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木曽馬ユウキ [乗馬]

IMGP3472.JPG

木曽馬は日本の本州では唯一の在来種。
平均体高は雄で136cm、体重350kg-420kgだそうです。
脚は短いけど頑健。後肢がX状で、蹄は外向姿勢なので(今度よく見てみよう)、横への踏ん張りがきく。そのため斜面、狭い山道が得意。
平安時代から江戸時代にかけて武士の馬として使われていたそうで、「平家物語」に出てくる有名な名馬『池月(イケヅキ|』と『磨墨(スルスミ)』は木曽馬ということでしょうか。

さて、日本の由緒正しい木曽馬のユウキですが、これが私には乗るのが難しい!
速歩は柔らかい反動で乗りやすいけれど、駈歩は動きが速くなんとなく怖い。何が怖いって、地面が近いのが怖い。落馬したらたたきつけられるような気がしてしまう。
それと、猪突猛進的な性格(?)がどうも困ってしまう。
ユウキに乗ると、「自分は全然馬に乗れないんだな〜」ということがよくわかる。

このところ近くで工事をしているため、少し離れた下の障害馬場で乗ることが多かったけれど、坂道を降りるのが一苦労だった。1,2年前はすいすい降りていた坂道を嫌がって、ぐるぐる回ってしまう。一応は叱りつけてはみるけれど、車も通るし反対側は急な斜面だし、暴れたら困ると思い強い指示が出せない。仕方ないので降りて引っ張って下った。
次からは回り道をしてなだらかな坂を下りるようにした。

さて下の馬場は、茫洋としてだだっぴろい。
そこでユウキと二人(一人と一頭)だけで、走り始めても、なんか寄る辺ない。(障害とかポールでも置いてあったほうがまだいいような気がするけれど何もない。)
上の屋内馬場でウォーミングアップ中に工事の音でびくついた後なんかは、下の馬場に行っても、向こう側の道路を走るトラックの轟音にびくつき、そのうちやたらきょろきょろし始め、とても落ち着いて乗っていられない。ユウキが驚き、私がそれにびくっとして、どんどん相乗効果を強めてしまう。
何事もなく落ち着いて思うように走れるのは3回に一回もない。

こうやって「馬には乗れないな〜」とがっかりして上に戻ることになる。登りの坂道は馬も急ぐので、なるべくゆっくり、慎重に登って行く。
登りの馬の背中はかなり揺れる。
上までたどり着いて「やれやれ」とやっと一息。これがいつものパターン。

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ユウキとプリン

以前、馬房が隣り合わせだったので顔なじみ。もうすぐプリンは志賀高原に行くのでお別れの挨拶をさせた。しばらく鼻をつき合わせていた。(プリンの毛並みがもじゃもじゃなのは丸洗いしてまだ乾いていないためです)

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ユウキ、プリン、ポニョ

大きい順に並びました。

IMGP3484.JPGポニョ

ポニョはやっと洗い場につなげるようになったけれど、相変わらずのポニョッとした顔つき。いつまでも赤ちゃん顔です。志賀高原に行っても元気で!

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コメント 5

さわこ

 優輝はかわいいですけど、人を見ますね。
 ニンジンを持っていくと、それとなく察して、厩舎から、鼻をつきだしてきます。
by さわこ (2013-11-27 19:07) 

sachat06

ユウキはニンジンあげたり、手入れをしたりするときは、とても可愛いけれど、私が乗ると頑固でわがままな所が出てしまい、けっこう大変ですよ〜。
by sachat06 (2013-12-10 12:06) 

さわこ

 一つ不思議なんですが、ユウキは純粋な木曽馬なんですか?
どこかで、純血種ではないと聞いた気が…。
by さわこ (2013-12-11 17:38) 

sachat06

ウィキによれば、今は純血種ではなく「純系種」という言葉を使うそうですよ。『第三春山号』(1975年没)という馬が最後の純血木曽馬らしいです。
by sachat06 (2013-12-11 22:40) 

さわこ

 ありがとうございました。
by さわこ (2013-12-16 21:17) 

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