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斉藤和志・坪川真理子/フルート&ギターコンサート〜魅惑の夜明け [音楽]

フルートとギターのデュオコンサートが続いた。
斉藤和志(Fl)&坪川真理子(G)
6月28日(日)14:00〜 池袋のプラサホールにて

不思議なことに佐藤紀雄(Fl)小蔦直子(G)のデュオコンサートとはがらりと異なる雰囲気だったので、「あれ、そう言えばこの前のコンサートもフルートとギターのデュオだった」と後から気がついた。
斉藤・坪川のデュオを聴くのは2回目。

<プログラム>
ワルツ、ジュモー(双子)  (E・マルシェリー)
花を配る  (ヴィラ=ロボス)
ブエノスアイレス組曲   (M.D.プホール)
無窮動   (F.プーランク)
魅惑の夜明け  (R.シャンカール)
「タンゴの歴史」より  (A.ピアソラ)

〜アンコール〜
パリの空の下で
「タンゴの歴史」より、CAFE

斉藤和志のフルートの音色は今回また少し変わったようだ。ヴァイオリンのような太い響きまで出していた。足部管を別の社のものに変えてみたそうだ。胴部管まで変えてしまうとビュ〜ビュ〜鳴りすぎて東フィルのお仲間から「うるさすぎる」と評判悪かったとか。楽器は本当に微妙なところで変わってしまう。
奏者の音もどんどん変化するし、コンサートによっても奏法を変えているため、二度や三度、演奏を聴いてもその特徴を捉まえるのはむずかしい。
坪川さんのギターは今回も静かで深みのある音色だった。全く正反対の雰囲気を持つ二人だがなぜかしっくりくる。演奏の素晴らしさだけでなく二人のtalkもなんだか面白い。

アンコールを聴いて、シャンソンもなかなかいいものだな、と思った。
「タンゴの歴史」のCAFEをアンコールに持ってきたのは聴衆へのサービス?
何と言っても斉藤和志のピアソラは絶品だから・・。
哀愁を帯びしかも暖かく、落ち込んだ人間にも人生に立ち向かう気を起こさせてくれる力がある。
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