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マクサンス・ラリュー フルートリサイタル [音楽]

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2013年11月26日(火) 津田ホールにて

マクサンス・ラリュー(フルート)/ 長尾洋史(ピアノ)

<program>

シューベルト;ソナチネニ長調
ゴーベール;ノクターンとアレグロ・スケルツァンド
フォーレ;ファンタジー
デュティーユ;ソナチネ

 ー 休憩 ー

モーツァルト;アンダンテ ハ長調
モーツァルト;ロンド ニ長調
ラヴェル;ハバネラ形式の小品
ドビュッシー;小舟にて
イベール;フルートソロのための小品
プーランク;ソナタ

(アンコール)

ビゼー;カルメン間奏曲
ドビュッシー:シリンクス
グルッグ:精霊の踊り


私にとって、今年のベストコンサートでした。
マクサンス・ラリュー氏(79歳)圧巻のコンサート。まさに希望の星!
一年間の療養生活を経てのコンサートだそうですが、6年前とまったく変わらず、堂々とした立派な身体が奏でる、繊細で妖精が舞っているような自然で美しい音。

津田ホールは満員御礼で、席が足りなくなり急遽ステージ上に椅子が並べられました。
年配の人もいましたが、若い人達が目立ちました。なぜかフルートのバッグをぶら下げている人が多く、熱気がこもっていました。
ラリュー氏健在、というだけでも感動でしたが、やはり音楽そのものに感動しました。
プログラムのすべてが素晴らしく(って、他に言いようもないので)、アンコール曲も涙が出るほど素晴らしく、おまけに、プログラム変更でモーツァルトのアンダンテも聴けて。

これまでの私のやっかいなフルート練習は、ラリューさんのすごさを知るためだったんだなーと、しみじみ思いました。
今回の来日では、大阪、名古屋、東京、と三回の演奏会、そしてCDの録音までされたということで、ラリュー氏のパワーには本当に感銘を受けました。
CDは4月に販売されるそうです。もちろん、予約してきました!

今年一年間の最後に、心温まるプレゼントをもらったような、そんなコンサートでした。




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