雪中の馬

長野の山中は暮れから雪が降り止まず、ブリューゲルの「雪中の狩人」を思わせる白と灰色の世界。時おり太陽が姿を現すと一瞬にしてきらきら光る銀世界に変わります。
寒い中乗馬クラブの馬たちの様子を見に行ってきました。
馬は寒さはまったく平気のようです。
ちょうど雪の中、数頭のうまが放牧されていて、飛んだり跳ねたり雪の中に寝ころんだり、それは楽しそうでした。雪の大好きな犬と同じなんですね。
夜、馬房の中はさぞ寒いだろうと心配していましたがまったくの杞憂でした。
雪の中の美しい馬の姿を録画しました。
（パナソニックのデジカメの動画撮影です）

よく考えるとこんなうまい具合に簡単に撮影できてしまったのは、馬の方がカメラに向かって意識してダンスの名演技をしてくれたのかもしれません・・。

コメント 4

手振れもなく、妖精のような雰囲気でよく撮れていますね、素晴らしい！

私は、このような馬本来の動きを少し理解できるので、フリーでは馬の動くままに自由に駆けさせていたら、それをクラブの指導員が咎め、“そんなに駈けさせたら死んじゃうでしょう” これには驚き、その程度の方に教わっているのかと、言葉がありませんでした。


by ガンジー (2010-01-13 06:32) 

ありがとうございます。私も気に入っています。
ところで、こういう放牧は馬が疲れすぎてしまうこともあると、こちらの指導員の方にも伺いました。この馬はエンデュランスの競技馬で体力はすごくあるようです。
レッスンをいくつもこなさなければならない馬は、疲れさせないようにしないとだめなのかもしれませんね。
by sachat06 (2010-01-13 19:57) 

この黒馬と雪とピアソラにはこれ以外の組み合わせの選択余地も可能性も無いように思えます。スペシャルなシーンですね。意外性もすごい。それからこの演奏は非常にうまい。これも成功の理由かもしれません。
by herosia (2010-02-13 22:27) 

映像を見たとき、これに合うのはピアソラの『ブエノスアイレスの春』しかないと・・。それ以外の音楽は考えられませんでしたね。ピアソラの音の跳躍は馬の跳躍の美に通じるものがあると思います。このフルートは抜群ですね。
by sachat06 (2010-02-14 12:14)