乗馬姿勢 [乗馬]
乗馬は一向に上達しそうにありません。
乗馬を登山に例えるなら、まだ登山道の入り口にもたどり着かず、山の裾野をさまよっている感じ。時々仰ぎ見る山の美しさに心奪われながら・・・。
乗っている時間がまだまだ少ないということの他に、もともと運動音痴で非常に不器用。特にスピード感があるものは苦手で、ジェットコースターなどもってのほか。
だから根本的に乗馬には向いていないのです。
それでも足代わりに馬を使って暮らしていた時代の人々のことを考えると、得手、不得手を超えたものであるはず。
運動が苦手でも自転車には誰でも乗れるようになるし（曲乗りはできなくても）、車も一応運転できるようになる。
私はその程度に馬に乗れるようになれば大満足なのだけど。
ところがこの「普通に乗る」ということが私にはむずかしい・・。
私の目下の悩みは、一番大切と言われる『バランス』つまり『姿勢』です。
乗馬を初めて真っ先に言われることは「背筋を伸ばし胸をはる」ということです。
こんなことは誰にでも簡単にできるものだと思うけど、ちょっとの間はいいけれど、この状態を保つことが難しい。馬の背中に乗って馬が走り始めたとたん、せっかくの「背筋伸ばし胸張り姿勢」が崩れてしまう。どうしてもどうしても崩れてしまう。
やはり馬上のきれいな姿勢というのが付け焼き刃だからだめなのかな。
もともと良い姿勢の人は上達も速いようです。
「姿勢」といのはその人の性格を表している気がします。「性格」というより、その人の「生き方」や「考え方」かな。小さな子供というのはみな同じような動きをしています。それが年令と共に、いろんな経験を積み上げていくうちにその人らしさがつくられて姿勢にも表れる。年を取れば取るほどそれは固まっていくので、修正が難しくなる。
ちなみに私は前屈み。猫背というほどではないけれど少し前屈みで、うつむきがち。つまり肩をすぼめ頭がすこし前下方に向いています。
これは私の人生そのものなので、これを変えるのは本当に難しいことです。乗馬クラブに向かうとき、時々車を運転しながら「そうだ、姿勢をよくしなきゃいけないんだな」と思い出し、背筋を伸ばし、胸を張ってみる・・。
すると私の頭の中で不思議なことが起きる。それまでぼんやり考えていたものが別の形を取り始める。何というか、頭の中でカキーンという音がして、しゃんとするというか、攻撃的になるというか・・・つまりだらしない格好をしていたとき比べ、私という人間の輪郭がもっとはっきりし、とんがってくる。（気合いが入った状態というのはこういうのかな・・）
こういう心理状態は馴染みがないのでやはり続けるのは難しい。ぐちゃぐちゃ、くよくよ考えている方が居心地がいいのです。
この辺が私が乗馬に向いていない原因なんだろうな、と思います。
馬も、とぼとぼ歩く馬が私にはしっくり来るのかも知れない。はりきって、ぐいぐい行きたがる馬はどうも苦手。これではいつまでたっても上達は望めないだろうとつくづく思うのです。
乗馬を登山に例えるなら、まだ登山道の入り口にもたどり着かず、山の裾野をさまよっている感じ。時々仰ぎ見る山の美しさに心奪われながら・・・。
乗っている時間がまだまだ少ないということの他に、もともと運動音痴で非常に不器用。特にスピード感があるものは苦手で、ジェットコースターなどもってのほか。
だから根本的に乗馬には向いていないのです。
それでも足代わりに馬を使って暮らしていた時代の人々のことを考えると、得手、不得手を超えたものであるはず。
運動が苦手でも自転車には誰でも乗れるようになるし（曲乗りはできなくても）、車も一応運転できるようになる。
私はその程度に馬に乗れるようになれば大満足なのだけど。
ところがこの「普通に乗る」ということが私にはむずかしい・・。
私の目下の悩みは、一番大切と言われる『バランス』つまり『姿勢』です。
乗馬を初めて真っ先に言われることは「背筋を伸ばし胸をはる」ということです。
こんなことは誰にでも簡単にできるものだと思うけど、ちょっとの間はいいけれど、この状態を保つことが難しい。馬の背中に乗って馬が走り始めたとたん、せっかくの「背筋伸ばし胸張り姿勢」が崩れてしまう。どうしてもどうしても崩れてしまう。
やはり馬上のきれいな姿勢というのが付け焼き刃だからだめなのかな。
