若葉の季節 [diary]
桜が終わって寂しくなるかと思ったら、そうではありませんでした。
桜の花が散るのを待っていたかのように、木々がいっせいに若芽を出し始め、そのやわらかな黄緑色には心がなごみます。その黄緑色に遅咲きのしだれ桜などの薄桃色が良く映え、地面の花々も一斉に咲きこぼれ、「ああ、いい季節だな・・」としみじみ感じます。
自然界の美の前には頭の働きも鈍り、読書にも身は入らず、ただぼーっと時を過ごしてしまうのも、春ならではのことでしょう。
こんな風に自然の素晴らしさに陶然とできるのも、時間の余裕があるからで、仕事に追われていたらその味わいも半分ぐらいに減るのかもしれません。
青空のもとで見る風景はもちろんすばらしいけど、雨の日や曇りの日でも、若芽の薄緑色と桜の白色、薄桃色は、非常な美しさです。
安行は「植木の里」で世界でも有名な所だったのが、どんどん宅地や駐車場が広がり、今では見るかげもない、と日頃感じているのですが、さすがにこの季節は、道路沿いであっても、やはり安行の植物の素晴らしさを実感しました。
(安行植物園付近で)
2008-04-13 20:59
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