SSブログ

1年のはじまり・・ [diary]

ウィーン楽友協会
(今年も良い音楽が聴けるようこの写真をあげました。)
初詣というものを私はしない。両親に付き合って行った事はあるけど、願い事というのができない。願うって何を? 自分の家族を思い浮かべてみる。家族のそのまた家族のことも考えてみる。そして自分の家族だけの願い事なんて虫がいい感じがしてくる。かといって、人類の平和を、とか自然保護を祈る、なんて、何者でもないわたしが願ったら何だか変だ。というように、願い事がうまくできないので初詣はしないようにしている。

今日は絨毯を洗うという大仕事で始まった。2畳ほどの大きさだからと気楽に考えていたら、ジュータンは厚く簡単に降り曲がるようなものではなかった。無理矢理に狭い風呂場でごしごし洗って、さてどうしよう。水で重くなったジュータンは持ち上がらない。仕方なく、床がぬれるのもかまわずにベランダまでなんとか引きずっていった。そして最難関。ベランダの手すりの1.3mまでジュータンが持ち上がらない。端っこだけかかれば、そのまま斜めに干すことができるのだが、この1.3mまで持ち上げることができない。100kg位でもあるのかしらと思いつつ、火事場のナントカと言うではないか、と渾身の力を出して持ち上げた。きっと明日はどこか痛くなっているでしょう。

昔から掃除は年内に済ませる、年明けにやると「福」が逃げる、とか言われているが私はそんなことかまったことがない。やりたい時にやる。めったにやりたい気分になどならないのだからやりたくなった時を逃していられない。元旦みたいに人々が正月を楽しんでいるときにかぎって掃除したくなる。午後はフルートの練習(吹き初め)をして、夕方暗い道をジョギングまでした。(誰もいなくてすごく快適でした。)なんだか我ながらがんばっている。

夜になってテレビでニューイヤー・コンサートを見た。今年の顔はジョルジュ・プレートル氏。もう80才を超えているそうだ。毎年なんとなく見ているけど、どうしてシュトラウスの音楽ってみんな同じで、極楽とんぼの感じがするのだろう。ニューイヤー・コンサートと言うと世界でも大きなイヴェントという感じで、テレビでももったいつけて放映しているけど、私は本当はあまりシュトラウスは好きではない。でも、シュトラウスこそウィーン気質というものではないだろうか。あの似たような軽いワルツやポルカを心から楽しめるのがきっとオーストリア人なのだ。ウィーンでは、馬のショーでもワルツやっていたもの。
ニューイヤー・コンサートのときばかりはウィーンが世界に君臨しているなあ、と思う。

馬車が似合うウィーンの街
楽友協会の床
テレビでは華やかに見えるけど本当は古い、すり減った床のホールです。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。