SSブログ

残暑お見舞い申し上げます [乗馬]

IMGP2189.jpg飯綱高原の馬たち

スペイン乗馬学校のリピツァナーではありませんが、みな優秀な馬たちです。騎乗者次第で、ワルツを踊るかもしれません。

ようやく9月になりましたが、今年は本当に暑さが厳しく(毎年こんな事言ってるような?)、長野市の天気予報を見ても、嘘でしょ・?というくらい毎日33度だの34度だのという数字が並んでいました。(30度という日すらなかった・・!)
さすがにこれほど長期間にわたって暑さが続くと、いくら涼しい飯綱高原でも疲れがたまります。

スノーフレークもこの間、とうとう熱射病にかかりました。
運動後、いつものように裏山の木陰で放牧すると、気持ちよさそうにごろごろ寝転がり草を食べていました。その後水をかけ丸洗いしてきれいにし、馬房に戻して3、40分経った頃、会員のSさんの「スノーどうしたの?びしょ濡れだけど水かけたの?」と言う声に、馬房に行ってみると、まるっきりびしょ濡れで白いスノーの毛並みが灰黒色に変わっている!

カンカン照りというのに、思わず(雨漏り?と)天井を見上げてしまいました。スノーの身体から汗が出ているとわかったときは本当にびっくり仰天!
K指導員に「脱水症状だな、水かけて身体冷やして」と言われ、じゃんじゃん水をかけました。間をおいて二回水をかけ、ざっと拭いて馬房に戻し、扇風機で身体を冷やしたのですが・・。

今度は前脚に震えが来ている。どうしてよいかわからないまま脚のマッサージをしていたら少しおさまってきた。すると今度は後ろ脚が震え出してきた。
当のスノーは脚が震えているのにお昼ごはんをモグモグ食べている。

ふと、この震えは、体温が異常に上がってしまったための悪寒ではないかと思い、扇風機を弱くし、まだ湿っている内股や脇を渇いたタオルでマッサージ・・・素人考えではあるけれど、スノーが嫌がっていないようなのでしばらくマッサージを続けました。
そうしているうちにやっと震えがおさまってきました。

2時間後、夕方はまったくいつものスノーフレークに戻っていて、広い馬場でのんびり放牧させてもらっていました。
汗をかいたり震えたりしながらも草を食べてる元気があったので、症状が軽かったのかもしれません。Sさんのおかげで早く気がついたのもよかった。

後で調べたら、馬が熱射病になったら水をかけて身体を冷やす、そして汗こきで水をよく切る、水を切らないと体温のせいで水分はお湯のようになり気化しにくくなり体温が下がらない、とありました。
確かに水をかけても表面の温度はすぐ高くなってしまい、まるお湯をかけたみたいでした。
とにかく元気になって一安心です。

9月になってようやく秋が近づいてきた感じがしていますが、平地では厳しい暑さはまだ続きそうです。夏の疲れがたまっているので気をつけないと。。。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。