馬の背中に感謝 [乗馬]
トウカイ(右)とシルク(左)
下手な私を乗せて嫌がらずに走ってくれる馬たちにはいつも感謝です。
馬はどんなに世話になっても、可愛くても、気に入っても、一時のつきあいで(犬や猫との付き合いよりはるかに短いスパンで)通りすぎていってしまうので、そのときそのときを感謝しながら乗らないと・・。
トウカイ
ひさ〜しぶりに乗ったトウカイ君(東海大学に貸し出されていたのが名前の由来)。
クラブではマロンと並ぶ長老馬ですが、レッスンでは、ひたすら合図に正確に反応してくれ、そのあまりの真面目さに感激しました。
元気に長生きしてほしいです。
シルク
シルクは乗り手をとても気分良〜くさせてくれる名馬。
臨時滞在の馬ですが何回か乗せてもらえ、スノーを思い出しました。
スノーは真っ白だったけれど、シルクは洗うと黒光り。
今夏の関東での乗り納めは7月30日。
関東地方は前日の雨のせいで珍しく涼しく、馬場はぬかるんでいましたが、暑いよりはずっと快適でした。
馬はお馴染みマロン。
一鞍め、U指導員で3人の部班。この日は馬場に出すとすぐに駈歩したがる素振り。
抑えようとちょっとバタバタしていたら、U指導員が「そのまま駈歩しちゃいな。少し走れば馬も気がすむだろうから。」と言うので、そのまま3周くらい駈歩でゆったり馬場を回りました。
馬が走りたいときは何にもしなくてもただ乗っているだけでいいんだな、とわかってびっくり。その後、速歩にして20分間誘導などの練習、最後にまた10分くらい駈歩。
20分間の休憩のあと、マロンに再騎乗。今度はZ指導員でマンツーマン。
疲れるとマロンは馬場に出るのをしぶるのですが、このときもイヤイヤをしそうな感じ。
跨がったら思った通り後退。以前、動き出したところまでは良かったものの、洗い場に向かってしまって慌てたことがありました。さすが、だてに年は取っていない。
年を取った馬があまりにおとなしいとかわいそうになりますが、マロンは自己主張をしてくれます。(速歩で、やけに柵の方に寄ったな。と思ったら、近くの木の葉をパクリなんてこともありました。すごい早業。)
疲れているはずのマロンが、やはり2鞍目も駈歩モード。また駈歩してからのスタートでした。駈歩の方が楽なのかな・・?
この日のマロンは本当に良く走ったので、けっこう腰にひびきました。
U指導員が「いい馬だね〜!あんなに手綱引っ張られても駈歩を継続する。」としみじみマロンの顔を見て言っていました。私もそう思います。私を乗せて走ってくれる馬というのは許容範囲がよほど広いに違いありません。
こんなに走ってくれるマロンで、これまでなぜうまく駈歩ができなかったのか不思議です。
乗れるときと乗れないとき、走ってくれるときと走らないとき。
馬はわからないことだらけです。。
2013-08-04 19:06
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