痛めるからと、屋内でした。
そのため大抵いつも広い馬場を独り占め状態なのに、今回は私を含めて4人。4人なんて少ない人数かと思うけど、部班ではなくそれぞれが勝手に練習している中で自分でやらなければならない。これ、とても怖いのです。屋内なので回りの壁も圧迫感があって・・。しかもみんな上手くて自由にコースどりをして駈歩をしている中では、とても落ち着いて馬を走らせることはできませんでした。
この間NHKのプロフェッショナルで武豊がパリ市内を運転していて、「車線ないっすからね。ま、競馬もこんな感じですよ。」と語っていましたが、パリの凱旋門あたりの道路は広いのに車線もなくみなスピードも下げず、なぜ運転できるのだろう、というような道路です。
バレエリーナのシルヴィギエムもここを運転している映像を見たことがあるのですが「誰も私の前には入れないわ。」と笑いながら運転していたのを見て仰天しました。運動能力がずばぬけていないとパリ市内の運転は無理そうです。武豊なら平気でしょうよ。
さて今回乗った馬はスノウフレークで超ベテランと言われている馬、バランスが悪いと真っ直ぐに進まない。右足が強ければ左に行ってしまうし、左足が強いと右に行ってしまい、あせればあせるほどうまくいきません。
しかも、並足が速い。ポックリ、ポックリ歩くことを期待しているのに、サッサーという勢いで進んで行く。「すごく速いですね〜」と心細くなってインストラクターの方に言うと「あ、その馬スポーツカーですから。」とこともなげな返事。
スポーツカーだなんて・・私は軽自動車ぐらいでないと無理なんです。
ますます萎縮してしまい、今回は駈歩はあきらめ輪乗り練習にしました。いつもの乗馬スクールではサークルの中をくるくる回っているのに、自分で輪乗りをするのは本当にむずかしいものだとわかりました。いつも左手前での練習をしているせいか、右足が思うように使えず、外にふくらんでしまうのです。
スノウフレークは「一体、どういうつもり?」「何やってんの?」と思っていたのにちがいありません。回りの馬はみなパッカパッカと走っているのに、こちらはヨタヨタで・・。
レッスン終了間近になってゆったり歩かせるところを、スノウはいつまでも、ゆっくり歩いてくれず、終わりだと思っていないようで「首をたたいて終わりの合図してください。」と言われました。
(もちろんやっていましたよ。)
なんとこのスノウフレークという馬は27歳!
昔はかなりの馬だったとか・・。今でもすごいけど。
ハミを付けるときに自分からぱかっと口を開けるのには、本当に驚きました。
やっぱり次はカントリーボーイがいいなあ。一番最初に乗ったメジロシャガールは、下手な乗り手の私の言うことを素直に聞いてよく走ってくれた馬ですが、秋に脚を痛めていました。
今回、「シャガールどうなりました?」と会員さんに聞いたら、淋しそうに「出されました。」との返事でした。誰にでも乗れるメジロシャガールのような馬は乗られる回数も多いのでやはり脚を痛めやすいのだそうです。(「出される」とは処分の意味)
人間に乗られたり、食べられたり、動物は哀しいものです。
つぶらな瞳
一月に一度の帰郷の際に訪れる飯綱の乗馬クラブ。
今年はまだ暖かい日が続いてはいるけれど、さすがにこの間の日曜日は地面が凍っていて馬の足を痛めるからと、屋内でした。
そのため大抵いつも広い馬場を独り占め状態なのに、今回は私を含めて4人。4人なんて少ない人数かと思うけど、部班ではなくそれぞれが勝手に練習している中で自分でやらなければならない。これ、とても怖いのです。屋内なので回りの壁も圧迫感があって・・。しかもみんな上手くて自由にコースどりをして駈歩をしている中では、とても落ち着いて馬を走らせることはできませんでした。
この間NHKのプロフェッショナルで武豊がパリ市内を運転していて、「車線ないっすからね。ま、競馬もこんな感じですよ。」と語っていましたが、パリの凱旋門あたりの道路は広いのに車線もなくみなスピードも下げず、なぜ運転できるのだろう、というような道路です。
バレエリーナのシルヴィギエムもここを運転している映像を見たことがあるのですが「誰も私の前には入れないわ。」と笑いながら運転していたのを見て仰天しました。運動能力がずばぬけていないとパリ市内の運転は無理そうです。武豊なら平気でしょうよ。
さて今回乗った馬はスノウフレークで超ベテランと言われている馬、バランスが悪いと真っ直ぐに進まない。右足が強ければ左に行ってしまうし、左足が強いと右に行ってしまい、あせればあせるほどうまくいきません。
しかも、並足が速い。ポックリ、ポックリ歩くことを期待しているのに、サッサーという勢いで進んで行く。「すごく速いですね〜」と心細くなってインストラクターの方に言うと「あ、その馬スポーツカーですから。」とこともなげな返事。
スポーツカーだなんて・・私は軽自動車ぐらいでないと無理なんです。
ますます萎縮してしまい、今回は駈歩はあきらめ輪乗り練習にしました。いつもの乗馬スクールではサークルの中をくるくる回っているのに、自分で輪乗りをするのは本当にむずかしいものだとわかりました。いつも左手前での練習をしているせいか、右足が思うように使えず、外にふくらんでしまうのです。
スノウフレークは「一体、どういうつもり?」「何やってんの?」と思っていたのにちがいありません。回りの馬はみなパッカパッカと走っているのに、こちらはヨタヨタで・・。
レッスン終了間近になってゆったり歩かせるところを、スノウはいつまでも、ゆっくり歩いてくれず、終わりだと思っていないようで「首をたたいて終わりの合図してください。」と言われました。
(もちろんやっていましたよ。)
なんとこのスノウフレークという馬は27歳!
昔はかなりの馬だったとか・・。今でもすごいけど。
ハミを付けるときに自分からぱかっと口を開けるのには、本当に驚きました。
やっぱり次はカントリーボーイがいいなあ。一番最初に乗ったメジロシャガールは、下手な乗り手の私の言うことを素直に聞いてよく走ってくれた馬ですが、秋に脚を痛めていました。
今回、「シャガールどうなりました?」と会員さんに聞いたら、淋しそうに「出されました。」との返事でした。誰にでも乗れるメジロシャガールのような馬は乗られる回数も多いのでやはり脚を痛めやすいのだそうです。(「出される」とは処分の意味)
人間に乗られたり、食べられたり、動物は哀しいものです。
2008-12-17 00:18
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