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初心者フルートレッスン(14)〜素人の浅知恵〜 [音楽]

昨日、今年になって4回目のレッスンを終えた。
「アンダーソン24の練習曲集」に入り、一曲目と二曲目は無事に一度で合格し、まあまあ好調なスタートだったが、三曲目で躓いてしまった。
音符を追っていくとかなり違和感を感じる曲で、練習していても胸のあたりがザワザワと不快で落ち着かない。
馴染みのないメロディで、ちっとも譜面が読めない。シャープとダブルシャープとナチュラル記号がひんぱんに出てきて譜面をうまく読むことができない。

前回の不合格はまあ当然、今回の不合格も仕方なかったかな・・。
先生の前で演奏すると緊張して自分が思っていることの6割くらいしかできない。まあ、それが実力ということだろう。
馴染みのないメロディにも少し慣れてきて、胸もザワザワしないようになって来たが、ミス無しに吹き通すことがなかなかできない。ミスしやすいところは集中的にさらっているが、そうすると今度はまったく問題のなかった所を間違えてしまう。これがひっきりなしに起こる。ミスなしで演奏できたのは10回ほど。
これで合格できるわけがない。

先生の前で曲を見てもらうのは10分。
一度目、つっかえてあたふたし、二度目、「もっとゆっくり吹いてごらん」と言われ、「ダメ。どんどん速くなってしまう。特に難しい箇所にくると速くなる。難しいところはよりていねいにやるのが普通だ。」と言われてしまった。
自分でも速くなってしまうのがわかるのだが、難しいところは一気に駆け抜けたくなる。馬だって川を渡るときには急いで走る。それと同じ・・。
難しいところを勢いでやっつけようとするのは、「素人の浅知恵」ということになるらしい。自信がないゆえですね・・。

来週はレッスンがないので再来週までこの曲とつき合うことになり、結局一ヶ月がかりの曲になってしまった。このペースだと一年でいくらも進みそうにないな〜。

<覚え書き>
2番で、フレーズの頭の音にpの記号が付いている箇所がいくつかある。一生懸命弱く吹いていたら、「フレーズの一番高い音をそんな風に吹いていてはダメ、しっかり音を出しなさい」と言われ、
p記号がついているんですが・・と尋ねると、
「pは弱くする、という意味ではない。『静かに』とか『平坦に』だ。その表し方の一つとして弱く吹く場合もある、ということだ。」とのこと。

「pを『弱く』fを『強く』と小学校で教えられたと思うが、それが日本の音楽教育の間違い」だそうです。

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