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2015年の始まり〜初乗り〜 [diary]

今年もよろしくお願いします。(もう一月下旬になってしまいましたが)
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羊毛、ウール・・羊にはいつもとても世話になっていますが、日本では羊をそうあちこちで見かける事はありません。
羊毛産業の国、アイルランドに行ったときは、郊外のそこらじゅうに羊を見かけました。なだらかな丘陵の柔らかな緑のカーペットの上で、ふっくらした毛のかたまりの羊がもくもくと草を食んでいる風景が延々と続いていて、その風景に囲まれていると、羊は人間のために毛を役立て、肉も役立て・・とつい申し訳ないような気分になりました。
羊にかぎらずすべての家畜がそうなのですが、穏やかで心和む風景の中では、不条理を感じる度合いが増すようです。


さて、信州の山でのお正月は、積雪はかなりのものでしたが、1月2日からは天気予報に反してよく晴れてラッキーでした。

善光寺に初詣に行き、「動物たちの幸せ」もお願いしてきました。
IMG_4888.JPG善光寺
IMG_4878.JPG鳩ががたくさん
昔は鳩の豆を売っていましたが、今はそういうことはしていないようです。それでも善光寺の鳩は大きくて手に乗せるとずしりと重いのにビックリ。
(実入りがいいのかな〜。)

さて、乗馬、今年の初乗りは、カントリーボーイ。
これまで長年にわたって世話になった馬なので、やはり新年のスタートはカントリーでないと。。
前にも書きましたが、乗馬は体力、筋力がないとダメだと思っていた所、
年末に注文した『知的に科学するMODERN乗馬 / 槇野加代子 著』に、

(難しくてなかなか読み進んでいないのですが・・、 )

「筋力が弱く、酔っぱらっているような状態では馬に乗れません。乗馬はスポーツなのです。姿勢をつくり、馬の動きに合わせながらバランスを維持するには、充分な筋力が必要です。」

わ〜っ、これワタシのことだ〜!と思いました。
思ったからと言ってどうにかなるものではないのですが・・。
不精者の私は、乗馬が唯一の運動で、その乗馬をするためにさらに運動するって、とても大変なことです(涙)
それでも、なぜいつまでたっても馬に乗れないのかはよくわかりました。

カントリーはとても素直に動いてくれるのですが、駈け足を一周半くらいすると止めてしまいます。こういう場合、すぐに馬を動かさないとダメ、と言われていますが、この日はカントリーが止まった時点で、私自身がハアハア息が上がっていて、ちょっと休むしかない状態であることに気がつきました。
騎乗者が疲れてしまっては当然バランスも崩れるわけで、馬にとってはそれはブレーキの合図になるわけです。

カントリーは私が疲れてバランス崩してきたのがわかって止まった、ということでしょう。
<何と親切なカントリー!>
馬の背でぐにゃっと私が休むとカントリーもブルルル・・と、一息ついていました。
さぼり癖をつけてはいけない、ということも承知していますが、一休みして態勢を直すとまたちゃんと走ってくれるのでした。
(上手な人が乗ればいくらでも走ってくれるカントリーです。)

今では使われなくなったことわざに
「ところてんの幽霊をこんにゃくの馬に乗せる」というのがあるそうですが、これ、多分どうしようもない、ことを言い表したものでしょう。この諺にはものすごく感心しました!
いくら名馬でも乗り手がトコロテンではね・・。


IMG_4895.JPG2015年1月6日カントリーボーイ
新年のいい写真が撮れました。

雪遊びもできたし、雪景色も楽しめたし、
いいお正月でした。
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帰り道、松代パーキングエリアから見える飯綱山
とてもきれいでした。



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