ドボルザーク交響曲9番/『新世界』 [音楽]
イヴァンフィッシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団のドボルザーク交響曲9番
「新世界」から私のオーケストラ・コンサートの遍歴が始まったと言えます。
2002年7月14日、横浜でした。 満足度☆☆☆☆☆ つまり完璧。
それまでは、室内楽かフルートやピアノのソロ演奏のコンサートばかりでした。
オーケストラはとても自分には重すぎる気がしていたので。
ブダペスト祝祭管弦楽団の「新世界」を聞いたとき、文字どうり、新しい音楽の
世界が広がりました。「新世界」は中学生の頃から誰でも知っているおなじみの
曲で、CDですら聴こうとは思わなかった・・・
でも、このときのイヴァンフィッシャー指揮の「新世界」はすごかった!
瑞々しくぐいぐい引き込まれるような力があり、今まで交響曲を聴いてこなかっ
たことが悔やまれました。時間をむだにしてしまった、と思いました。
「新世界」の構成はあらゆる楽章、フレーズがメロディックなのには今さらなが
ら驚かされます。あまりに有名すぎることがかえって聞かない理由にもなるので
すね。この時は本当はエマニュエル・パユが目当てでしたが、それはもちろん素
晴らしかった。(パユはめったに期待を裏切りません。)
この時はモーツアルトのアンダンテ、ライネッケのコンチェルト。
それにしてもブダペスト祝祭管弦楽団はすごいオーケストラでした。
今日がまた新しい日々の始まりになるよう、「新世界」を聴きました。
2007-04-09 00:16
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コメント(4)
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このころブダペスト祝祭は2年契約制でとにかくすごい音だった。CDもすごい。生活かかっているとこんな音になるのか。でも生活の心配しなくていいほうが豊かな音楽が出来るような気もするのだが。プロの厳しい世界。教員もこうでなくっちゃ!とか考える人がいてもおかしくないな。このとき首席フルートはシルヴィア・カレッドゥちゃんで、いろいろパユとあったらしいが詳しくは書かない。
by herosia (2007-04-10 22:06)
イヴァン・フィッシャーさん、かっこよかったですね!
シルヴィアさんは確か2004年の小布施音楽祭にも来日してました。あの時の2日目の野外コンサートはベートーベン5番でした。今度それについてかきますね。この時のホールでの演奏は何だったか記録してないんだけど。
by ゆき (2007-04-10 22:20)
金ちゃんバンドをバックにニールセンのコンチェルトを軽々と吹いていたよね。今年の金ちゃんは誰を連れてくるのかな。
by herosia (2007-04-10 23:52)
金ちゃんは失礼でしょ。(芸大の人は親しみ込めてそう呼んでいるようですが。)金先生は小布施ではいつもいつもケガをしていらっしゃいますが、元気で今年もがんばってほしいものだと願っています。
by ゆき (2007-04-11 21:35)