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乗馬の効用 [乗馬]

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(ミニチュアホースの小次郎くん、ゴールデンリトリバー位の大きさ)

乗馬をすると、心身ともに癒されるな〜と感じることが多い。
風邪が直ったあと、なかなか気力が元に戻らないようなとき、思い切って馬に乗ると、不思議なことに完全に回復してしまうことに気がついた。「馬に乗る」ことは神秘的な力に触れるようだ。

乗馬はお金がかかるというイメージがあるが、実際にはそれほどではない。
毎月の会費(これは大好きな馬たちの食費と考えるとお金も惜しくはない)の他に、一回ごとの騎乗料が保険を含めて1800円ほど。
お昼は持参のおにぎりだけですませたり、健康に良くないカロリーたっぷりのおやつは止めたし、余計なものは一切買わなくなった。好きなことのためにはこの位の節約をしないと・・。第一、乗馬そのものが「満足感」を食べているようなものなのだ。おまけに運動までやれてしまうので、こんなに良いもの他にはめったにない、というのが実感だ。

ただし、乗馬をやっていてなかなか思うようにいかず、それが大きなストレスになってしまうこともあるようだ。いつもクラブで会う人が最近すごく疲れているようで、皆に「休んだら?」と言われているが、休もうとはせず顔色も悪いのに通い続けている。
これは完全に「取り憑かれた状態」と言えるだろう。
私にもなんとなくそういう気持ちがわかる。馬が大好きなのに乗馬は思うようにいかず、常に頭の片隅に「どうすれば上手く乗れるようになるのか」という問題がこびりついて離れない。それはもう強迫観念みたいになっていて、ちょっと休んでみる、ということすらできなくなってしまう。好きだからこそ、その強迫観念はちょっとやそっとでは振り払えない。

乗馬を始めたとき、ある乗馬関係者の方に「馬は気をつけたほうがいいですよ。不思議な魅力を持っているから。」と言われたことを時々なるほどなあ、と思い出す。物事あまりに夢中になりすぎるとやはり生活のバランスは崩れてしまう。
一番いいのは他に夢中になれるものを見つけること。そうして少し覚めた目で馬のことを考えることも大事かと思っている。
知っている人に「生活がダイナミックになったね。」と言われたが、確かに運動というものを一切せず、半ば引きこもりの生活が一転したのは、我ながら驚きだ。まるでアルプスの少女のクララが立ち上がったようなもの・・と言われた。
雨が降っていても乗馬に出かけるというのは以前の私からは想像がつかない。
この行動力は確かに乗馬のおかげだ。重い物も持てるようになったし・・。
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