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2007年度のコンサートを考える [音楽]

コンセルトヘボー
大晦日になると一応、今年度のコンサートの中で最も印象深かったものを考えます。毎回のコンサートを簡単にノートにメモしているのですが、そうでもしないとどんどん忘れてしまい、なんだかもったいない。
ところで、今年度はどうだったのか。ものすごく心に残るコンサートは1年に1回あるかないかだと思いますが、今年もなんだか記憶が薄れている・・。
ノートを見れば、三月にミヒャエル・ボーダー指揮東フィルでマーラー5番、四月にはなんとダニエル・ハーディング指揮ロンドン交響楽団のマーラー5番をサントリーホールで聞いている。すっかり忘れていました。三月、四月なんて遠い昔のこと・・です。
六月に再び東フィルでエッティンガー指揮マーラー4番。七月が小泉浩・篠崎史子リサイタルとチョン・ミュンフン指揮東フィルでベートーヴェンの4番5番。
八月にはロイヤル・アルバート・ホールでアバド指揮のルツェルン祝祭管弦楽団でマーラー3番と、ベルナルト・ハイティング指揮コンセルトヘボーのブルックナー8番を聴いている。これらがみなはるか昔に思えてしまうのが悲しい。
秋は現代曲を中心に、マリア・ジョアン・ピリスや天満敦子も聴きそれぞれ聴き応えがありましたがとても書ききれません。
一年間を振り返るというのが無理な話で、前半、後半にでも分けないととても覚えていられません。こうめまぐるしく世の中が動いていると、音楽に没頭するのもむずかしくなってきました。(実を言えばだんだんニュースを見たり聞いたりするのが嫌になってきています。)

今日は大晦日のベートーヴェン全曲コンサートは行きませんでした。これまで岩城宏之氏の指揮で2回、ベートーヴェン全曲を楽しみました。岩城さんが亡くなられて、3回目(昨年)は9人の指揮者によるベートーヴェンを岩城さんを偲びながら聴きました。カウントダウンなどというものは一切なく、午後の3時半から元旦の午前1時半ひたすら偉大なベートーヴェンの音楽に浸れるコンサートでした。おかげで正月3が日は耳の中でベートーヴェンが鳴り響き、大変いい気分で過ごせました。
今年は教育テレビのコンサートを聴きながら静かな年越し。まあ、年越しなんて、新年の誓いをたてたこともない私には別に意味があるわけではありません。それでも来年はどんな音楽が聴けるかな、と思ったりはしています。


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