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菜の花畑 [diary]


ゴッホは陽の光と花にあふれると伝え聞いた日本にあんなにもあこが
れ、少しでも日本の近くへと、フランスを南下して、南フランスのア
ルルに住んだのです。生涯、孤独だったゴッホが信州のこの菜の花畑
を見たら、大喜びしただろうな。
「うさぎおいしかの山、こぶなつりしかの川(故郷)」や「はるがき
た」「春の小川はさらさら行くよ」などの作詞者の高野辰之のふるさ
とがここ。 謂わば日本人の原風景。
日本一の豪雪地帯のすぐ近くなので、山里は雪が多く関東よりは少し
春が遅くやってくる。雪解けと春を待ちこがれる気持ちは今も昔
も変わりません。
千曲川が市外を流れ、北東は高社山、その奥に志賀高原、西は五山
(斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山)に囲まれていて季節
の移り変わりと共に山の色が様々に変化します。
高い山に囲まれ、近くには里山や畑、そこを流れる小川や岸辺の花。
桜より少しおくれて桃や菜の花が咲きます。大雪が降った去年は菜の
花が3分咲だったけど今年は菜の花も桃の花も満開でした。
写生をしている人がたくさんいました。


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mai

農村育ちなので、こういう風景を見ると胸がキュンとします。まさに原風景です。家のすぐ裏の小川にはメダカもオタマジャクシもいっぱいいました。その実家周辺はいまも市街化調整区域で田んぼは多いのですが、川はコンクリートで護岸されて生き物はほとんどいなくなってしまいました。残念です。子どもにはこういう風景を少しでも体験させたくて、自然体験をメインとするクラブに通わせています。滋賀にはちょっと車で走るといなかっぽいところがまだ残っています☆それにしても、素敵な写真をありがとうございました。
by mai (2007-05-04 20:20) 

ゆき

日本の田や畑は本当にきれいですね。日本だけでなくアジアの田畑はとてもきれいなものです。そこで人間が日々額に汗して働いていると思うから、感動します。田畑の回りには里山があって、わらびやこごみ、たけのこなどおいしい山菜がたくさん採れて・・・彼方には簡単には人を寄せ付けないような高い山が春になっても真っ白な雪をいだきそびえている。そういう風景が今までそうであったように、これからも変わらず残ってほしいと思っています。
by ゆき (2007-05-04 21:33) 

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