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初心者フルートレッスン(19)〜楽器が鳴り出した〜 [音楽]

1月12日から今年のレッスンが始まった。
昨年の最後のレッスンが12月22日だったので20日間ぶり。

12月は15日、22日とアンダーソン14番を見てもらい、年度中にきりよく終わらせたかったのだけれど・・。
自分ではまあまあかなと思っていたのに、アンブシュア(唇の形作り)がダメだと、「根本的なこと」を注意され不合格! 結局、年を越してしまった。

次は20日も先だと思ったら、もう全くやる気をなくしほとんど練習をしなかった。
1月12日(今年の吹き初め)のレッスンで、なんとか合格したが、14番はちょうど一ヶ月かかったことになる!

「年末年始は忙しくてまったく練習しませんでした」と言い訳けし(本当は忙しくなんかなかった・・)、先生から「何にも練習しなかったのがかえって良かったのかな、音がよく出ている」と言われた。それって練習してもしなくても同じ、ということでは?
まあ、習い事には休止期間も効を奏すことがあると言われているのだけれど、たまたま調子が良かったとしか言いようがない・・。

私の楽器はヘインズの1948年製(製造番号19897)なのだが、あまり使用されていなかったらしく外見は新品同様にきれいで、吹き込んでいくにつれ音が少し変わり、響きも良くなってきた。
もともとの繊細な音に加え、豊かで力強い音も出るようになってきた。
楽器は使っているうちに鳴るようになったり音質が変化するのがまるで生きているみたで不思議。
先生曰く、「歌口の奥が黒ずんでいぶし銀のようになるのがいいんだ」
音質の変化は、「分子構造が変わるためと言われている」そうな。

上手な人に吹いてもらうと楽器が良くなる、とも言われる。

それとは違う話だけれど、良い楽器を吹いていると、安物の楽器でも良い音が出るようになる、ということもある。

さて、先日19日のレッスンはアンダーソン15番で、これはもう本当に嫌な曲で、譜がいつまでも読めず、胸がざかざかするばかりで、練習意欲がどうしても出なかった。すらすらできるようになったとしても何にも気持ちが良いところがない曲だと思った。
レッスンぎりぎりまでイライラしながら練習し、

結局「まったく歯がたちませんでした!」と言うしかなかった。
「どうして?何でもない曲じゃないか」と言われ、例によって、先生が吹き、それに合わせてドレミで歌わされた。(これが一番つらい、声がつぶれていて歌えないので・・)
その後、もう一回やらされ、なんだか、今までで一番スムーズに吹けた。

「どうしようかな?こういう曲(全部がスタッカート)は実際にはないし、面白くない曲をやっても意味無いから、これで終わりにしよう。次は16番やってきなさい」と言われた。

やれやれ、不快な15番から解放された!!
(うちの猫たちも、辛抱強くよくつき合ってくれました。)

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Bluebell

こんにちは!
練習、がんばってらっしゃいますね。
私も今日レッスンかと思うと練習がしたくて仕事に身が入りません。
アンダーソンはとても難しいですものね。
私はケーラーのロマンチックエチュードでヒーヒー言ってます。
ドレミで歌うのはちょっと躓く箇所には効果ありますね。
ヘインズの1948年製、なんて素敵なんでしょう!
古い笛には、とても心惹かれます。
タマラさんも頑張っているんですもの、私も頑張ります!

by Bluebell (2013-01-22 12:38) 

sachat06

こんにちは〜
練習って時間がないとできないし、ありすぎても気が緩んじゃうし、難しいですね!
ケーラーのロマンチックエチュードはやったことがありませんが、ケーラーはきれいな曲が多いですよね。
ヘインズの音色、とても気に入っています。楽器に見合うよう上手くなりたいです!
by sachat06 (2013-01-22 19:52) 

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