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馬は子どもが好き? [乗馬]

乗馬スクールCrane - 366.jpg小次郎と武蔵
(小次郎は毛を刈られてしまって目の所がちょっとパンダみたいです)

う〜んと年下の子と対等に話をする不思議さ。
春休みには乗馬クラブに来る人たちの顔ぶれも変わる。学校が休みなので小、中、高校生が多くなる。それですご〜く年下の若い人(つまり子どもです)と話をする機会が増えた。
小、中学生となんてふだんは話もしないし、たまに親戚の子なんかと話すときも子どもだと思ってまともに話したりしないのだが、乗馬クラブではそうはいかない。相手が小学生でも、乗馬でははるかに先輩ということもある。

フリーで実に美しく楽しげに騎乗していた女の子がいて、乗っている黒馬も輝くようにすばらしい。走り終わって洗い場にひきあげて来た馬を見たら、走っていたときのオーラは消え、普通の黒鹿毛だった。乗っていた少女はこの4月から高校生だという。騎乗歴8年、と言っていた。
「とても素敵でした!」と心から言うと、「えっ、そんな・・。ありがとうございます。」と答え方も大人びている。

また私の隣で、馬の背丈の半分ぐらいの女の子が手際よく馬の手入れをしている。「何のレッスンでしたか?」(言葉遣いもていねいな私)「障害です」(ふ〜ん、すごいなあ)
私がその馬にりんごを一切れやったら、「わたしもりんごがほしい。」とマジメに言ったりしたので、あ、やっぱり子どもなのか、と改めて思った。(そのりんごは昨日の残りものだったのであげられなかったが)
実際、乗馬の後はりんごがおいしい。りんごは馬にやるため、きれいに洗って切ったものを袋に入れて持って行く。運動の後、馬にやりながら、こちらものどが渇いているので半分食べたりしている。馬と順番に食べるりんごがとてもおいしい。

馬は小中学生の子どもが好きなようだ。馬の世話は大人でも大変で、怖がる人もけっこう多いのだが、馬は小さな子供にはおとなしく世話をさせている。
「今日は跳ねられました。」「どうしたんですか?」とごく自然に会話が始まる。
大体が私よりレベルが上なので参考になることも多い。
「小次郎がまた新しい芸を覚えました。」と、ある子が言ったので「どんな芸?」と半信半疑の私。
ミニチュアホースの小次郎は、その子が「コジロウ、お返事は?」と言うと、何と、目をくるっと回して「めぇぇぇ〜」と鳴いたのだった。
2,3度、やってみせてくれた。ところが私がいくら「コジロウ、お返事は?」と言ってもそっぽ向いている。精一杯かわいい声をだしてもだめだった。

その後は、クラブに行くたびに私も「コジロウ、お返事は?」と試しているがまだ鳴いてもらえない。見ていた知人があきれて「おばさんが呼んだってダメだよ」と冷たい言葉。あきらめませんよ、私。

乗馬スクールCrane - 031.jpg乗馬スクールCrane - 361.jpg
この子たちは乗馬クラブのアイドルです。
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