乗馬日記〜初心者クラス・準備と手入れ〜 [乗馬]
ガリバー
乗馬スクールはビギナーを修了して今は初心者クラスになった。ビギナー修了テストというのもちゃんとあって、かなり緊張した。この初心者クラスで鍛えられた後、やっと初級クラスに進むことになる。
初心者クラスは、ビギナークラスとちがって、馬の手入れや、馬装(鞍や頭絡をつけること)も自分でやることを要求される。
レッスンの30分前に集合。自分一人で馬舎に行って、馬にひき綱をつけ、洗い場に連れ出す。馬を繋いでから、鞍や頭絡を運ぶ。馬にブラシをかけ蹄の手入れをし、鞍と水碌をつける。あぶみの長さを自分に合わせて準備終了、馬場に連れ出す。レッスン後、鞍をはずし手入れをして、馬舎に馬を連れて帰り、鞍や頭絡を片付けて、ミーティング(反省会)をする。かなり忙しい。
手入れは、本来動物がこわくない質なのでわりと得意なのだが、大変なのは「馬装」だ。まず鞍一式はかなり重く、厩舎から運ぶだけでもよろよろしてしまう。こんな重いものを、馬の背から降ろしたり付けたりってできるものだろうか、と最初は思った。これは慣れてくるうちに、不思議なことに重くなくなってきた。
鞍より大変なのが「頭絡」を付けること。「頭絡」には「無口」と「水勒」の2種類あって、これをつけたりはずしたり・・それはまるでパズルのようなのだ。馬の首からはずした「頭絡」というのは皮紐がぐちゃぐちゃで、どこに馬の鼻を通すのか、いつも???になってしまう。
何しろ相手は大きな馬だ。もたもたしていると、馬はウンザリして非協力的になり、頭を高く上げて付けさせてくれなくなってしまう。こうなるとますますあわて、うまくいかなくなる。毎回ちがう馬を相手なので、レッスン始めは、馬は人を警戒している。馬が怒って噛んだり、蹴ったりしないよう、よく注意してやらなければならない。ポケットにしのばせたニンジンやりんごを一かけら食べさせ、警戒心をなくしてもらうようにしている。それでも、作業がもたついていると、馬は嫌がる。
馬に乗った後にあぶみの長さを調節し、腹帯を締め直すのだが、馬の背中でやるのだから緊張する。馬が嫌がって暴れそうになるときは、馬の耳が後ろに伏せられる。この馬の耳の動きに注意しながら作業する。これも何とかできるようになった。腹帯は私がおもいきり締めたつもりでも、インストラクターがさらに締めること多い。私はこれ以上締め付けたらかわいそうかな、なんて考えてしまうのだが、この腹帯というもの、とにかくギューギューと締められるだけ締めるのだ。
レッスン後に鞍や頭絡をはずすのは、つけるよりずっと易しい。馬は「仕事終わった〜。ヤレヤレ。」という感じになっているから、腹帯をはずすためにベルトを引っ張っても文句は言わない。
馬は自分の部屋を覚えていて、人がうっかり場所を忘れてちがう方向に行くと立ち止まったりするので、間違いに気が付くこともある。なにしろ部屋に戻ればおいしい食事が待っているから、馬もさっさと帰りたいのである。
乗馬スクールはビギナーを修了して今は初心者クラスになった。ビギナー修了テストというのもちゃんとあって、かなり緊張した。この初心者クラスで鍛えられた後、やっと初級クラスに進むことになる。
初心者クラスは、ビギナークラスとちがって、馬の手入れや、馬装(鞍や頭絡をつけること)も自分でやることを要求される。
レッスンの30分前に集合。自分一人で馬舎に行って、馬にひき綱をつけ、洗い場に連れ出す。馬を繋いでから、鞍や頭絡を運ぶ。馬にブラシをかけ蹄の手入れをし、鞍と水碌をつける。あぶみの長さを自分に合わせて準備終了、馬場に連れ出す。レッスン後、鞍をはずし手入れをして、馬舎に馬を連れて帰り、鞍や頭絡を片付けて、ミーティング(反省会)をする。かなり忙しい。
手入れは、本来動物がこわくない質なのでわりと得意なのだが、大変なのは「馬装」だ。まず鞍一式はかなり重く、厩舎から運ぶだけでもよろよろしてしまう。こんな重いものを、馬の背から降ろしたり付けたりってできるものだろうか、と最初は思った。これは慣れてくるうちに、不思議なことに重くなくなってきた。
鞍より大変なのが「頭絡」を付けること。「頭絡」には「無口」と「水勒」の2種類あって、これをつけたりはずしたり・・それはまるでパズルのようなのだ。馬の首からはずした「頭絡」というのは皮紐がぐちゃぐちゃで、どこに馬の鼻を通すのか、いつも???になってしまう。
何しろ相手は大きな馬だ。もたもたしていると、馬はウンザリして非協力的になり、頭を高く上げて付けさせてくれなくなってしまう。こうなるとますますあわて、うまくいかなくなる。毎回ちがう馬を相手なので、レッスン始めは、馬は人を警戒している。馬が怒って噛んだり、蹴ったりしないよう、よく注意してやらなければならない。ポケットにしのばせたニンジンやりんごを一かけら食べさせ、警戒心をなくしてもらうようにしている。それでも、作業がもたついていると、馬は嫌がる。
馬に乗った後にあぶみの長さを調節し、腹帯を締め直すのだが、馬の背中でやるのだから緊張する。馬が嫌がって暴れそうになるときは、馬の耳が後ろに伏せられる。この馬の耳の動きに注意しながら作業する。これも何とかできるようになった。腹帯は私がおもいきり締めたつもりでも、インストラクターがさらに締めること多い。私はこれ以上締め付けたらかわいそうかな、なんて考えてしまうのだが、この腹帯というもの、とにかくギューギューと締められるだけ締めるのだ。
レッスン後に鞍や頭絡をはずすのは、つけるよりずっと易しい。馬は「仕事終わった〜。ヤレヤレ。」という感じになっているから、腹帯をはずすためにベルトを引っ張っても文句は言わない。
馬は自分の部屋を覚えていて、人がうっかり場所を忘れてちがう方向に行くと立ち止まったりするので、間違いに気が付くこともある。なにしろ部屋に戻ればおいしい食事が待っているから、馬もさっさと帰りたいのである。
2008-05-03 11:16
nice!(0)
コメント(3)
こんにちは!
馬は、生き物なのだなあと、改めて実感します。
そしてやっぱり、可愛いなあと思ってしまいました。
準備が遅いとイライラするなんて、人間みたいですよね。同じ生き物なんですね。
馬は至近距離であまり見たことがなくて、ロンドンではしょっちゅう歩いているのに、いまだにちょっと近寄りがたい存在です。
それだけに、憧れてしまいます。
by ふくふきママ (2008-05-10 07:02)
ふくふきママさん、こんにちは。
馬って本当に可愛いですよ〜。どんどんのめり込んでいっています・・。
乗馬から帰るとうちの猫たち、フンフン私の臭いを嗅いでいましたが、最近は慣れたようです。
ところで、やはりヤフーにはうまくコメントが入らないのです??
by sachat06 (2008-05-10 18:06)
なんと、再び謎の現象が起こっているのですね!すみません、何か対策がないか捜索してみます。。。
猫ちゃんたち、馬の匂いに慣れてきたんですね(^^)
by ふくふきママ (2008-05-13 07:36)