SSブログ

乗馬を始めた! [乗馬]

IMGP4427.jpgガリバー

「牧場に住んで馬を飼う」というのが子供の頃の夢だった。夢とは、はるかにかけ離れた生活になってしまったけど、やっと「馬」に近づくことに・・。こんなに時間が経ったのは「牧場で馬を飼う」という夢と、「乗馬スクールに通う」ということは、全く無関係に思えたから。
私のイメージでは、まず馬がありき、そして乗馬を覚える、という筋書きで、乗馬をスクールで習うなど、念頭になかった。だけど、このままでは馬に乗らずに終わってしまうと思い、友人に誘われたのをきっかけに乗馬を始めました。
乗馬というのはお金がかかるものです。とてもじゃないけどお金持ちでないと・・と、思ったけど、いいや、と思って決めてしまいました。

ビギナーレッスンの初日に乗ったのが写真のガリバーとプリンパフェという馬。(体験乗馬はジャスティスでした。)次がマリノブルー、ビジョン、またガリバー、そして、デルフィ、リングザベル、バリテック、マイネルロックとこれまでのレッスンは計9回(9鞍)。
ビギナー用一回目二回目の馬はあまり動かない馬なので、ただ歩かせるだけならいいけど、走らせるのがまず大変です。「馬のお腹を蹴って」と言われても、馬にまたがって蹴るという動作は今までしたことがないので、全然力が入らない。翌日はひどい筋肉痛になっていました。
馬を走らせながら、馬の背で「立つ、座る」をいちに、いちに、とかけ声に合わせてする練習があります。これがむずかしい。ビギナーには手綱の他にサドルにバーのような金具が付いていて、私は立ち上がるときには、バーを持った手にヨイショと力を入れないと、身体がもちあがらない。
でもいつまでもバーに頼っているわけにもいかないので、何とかバーを使わないで立てるようにと、家で膝の屈伸運動をすることにしました。なんせ、運動が大嫌いの私は、筋肉というものが全くない状態。他の人には信じられないでしょうが、体力というものが全くない。
苦心さんたん、それでも少しずつできるようになり、7回目ではバーがなく革紐だけがついている馬になり、9回目は革紐もなくなって、手綱のみで馬を走らせながら、立ったり座ったりできるようになりました。
反応の良い馬というのは、ほとんど足を使わずにちょっと締めるだけで動くし、後は手綱でスピードをゆるめたり、早くしたり・・「手綱さばき」というのは、こういう事だったかと得心。

良く考えれば、今まで馬に乗ったことがない私が、手綱だけで、馬を走らせている・・不思議な感動でした。初めて自転車に乗れたときみたいな・・。
それと、馬は大きくて美しく、実にかわいいのです。大型動物というのは犬や猫、小鳥とはちがった可愛さがあります。蹄の手入れや、鞍を自分で付けるのも楽しい経験。あの重量感が、この薄っぺらな現代では、なんだかとてもいい。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。