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初心者フルートレッスン(6)〜ひたすら練習〜 [音楽]

フルートレッスンを始めて早10ヶ月経ちました。
現在ガリボルディの2冊め〜フルートを歌わせる練習〜の17番まで終了。
レッスンの流れは個人練習30分の後、先生のレッスンが30分。
レッスン30分のうち15分はソノリテで、先生の音を聞き、なるべくその音に近づけるよう、ロングトーンで中音域、低音域、高音域と吹いていきます。
このソノリテというのはその日の体調がもろ出ます。体調が悪いと(ちょっと疲れていたりすると)、まず十分なヴィブラートがかけられない、息も1,2秒短くなってしまう・・・あげくの果て、目が回り気が遠くなるような感じになり<自分が今何の音を吹いているのかわからない状態>になります。
体力のない私は大体が不調で、途中から頭をよぎるのは「早く最後までいかないかなあ」ということ。

小泉先生によると、「ソノリテは奏者の基盤となる音を作る。曲を演奏しているとき、いつでも<自分の一番良い音>に戻ることができるようにするための練習」だそうです。
確かにソノリテをやった直後に練習曲を吹くと、自分の音がちがっているのに気がつきます。より音が自由に自然に出てきます。

ソノリテが終わると残り時間は15分弱。ここで宿題の練習曲を2曲ぐらいさらいます。ちゃんと練習してきたかどうかは先生にはちょっと聞けばわかるようです。だんだん譜読みも難しくなってきていますが、どんなものでも30回練習すればなんとかなる、ことがわかってきました。私のレヴェルだと一日2時間くらいといったところです。
30分はあっという間で、余計な話をする暇はまったくありません。
「お願いします」「今日はどこからだっけ・・じゃ、始めて」・・・「よく復習をしておきなさいよ。」「ハイ、ありがとうございました。」と、ただこれだけの会話で終わり。汗ビッショリ、フラフラになってレッスン室を出るのです。
たまには先生に聞きたいこともありますが(たとえば前回の競馬はどうだったのか・・とか)、うっかり会話を始めてしまうとちょっとのやり取りで3分間は立ってしまい、この3分間はエチュード1曲吹ける時間なので、口にはいつも固くチャック。
音楽に身を捧げているような一時を過ごすのです。
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