もともと良い姿勢の人は上達も速いようです。
「姿勢」といのはその人の性格を表している気がします。「性格」というより、その人の「生き方」や「考え方」かな。小さな子供というのはみな同じような動きをしています。それが年令と共に、いろんな経験を積み上げていくうちにその人らしさがつくられて姿勢にも表れる。年を取れば取るほどそれは固まっていくので、修正が難しくなる。
ちなみに私は前屈み。猫背というほどではないけれど少し前屈みで、うつむきがち。つまり肩をすぼめ頭がすこし前下方に向いています。
これは私の人生そのものなので、これを変えるのは本当に難しいことです。乗馬クラブに向かうとき、時々車を運転しながら「そうだ、姿勢をよくしなきゃいけないんだな」と思い出し、背筋を伸ばし、胸を張ってみる・・。
すると私の頭の中で不思議なことが起きる。それまでぼんやり考えていたものが別の形を取り始める。何というか、頭の中でカキーンという音がして、しゃんとするというか、攻撃的になるというか・・・つまりだらしない格好をしていたとき比べ、私という人間の輪郭がもっとはっきりし、とんがってくる。（気合いが入った状態というのはこういうのかな・・）
こういう心理状態は馴染みがないのでやはり続けるのは難しい。ぐちゃぐちゃ、くよくよ考えている方が居心地がいいのです。
この辺が私が乗馬に向いていない原因なんだろうな、と思います。
馬も、とぼとぼ歩く馬が私にはしっくり来るのかも知れない。はりきって、ぐいぐい行きたがる馬はどうも苦手。これではいつまでたっても上達は望めないだろうとつくづく思うのです。
2011-03-01 21:10
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コメント(6)
うちは自転車のれるようになるのにとても苦労したみたいです。うちの親はねれません。
おうまさんのれる人ほんとすごいです。
by ayu15 (2011-03-02 09:25)
馬にパッカパッカ乗っている人はほんとうにすごいなと思います。そう言えば、私も子供の頃自転車乗れるようになるには時間がかかりました！今でも道路を走るのは怖いですよ。
by sachat06 (2011-03-02 19:53)
もうtamaraさんは乗馬に関して私よりかなり前を行っているんだろうと思うのですが．．．
馬の動きで尾てい骨が突き上げられる，その力が背骨を伝って，そのまま頭頂にまで伝わるように，と教わったことを思い出しました．腹や胸を突き出すのでなく，胃の後側あたりの背骨を意識して反らすように，とも．
私は普段，姿勢が悪く，社交ダンスの先生には，「頭頂が真上から引っ張られているマリオネットになったつもりで」などと注意されていました．
いろいろ意識してつい力が入ってしまって，はた目には滑稽に見えたことでしょう．
by Ladybird (2011-03-02 21:44)
雪上の動画以来で、久しぶりに舞い降りました！
自転車の話題がありましたので、私の実践をご紹介します。
私はバランス感覚が衰えないように、なるべく裏道を択んでノーハンドルで乗っています。
（道交法違反なので絶対にお勧めしません、エヤーホーン着用も最近取り締まっているようですし）
自転車もリズムとバランスが大切ではないでしょうか、車の両輪の関係かな？
ペダルを踏むリズム（サイクリング・ヤッホー）と、踏み込んだときの力のバランスが合わなければ直進しませんね。
でも、バランスは筋力が伴うので世迷言では改善しないから、ひたすら努力しています。
by ガンジー (2011-03-03 09:50)
ガンジーさん、アドヴァイスありがとうございます。
バランス感覚というのは生まれつきで、変えられないものという気がしていましたが、ある程度は自分の努力で改善できるのですね。言い訳してあきらめてばかりでは我ながら情けないです。
筋力も必要・・となると、相当がんばらねば！
by sachat06 (2011-03-03 22:35)
Ladybirdさん、乗馬でも「頭頂を真上から引っ張られるように」とよく言われます。ダンスも乗馬もきれいな姿勢、背筋が基本なのでしょうが、これがむずかしいですね。。。
by sachat06 (2011-03-09 13:14)