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冬の楽しみ [信州]

IMGP2848.jpg12月29日

今日の飯綱は晴れ。
予報では曇りか雨で、これからの数日間は曇り時々雪、が続くというので少しがっかりしていたけれど、気持ちよく晴れました。午後、長野市街に降りたら下界は曇っていて、山の上だけうまい具合に晴れてくれたようです。

冬は何といっても雪との格闘が大変。
今年は、例年より二週間も早い12月9日頃から大雪に見舞われてしまい、除雪車も急な雪には間に合わなかったようで、家の前の道路はとても人が歩けるような状態ではなく、あたふたと雪かきにおわれました。

12月末からは本格的な雪シーズンです。
雪は生活するうえで非常にやっかいで、大きな負担になるけれど、その代わり雪の風景を楽しめます。
夕方から朝にかけて毎日のようにひらひらと雪が舞い落ちるので、いつも新しい銀世界。
雪が降りしきるモノトーンの風景はしんとして美しく、また晴れた日には、白く輝く山野原とコントラストをなす真っ青な空に気分が昂揚します。

それから夜の星空・・・
星空を楽しむのは何といっても冬です。空気が冷たく澄みきって、肉眼で見える星が多く、上空の空気の流れが強いためどの星もぎらぎらとまたたいて大きく見えます。

12月14日の23時頃、<ふたご座流星群が見える日>だと思い出し、厳重にコート、マフラーで身を覆い外に出てみました。
急な雪で毎日足元ばかり見ていたし、夕方から朝にかけていつも雪が降り続いていたので、星空のことをすっかり忘れていました。
外に出て空を見上げたら、14日は雪がやみ、きれいな星空でした。
樹の間からぎらぎらとこぼれるように光っている星たちは、なぜか、生命を持ったもののような感じがあります。

すぐに目につくのはすばる。小さな星の固まりが、ぎらぎら輝く星の中では、かえって目を惹きます。
そのすぐ斜め下に(南に)アルデバランが、とても大きく見える。
ぎょしゃ座、オリオンやカシオペアなど一通り眺め、流星群はどこらへんに見えるのだろうと、目を凝らしていると、真上ではなく目の端の方に、かすかな光の流れを感じました。
西の方に向き直って見ていたら、大きな流れ星。。

まるですーっと花火が落ちていくような流れ星。「ハウルの城」で流れ星がピューン、ピューンと地面に落ちてくるシーンがあるけれど、それと同じでした。
落ちる間隔は2,3分くらい。
30分くらい眺めていると、さすがに身体が冷え(マイナス3度くらいでした)、首も痛くなり、観測終了。15個くらいの流れ星を見られて満足しました。

さらに、冬の楽しみの一つであるのが、野鳥が身近になること。
野鳥の姿は、葉が生い茂っている頃より、葉を落とした冬が一番良くみえます。
餌台にヒマワリを置いて置けば、朝昼夕とカラ類がひっきりなしにやってきます。
寒い中、窓からヒマワリをのせた手を出していると、手のひらにちょんと停まり、さ〜っとヒマワリをくわえていきます。

手の上にすぐに来るのはコガラ、続いて、ゴジュウカラ、ヤマガラ。シジュウカラはかなり慎重のようです。コガラはカラ類の中では一番小さく、家に来るコガラは特に小さいみたいで、とても軽く、手のひらに感じる軽さで、あ、いつものコガラ君だな、とわかります。
ただヒマワリをついばむだけでなく、私の指を両足でギュッとはさむのでどうしたのかと思って見たら、指の上でヒマワリを割っているのでした。(カラ類はヒマワリを両足でしっかり餅くちばしで殻を割って中身を食べます。これをベランダでやられると、朝からコンコンコン、とかなりの音で目が覚めます。)

鳥たちは餌を取り囲んで一緒に食べるということはなく、一羽が飛び去るのを待って次のがサッと来る、それが飛び去ると樹の枝からサ〜ッと次のが舞い降りるという感じです。
小さいながらも縄張りやら優劣やらいろいろ気を遣っているようで・・・

小鳥の近くにいると羽ばたきが巻き起こす風はかなりのものです。

IMG_0009.jpg 手前がシジュウカラ、後ろがコガラ

コガラ君は他の鳥がいてもすぐには逃げず「ここに居ていいのかな・・?いいんだよね・・」とおっとりしている風で、とても可愛いのです。

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